ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
注目材料
1. 経済指標・要人発言
9/16は、東京マーケットはドル円上昇、欧米マーケットで全戻しの下落。米国ミシガン大学のインフレ指標の弱い数値を受けて9月FOMCでの100bps織り込み後退が決め手になった様子(CME FedWatch Tool)。
9/19は日本が祝日休場で、特に注目材料もないことから9/16の軟調なドル円を引き継ぎやすいと考えます。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:12 要人発言(Bloomberg)
米国バイデン大統領
「インフレはコントロール下にある」
「中国が台湾に侵攻した場合、米軍が防衛する」
【考察】「インフレ抑制進展→ドル売り」、「米中関係悪化→地政学リスクオフ円買い」でドル円下落。特に、台湾問題に踏み込んだ発言はサプライズ。
東京マーケット(9:00~15:00)、敬老の日で休場
欧州マーケット(16:00~25:00)、英国エリザベス女王の国葬でロンドン市場休場
NYマーケット(22:30~29:00)
23:00 経済指標(Bloomberg)
米国NAHB住宅市場指数9月度
基準50、前回49、予想47、結果46(✕)
【考察】普段は注目度の高い材料ではありませんが、インフレ指標として住宅関連指標の注目度が上がっていることや、本日は他に材料がないことで、「弱い数値→ドル売り・円買い→ドル円下落」が生じたと考えます。
9/19は日本とロンドンが休場でしたが、地政学リスクと米国NAHB住宅市場指数の弱い数値でドル円下落、リセッション懸念高進と後退で原油先物WTIが上下しドル円も連動しました。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- CAD(資源国リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
- EUR(リスクオン通貨):ECB当局者のタカ派発言で買い。
- USD(基軸通貨):
- CHF(リスクオフ通貨):
- JPY(リスクオフ通貨):
- NZD(資源国リスクオン通貨):
米国債イールドカーブ
9/19(月)は9/16(金)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇、長短金利差拡大)。2年と10年利回りの逆イールド継続。
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
- 週足:9/12週は上長ヒゲ陽線。ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
- 日足:9/16陰線。直近はレンジ。
- 4H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
- 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
- 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス143.684上抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー144.000
②ショート
(B)1H足サポート142.636下抜け→レジサポ→目標4H足サポート142.242
日足以下がレンジ相場のため4H足でトレンドが出るまで静観が適切かもしれません。
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー
トレード条件満たさず様子見で終了。
9月通算:5勝6敗1分、勝率45.5%、平均RR2.30
9月獲得pips:+75.5
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