2022年9月19日(月)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

注目材料

1. 経済指標・要人発言
9/16は、東京マーケットはドル円上昇、欧米マーケットで全戻しの下落。米国ミシガン大学のインフレ指標の弱い数値を受けて9月FOMCでの100bps織り込み後退が決め手になった様子(CME FedWatch Tool)。
9/19は日本が祝日休場で、特に注目材料もないことから9/16の軟調なドル円を引き継ぎやすいと考えます。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

8:12 要人発言(Bloomberg)
米国バイデン大統領
「インフレはコントロール下にある」
「中国が台湾に侵攻した場合、米軍が防衛する」

【考察】「インフレ抑制進展→ドル売り」、「米中関係悪化→地政学リスクオフ円買い」でドル円下落。特に、台湾問題に踏み込んだ発言はサプライズ。

東京マーケット(9:00~15:00)、敬老の日で休場

欧州マーケット(16:00~25:00)、英国エリザベス女王の国葬でロンドン市場休場

NYマーケット(22:30~29:00)

23:00 経済指標(Bloomberg)
米国NAHB住宅市場指数9月度
基準50、前回49、予想47、結果46(✕)

【考察】普段は注目度の高い材料ではありませんが、インフレ指標として住宅関連指標の注目度が上がっていることや、本日は他に材料がないことで、「弱い数値→ドル売り・円買い→ドル円下落」が生じたと考えます。

9/19は日本とロンドンが休場でしたが、地政学リスクと米国NAHB住宅市場指数の弱い数値でドル円下落、リセッション懸念高進と後退で原油先物WTIが上下しドル円も連動しました。

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. CAD(資源国リスクオン通貨):
  2. GBP(リスクオン通貨):
  3. AUD(資源国リスクオン通貨):
  4. EUR(リスクオン通貨):ECB当局者のタカ派発言で買い。
  5. USD(基軸通貨):
  6. CHF(リスクオフ通貨):
  7. JPY(リスクオフ通貨):
  8. NZD(資源国リスクオン通貨):

米国債イールドカーブ

9/19(月)は9/16(金)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇、長短金利差拡大)。2年と10年利回りの逆イールド継続。

テクニカル分析

ドル円トレード

  • 月足:ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
  • 週足:9/12週は上長ヒゲ陽線。ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
  • 日足:9/16陰線。直近はレンジ。
  • 4H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
  • 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
  • 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。

【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス143.684上抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー144.000

②ショート
(B)1H足サポート142.636下抜け→レジサポ→目標4H足サポート142.242

日足以下がレンジ相場のため4H足でトレンドが出るまで静観が適切かもしれません。

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー

トレード条件満たさず様子見で終了。

9月通算:5勝6敗1分、勝率45.5%、平均RR2.30
9月獲得pips:+75.5

(Trading View)

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