2022年11月21日(月)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

(1)11/18欧米マーケットの影響::FRB要人の相次ぐタカ派発言で上昇。140円台キープして引け。よって、土日にサプライズの材料出ない限り、11/21も上昇継続しやすいと推測。

(2)米国経済指標(⑥):注目度の高い指標なし。

(3)FRB要人発言(②)

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(17:00~25:30)

22:30 経済指標
米国シカゴ連銀景気指数10月度
インフレ圧力を測定するための月間指標で、平均値が0、標準偏差が1
前回0.10(改定0.17)、予想-0.03、結果-0.05(×)

23:17 報道
「OPECプラス、12月4日開催の閣僚級会合に向けて最大 500,000 B/D の増産を検討」(WSJ)

NYマーケット(23:30~30:00)

25:30 経済指標
米国2年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.460%、結果4.505%(×)

【考察】入札不調でドル円上昇。

26:01 要人発言
サウジアラビア当局者(Bloomberg
「OPECプラス、石油生産量の増加協議の報道を否定」

27:00 経済指標
米国5年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.192%、結果3.974%(×)

【考察】入札不調で米国5年債利回り上昇。しかし、初動はドル売り止まらずドル円下落継続後、上昇転換。

27:01 要人発言
米国デイリー・サンフランシスコ連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)(Bloomberg
「最近のインフレデータは好ましい傾向を示す」
「労働市場は非常に堅調」
「インフレは容認できないほど高い」
「政策金利は約5%で頭打ちになると予想」
「政策金利は4.75-5.25%の範囲が適切」
「利上げは必要だが、やり過ぎてはならない」
「インフレ動向次第ではターミナルレートが5%を超えることもあり得る」
「インフレピークや緩和の宣言は時期尚早」

【考察】タカ派発言。初動はドル売り止まらずドル円下落継続後、上昇転換。

29:15 要人発言(Reuters
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
「政策金利は制限的なスタンスに入りつつある」
「利上げ停止は考えられない」
「金融正常化の効果が現れ始めている」
「来年のリセッションは想定していない」
「12月FOMCで利上げ75bpsから減速の見込み」

【考察】タカ派発言。

東京マーケット:先週FRB要人のタカ派発言と中国コロナ感染拡大によるリスクオフドル買いでドル円上昇。

欧米マーケット:先週FRB要人のタカ派発言と中国コロナ感染拡大によるリスクオフドル買いの影響継続し、再びFRB要人のタカ派発言出たためかドル円上昇継続。

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. USD(基軸通貨):中国コロナ感染拡大によるリスクオフで買い。
  2. CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):中国コロナ感染拡大の原油需要減で売り。OPECプラス増産検討報道→原油先物価格下落で売り。ウジアラビアが同報道を否定で買い。
  3. CHF(リスクオフ通貨):
  4. GBP(リスクオン通貨):
  5. EUR(リスクオン通貨):独生産者物価指数の弱い数値で売り。ECB要人のタカ派発言で買い、ハト派発言で売り。
  6. NZD(資源国リスクオン通貨):株先物・株価指数下落のリスクオフで売り。
  7. AUD(資源国リスクオン通貨):中国コロナ死者→感染拡大による行動制限強化警戒→原油需要減少→中国経済と結び付きが強い豪国経済低迷懸念で売り。
  8. JPY(リスクオフ通貨):

米国債イールドカーブ

11/21(月)は11/18(金)に対してツイスト(短期金低下、長期金利上昇、長短金利差縮小)でドル買い優勢。しかし、ドルインデックス上昇の動きと不一致。

日足ドルインデックス:大陽線。下降トレンドライン上抜けて、まずは108.242まで上昇の可能性あり。

日足米国債2年利回り:陽線。下降トレンドラインかつ20MA上抜けており、ボリンジャーバンド+1σ付近4.617%まで上昇の可能性あり。

日足米国債10年利回り:陽線。下降トレンドラインかつボリンジャーバンド-1σ上抜けており、20MA付近3.924%まで上昇の可能性あり。

テクニカル分析

ドル円トレード

  • 月足:10月大陽線で引け。ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
  • 週足:11/14週、下ヒゲ陽線形成。サポート138.38かつ20MA到達したことで戻し上昇発生中。
  • 日足:11/18下ヒゲ陽線。下降トレンド。
  • 4H足:レンジ。
  • 1H足:レンジ。
  • 15M足:上昇トレンド。

【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス140.593上抜け→レジサポ→目標4H足レジスタンス140.929
(B)1H足チャネル下限付近まで下落→反発上昇、1H足20MA上、レジサポ→目標1H足レジスタンス140.593

②ショート
(C)1H足チャネルかつ1H足サポート139.707下抜け→レジサポ→目標1H足サポート139.298
(D)1H足チャネルかつ1H足サポート139.298下抜け→レジサポ→目標1H足サポート138.610

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー

トレード1
・140.593上抜け→レジサポ→(A)ロング→T/P到達→(A)ロング成立

ロング:140.728
T/P:140.930
獲得pips:+20.2
考察:チャネル抜けは大きく伸びる可能性があるためシナリオに加えるべきでした。

11月通算:8勝10敗、勝率44.4%、平均RR2.03
11月獲得pips:+212.1

(Trading View)

コメント

タイトルとURLをコピーしました