ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
(1)12/26欧米マーケットの影響:欧米祝日休場で小動き、方向性なし。しかし、東京マーケットで黒田日銀総裁のハト派発言でドル円上昇しており、12/27スタートは上昇継続しやすいと推測。
(2)米国経済指標(⑥):卸売在庫速報値、住宅価格指数、S&Pケースシラー住宅価格
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:30 経済指標
日本雇用統計11月度
完全失業率:前回2.6%、予想2.5%、結果2.5%(○)
有効求人倍率:前回1.35倍、予想1.36倍、結果1.35倍(△)
東京マーケット(9:00~15:00)
9:55 仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
欧州マーケット(17:00~25:30)、英国祝日休場
22:30 経済指標
米国卸売在庫速報値11月度
前月比:前回0.5%(改定0.6)、予想0.3%、結果1.0%(◎)
23:00 経済指標
米国住宅価格指数10月度(Bloomberg)
前月比:前回0.1%、予想-0.7%、結果0.0%(○)
23:00 経済指標
米国S&Pケースシラー住宅価格10月度
前年比:前回10.43%(改定10.41)、予想8.10%、結果8.64%(○)
NYマーケット(23:30~30:00)、米国休場明け
24:30 経済指標
米国ダラス連銀製造業活動指数12月度
基準0、前回-14.4、予想-15.0、結果-18.8(×)
27:00 経済指標
米国2年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.505%、結果4.373%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落。
東京マーケット:オープンから仲値に掛けてドル円上昇し、通過後は下落し、材料不足で揉み合い。
欧米マーケット:欧州マーケット序盤は、中国政府が新型コロナウイルス防疫措置の緩和方針を示したことによる景気回復期待で株先物・株価指数上昇のリスクオンで強い円売り、また米国債利回り急上昇でドル円上昇。更に米国経済指標が総じて強くドル円上昇。NYマーケット前からリスクオフ後退したことで揉み合い。方向性のない動き。戻り売りも強まっており12/28は急落に警戒か。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):中国政府が新型コロナウイルス防疫措置の緩和方針を発表→世界的な景気回復期待→原油先物価格上昇で買い。
- CHF(リスクオフ通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):中国政府が新型コロナウイルス防疫措置の緩和方針を発表→景気回復期待→株先物・株価指数上昇のリスクオンで買い。
- EUR(リスクオン通貨):
- USD(基軸通貨)
- NZD(資源国リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- JPY(リスクオフ通貨):
米国債イールドカーブ
12/27(火)は12/23(金)に対してベア(短期金上昇、長期金利上昇、逆イールド縮小)でドル買い材料。ドルインデックス上昇しており、イールドカーブの動きと一致。
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:11月大陰線で引け。12月陰線形成中。ボリンジャーバンド+1σ下抜け。
- 週足:12/26週、陽線形成中。下降トレンド推進波が押し安値133.11付近で止まったことで、12/26週は方向感見えるまで揉み合いか。
- 日足:12/26コマ足陽線。
- 4H足:上昇チャネル。
- 1H足:上昇チャネル。
- 15M足:上昇チャネル。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス133.17上抜け→レジサポ→目標1H足レジスタンス133.38
②ショート
(C)1H足チャネル下抜け→1H足サポート132.380下抜け→レジサポ→目標日足サポート131.174
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー
トレード1
133.17上抜け→レジサポなしのため(A)ロング見送り
12月通算:6勝6敗1分、勝率50.0%、平均RR1.95
12月獲得pips:+127.9
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