2023年2月7日(火)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)2/6の欧米マーケット影響:2/3米国雇用統計やISM非製造業景気指数の強い数値の影響継続でドル円上昇、米国ボスティック・アトランタ連銀総裁のタカ派発言でドル円上昇。

(2)米国経済指標(⑥):注目度の高い材料なし。

(3)米国要人発言(②):
バイデン大統領(一般教書演説)
パウエルFRB議長;2/1FOMC後の会見でデータ次第と発言し、2/3米国雇用統計・ISM非製造業景気指数で強いデータが出たことで、今回はタカ派発言の可能性高く、ドル円上昇期待あり。

(4)その他:日銀総裁、副総裁を巡る要人発言や報道(2/6はドル円下落)

2/7もドル円上昇優勢。
東京マーケットでは2/6同様に日銀人事を巡る発言が出る可能性あり。前日と同様ならサプライズなくドル円動き小の見込みだが、前日までと異なる発言や報道が出てくればサプライズで一時的にドル円動きそう。
欧米マーケットではパウエルFRB議長発言。タカ派発言でドル円上昇の可能性高いものの、事前の織り込みが強く進むようならSell the factにも注意したい。

モーニングサテライト、ドル円参考情報

本日のドル円予想レンジ:131.80~133.20
先週末の強い米雇用統計を受けて、FRBの利上げ停止観測が後退したことで米金利上昇、ドル買いの流れ。
本日は豪貿易収支・政策金利発表の他、米パウエル議長発言が注目となるが、ドル円相場は昨年10月からの下落トレンドを上抜けたこともあり、本日は底堅い展開を予想。

注目ポイント:オーストラリアの金融政策
オーストラリアは未だインフレが加速しており、2022年第四半期CPIは前年比+7.8%と予想を上回り1990年以来の高い伸び。
オーストラリア準備銀行は昨年4月から金融引き締めを急速に進めてきたが、10月からは景気への配慮もあって利上げペースを減速。本日の政策会合でも前回と同様に25ベーシス利上げ幅で、政策金利3.35%の見込み。
市場が織り込むターミナルレートは3.7%で当面は高い政策金利が続く可能性が高い。

昨年はドルが全面高となる中で、豪ドルの対ドル相場は10月に2020年以来の安値を付けたが、その後は米インフレピークアウトを受けてドル売りの流れを受けて、豪ドルも買い戻される展開。

商品相場の動向を示すCRB指数が高止まりしている様に、資源価格の底堅さが、資源国であるオーストラリアの貿易黒字に繋がり、豪ドル買いの背景になっている。
悪化していた中国との関係も、中国が停止していたオーストラリアからの石炭の輸入を徐々に再開しているようで、対中関係が改善に向かうようなら、中国景気回復の恩恵を受けやすくなるので、今後豪ドル相場を後押しする材料になる。

豪ドルはドルに対してだけでなく、円に対しても強含むと見られるので、豪ドル円の堅調な推移がドル円の下支え材料になってきそう。

ドル円は米景気後退懸念、日銀金融政策修正の思惑から、下落トレンドの中でレンジを切り下げる展開の想定だが、豪ドル円のようなクロス円の強さは、ドル円の下落スピードを緩やかにすると考えられる。

モーニングサテライト

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

9:58 要人発言
松野官房長官
「日銀人事は国会で決めるものと承知」

【考察】2/6同様、日銀人事報道への牽制が政策修正期待後退に繋がりドル円下落。

10:06 要人発言
鈴木財務相
「為替介入は投機による過度な変動に対応」
「雨宮氏へ日銀総裁打診したことはない」

【考察】2営業日連続でドル円急騰していたことから円安牽制と捉えられたためか、又は日銀人事報道への牽制影響のためかドル円下落。

欧州マーケット(17:00~25:30)

20:33 要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg
「1月の雇用統計では金融引き締めの影響が見られていない 」
「金利ピークは5.4%前後を予想」
「インフレが下降の証拠は見当たらない」
「サービス部門は依然として非常に堅調」

【考察】タカ派発言でドル円上昇も、パウエル議長発言前の手控えやポジション決済のためか影響薄。

22:30 経済指標
米国貿易収支12月度(Bloomberg
貿易収支はGDPの構成要素。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前回-615億ドル(改定-610)、予想-685億ドル、結果-674億ドル(○)

NYマーケット(23:30~30:00)

26:42 要人発言
米国パウエルFRB議長(Bloomberg
「追加利上げが必要」
「ディスインフレ・プロセスが始まった」
「十分に景気抑制的な金利水準にはまだ達していない」
「2023年は大幅なインフレ低下すると予想」

【考察】2/3米国雇用統計・ISM非製造業景気指数の強い数値を受けてタカ派発言が想定されていた中、「ディスインフレ」や「インフレ低下予想」のサプライズハト派発言でドル売りドル円暴落。

26:52 要人発言
米国パウエルFRB議長
「強い労働市場が続けばピーク金利は上昇する」
「インフ2%達成には長い道のり」

【考察】ハト派発言から一転してタカ派発言でドル円全戻しの暴騰。

27:00 経済指標
米国3年債入札(Upcoming Auctions
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.977%、結果4.073%(×)

【考察】入札不調で3年債利回り上昇→ドル買いドル円上昇後押し

29:00 経済指標
米国消費者信頼残高12月度
前回279.62億ドル(改定331.0)、予想245.00億ドル、結果115.65億ドル(×)

東京マーケット:松野官房長官や鈴木財務相の日銀人事報道否定でドル円下落。

欧米マーケット:パウエル議長発言前は手控えやポジション決済のためかドル円下落継続。パウエル議長のサプライズのハト派発言でドル円急落から、タカ派発言で全戻しの急騰で乱高下。

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. JPY(リスクオフ通貨):
  2. AUD(資源国リスクオン通貨):豪準備銀行(RBA)の政策金利引き上げやタカ派声明で買い。
  3. CHF(リスクオフ通貨):
  4. CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):マックレム・カナダ銀行総裁のハト派発言で売り。
  5. NZD(資源国リスクオン通貨):
  6. GBP(リスクオン通貨):
  7. USD(基軸通貨):パウエル議長発言のハト派発言で売り、タカ派発言で買い。
  8. EUR(リスクオン通貨):独鉱工業生産の弱い数値で売り。ナーゲル独連銀総裁とシュナーベルECB専務理事のタカ派発言で買い。

米国債イールドカーブ

2/7(火)は2/6(月)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇、逆イールド縮小)でドル買い材料。しかし、ドルインデックス日足陰線はイールドカーブと関係のないドル売りの影響あり。
ドル円日足陰線は円買いだけでなくドル売りの影響強い。

3月FOMCでの利上げ幅0.25%市場コンセンサスは90.8%(CME FedWatch Tool

テクニカル分析

ドル円トレード

  • 月足:2月陰線形成中。ボリンジャーバンド+1σ下抜け。
  • 週足:2/6週、陽線形成中。ボリンジャーバンド-1σ上抜け。20MAに向かい上昇継続の可能性あり。
  • 日足:2/6大陽線。ボリンジャーバンド+2σ付近まで急騰。
  • 4H足:上昇トレンド。
  • 1H足:上昇ウェッジ
  • 15M足:レンジ。

【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス132.840を1H足ダウで上抜け→目標日足レジスタンス133.374

②ショート
(B)1H足サポート132.283かつ20MAを1H足ダウで下抜け→目標4H足サポート131.732


【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
132.283下抜け→レジサポ→(B)ショート
ショート:132.133
T/P:131.732
獲得pips:+40.1
2月通算:3勝1敗、勝率75.0%、平均RR 2.21、獲得Pips +96.6

(Trading View)

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