ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
(1)11/4欧米マーケットのドル円影響:米国雇用統計は総じて強い数値でしたが、上昇は初動のみで直ぐに急落。投機筋の仕掛けが入りSell the factのような動きになった様子。その後は、FRB当局者のハト派発言で下落継続。
よって、11/7スタートはドル円下落引き継ぎしやすいと考えます。
(2)米国経済指標(⑥):特になし。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(17:00~25:30)
NYマーケット(23:30~30:00)
29:00 経済指標
米国消費者信頼残高9月度
前回322.4億ドル、予想330.0億ドル、結果249.8億ドル(×)
東京マーケット:リスクオン円売り主導でドル円上昇。
欧州マーケット:リスクオンドル売りかつ円買い発生し、東京マーケットでのドル円上昇を全戻しの下落。その後、材料不足かつ11/8米国中間選挙を控えて取引減少のためレンジ推移。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- GBP(リスクオン通貨):
- EUR(リスクオン通貨):ECB当局者のタカ派発言で買い。
- CHF(リスクオフ通貨):
- NZD(資源国リスクオン通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
- JPY(リスクオフ通貨):
- USD(基軸通貨):11/4米国雇用統計とFRB当局者ハト派発言の影響引き継いで売り。
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):中国「ゼロコロナ」緩和期待後退→リスクオフで売り。
米国債イールドカーブ
11/7(月)は11/4(金)に対してベア(短期金上昇、長期金利上昇、長短金利差拡大)でドル買い優勢ですが、ドルインデックス下落しており動きがかみ合わず。
日足ドルインデックス:陰線。チャネル上限からボリンジャーバンド-1σ下抜けたため、チャネル下限付近109.618まで下落の可能性あり。
日足米国債2年利回り:陽線。上昇チャネル上抜けかトレンドライン下抜けまで方向性なし。
日足米国債10年利回り:陽線。直近高値4.244%目指し、ボリンジャーバンド+1σから戻されるなら4.010%目指す流れ。
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:10月大陽線で引け。ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
- 週足:10/31週、陰線。上昇トレンド中の調整波。
- 日足:11/4大陰線。
- 4H足:三角持ち合い下抜け。
- 1H足:下降トレンド。
- 15M足:下降トレンド。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス147.219上抜け→1H足20MA上、レジサポ→目標1H足レジスタンス147.695
②ショート
(B)1H足サポート146.562下抜け→レジサポ→目標4H足サポート146.277
(C)4H足サポート146.277下抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー146.000
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー
トレード1
・146.562下抜け→レジサポなし→(B)ショート見送り
トレード2
・146.277下抜け→レジサポなく下長ヒゲ連続→(C)ショート見送り
11月通算:2勝3敗、勝率40.0%、平均RR2.00
11月獲得pips:+70.1
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