ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
<注目材料>
(1)3/3の欧米マーケット影響
ISM非製造業指数が予想より強い数値でドル円上昇したものの、サプライズ数値ではなかったため上昇継続なし。週末持越しを避けたいロング勢決済も入ったためか、FRB要人のタカ派発言相次ぐも全戻しの下落で引け。
(2)経済指標
・米国耐久財受注確報値、米国製造業新規受注
(3)要人発言
・特になし。
2/27週は経済指標や要人発言よりも、ポジション調整のような方向感の乏しい動きが目立っていた。
3/6週は後半に掛けて日米重要指標や要人発言が控えていることから、突発的に強い材料が生じない限り、週初めはレンジや乱高下が続く可能性あり。
(ドル円動き例)
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(17:00~25:30)
NYマーケット(23:30~30:00)
24:00 経済指標
米国耐久財受注確報値1月度
前月比:前回-4.5%(改定)、予想-4.5%、結果-4.5%(○)
コア前月比:前回0.7%(改定)、予想0.7%、結果0.8%(◎)
24:00 経済指標
米国製造業新規受注1月度
前月比:前回1.8%(改定1.7)、予想-1.6%、結果-1.6%(○)
東京マーケット:オープンから米国債利回り低下につれてドル売りでドル円下落優勢。
欧米マーケット:欧州オープン後は米国債利回り上昇につれてドル円上昇。東京マーケットでの下落分を全戻しの上昇。しかし、材料不足で米国オープン前から再び下落し方向性なし。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- CHF(リスクオフ通貨):
- EUR(リスクオン通貨):ECB要人のタカ派発言で買い。
- USD(基軸通貨):
- JPY(リスクオフ通貨):
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- NZD(資源国リスクオン通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
米国債イールドカーブ
3/6(月)は3/3(金)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇、逆イールド拡大)でドル買い・ドル売り材料交錯。ドルインデックス日足陰線は逆ールド拡大や強いEUR買いの影響と推測。
また、ドル円日足陽線は「円売り>ドル売り」を反映。
*逆イールドはリセッションのサイン(Bloomberg)
3月FOMCの利上げ幅市場コンセンサスは、25bpsが69.4%、50bpsが30.6%。(CME FedWatch Tool)
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:2月陽線。ボリンジャーバンド+1σ下抜け。三尊の右肩形成しつつあり。
- 週足:2/27週、陰線。戻り高値かつ20MAまでの上昇から下落。
- 日足:3/3大陰線。ボリンジャーバンド+1σまで下落。よって、3/6は一時反発上昇の可能性あり。
- 4H足:下降トレンド。押し安値まで下落しており、3/6は一時反発上昇の可能性あり。
- 1H足:下降チャネル。チャネル上抜ければ、日足ボリンジャーバンド+1σや4H足押し安値からの一時上昇と一致。
- 15M足:下降トレンド。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足チャネルかつレジスタンス136.105をダウで上抜け→目標1H足レジスタンス136.319
(B)1H足サポート135.343付近まで下落→上昇転換→1H足レジスタンス135.750をダウで上抜け→目標1H足レジスタンス136.105
②ショート
(C)1H足サポート135.750かつ200MAをダウで下抜け→目標1H足サポート135.343
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
トレード1
135.750と1H足20MAをダウで下抜け→(B)ショート
ショート:135.722
S/L:135.904
獲得pips:-18.2
考察:レンジ内かつ下値が堅いため目標に届かないリスク有った。
3月通算:2勝1敗、勝率66.7%、平均RR1.71 、獲得Pips +50.2
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