2025年10月17日(金)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ
テクニカル
1. トレードシナリオと結果

ファンダメンタルズ

注目材料

１．経済指標
・米国輸入、輸出物価指数：政府機関閉鎖で公表延期
・米国住宅着工、米国住宅建築許可：政府機関閉鎖で公表延期
・米国鉱工業生産指数、米国設備稼働率：政府機関閉鎖で公表延期

２．要人発言
・内田日銀副総裁（全国信用組合大会）
・米国トランプ大統領
・FRB

３．その他
・サナエノミクス（金融、財政緩和政策）観測
・日本政情不安
・地政学リスクオフ（ウクライナ・ロシア）

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:30)

15:27～要人発言
内田日銀副総裁、経済・物価見通し実現していくなら引き続き利上げ（Bloomberg）

【考察】タカ派発言

【日本市況】株大幅下落、米地銀不安でリスク回避－149円台に円上昇（Bloomberg）

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

16:24～要人発言
藤田維新共同代表
自民・維新の連立協議、「大きく前進」も詰めの調整へ－維新・藤田氏（Bloomberg）

【考察】日本政情不安後退リスクオン

20:25～要人発言
米国トランプ大統領
「対中高関税は続かない」
トランプ氏、対中高関税は「持続不可能」－公正な合意が必要と強調（Bloomberg）

【考察】米中貿易戦争緩和リスクオン

20:39～要人発言
米国ハセットNEC委員長

22:07～要人発言
米国ベッセント財務長官
「世界銀行は中国支援終了すべき」

25:15～要人発言
米国ムサレム・セントルイス連銀総裁（2025年FOMC投票権あり）
：政策スタンスはハト派

【考察】

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

＜ドル＞
買い材料：

売り材料：

＜円＞
買い材料：
・内田日銀副総裁：タカ派発言

売り材料：
・藤田維新共同代表「自民・維新連立協議前進」→日本政情不安後退リスクオン
・米国トランプ大統領「対中高関税は続かない」→米中貿易戦争緩和リスクオン
・2025年6月調査想定為替レート上期145.87、下期145.56（日本銀行、短観）以上推移→日本企業業績改善（円キャリー促進）
・構造的円売り（日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増）
・その他円売り（航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念）

（Currency Strength Chart）