2025年8月8日(金)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ
テクニカル
1. トレードシナリオと結果

ファンダメンタルズ

注目材料

１．経済指標
・日本国際収支
・日銀、金融政策決定会合における主な意見（7月30・31日分）
・IMM通貨先物円ポジション

２．要人発言
・米国トランプ大統領
・FRB

３．その他
・自民党が両院議員総会開催
・地政学リスクオフ（イスラエル・イラン、ウクライナ・ロシア）

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)

東京マーケット前

8:08～要人発言
赤沢再生相、米が自動車関税引き下げで大統領令へ－15％関税の修正も（Bloomberg）

8:50 経済指標
日本国際収支（財務省、国際収支状況）
経常収支［海外とのモノやサービス、投資などの取引状況（＝貿易収支、サービス収支、第１次所得収支、第２次所得収支）］
：前回34364億円（改定-）、予想15984億円、結果13482億円（×）
経常収支（季調済）：前回28181億円（改定）、予想27211億円、結果23979億円（×）
貿易収支［＝輸出ー輸入］：前回-5223億円、予想4088億円、結果4696億円（◎）

8:50 要人発言
日銀、金融政策決定会合における主な意見（7月30・31日分）
日銀意見、早ければ年内にも現状の様子見モード解除できる－７月会合（Bloomberg）

【考察】タカ派内容

東京マーケット(9:00~15:30)

【日本市況】ＴＯＰＩＸ初の3000台乗せ、関税懸念が後退－債券下落（Bloomberg）

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

16:47～要人発言
自民党、総裁選の前倒し検討　所属議員らの賛否問う手続きへ（日本経済新聞）

23:09　報道
ウクライナ国内のロシア占領地を確定する停戦合意、米ロが計画（Bloomberg）

23:20～要人発言
米国ムサレム・セントルイス連銀総裁（2025年FOMC投票権あり）
：政策スタンスはハト派。
ＦＲＢにはインフレの方が課題、雇用よりも－セントルイス連銀総裁（Bloomberg）

【考察】タカ派発言

28:30 経済指標
IMM通貨先物8/5時点（Investing.com）
円ロング縮小

８月８日の海外株式･債券･為替･商品市場（Bloomberg）

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

＜ドル＞
買い材料：
・米国ムサレム・セントルイス連銀総裁のタカ派発言

売り材料：

＜円＞
買い材料：
・日銀、金融政策決定会合における主な意見（7月30・31日分）：タカ派内容

売り材料：
・赤沢経済再生相「米国の日本15％関税上乗せ修正確認」
・自民党、総裁選前倒し検討
・2025年6月調査想定為替レート上期145.87、下期145.56（日本銀行、短観）以上推移→日本企業業績改善（円キャリー促進）
・構造的円売り（日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増）
・その他円売り（航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念）