遠藤メソッド式英会話速習プログラム体験記

『超高速英会話習得法』

~遠藤メソッド~

「英語脳」を作り上げる『遠藤メソッド』をご存知でしょうか。30年に渡って日本大手企業の英語教育に携わり、1万人以上の生徒がいるという、遠藤尚雄氏のメソッドです。以前、90日間の遠藤メソッドに取り組んだため、体験談を紹介します。

1.遠藤メソッドのゴール

ゴールは英語脳を作り上げることで、その理想のゴールとは次の4点です。

①正しい英語の発音を身につけること。これによってネイティブが発音する英単語も聞き取れるようになります。

②聞き取れた英単語の発音から、使用頻出頻度の高い8,000語の意味を瞬時に理解すること。
③聞き取った英語の順序で意味がわかるようなること。目指す速度は毎分200単語(毎秒3.3語)です。

④自分自身も毎分200単語の速さで英語を話せるようになること。

 

2.教材

①遠藤メソッド式 英会話速習プログラム(DVD3枚、テキスト1冊)+

3,000語の語彙力が身に付くアニメで覚える英単語付き英語教材(CD2枚)

19,800円(税込)

②遠藤メソッド式 英会話速習プログラム2

米国 DynEd Internationl社のNew Dynamic Englishプログラム1年間使用料

173,250円(税込)

 

3.遠藤メッドのポイント

遠藤メソッドは360時間の練習でアメリカで5年間英語漬けになって暮らしている日本人と同等の英会話レベルに達する方法となっています。

360時間の内訳は、60時間は徹底的な発音練習と300時間の遠藤メソッドによるヒアリング・スピーキングの練習です。

特に発音を重要視しています。日本語の国際発音記号の数は24ですが、英語の国際発音記号の数は51です。つまり、日本語にはない音素が英語にはあるため、これらが聞こえてきた時、日本人の脳は日本語にない音素が言語野に入っていきません。

この問題を解消するためには、「ひたすら音を聞き流す」と「音素が発音できるようになる」ということが上げられます。前者はCD音声をシャワーのように聞き流す、ということですが効果が得にくいのは、多くの人が経験していると思います。後者のように、音素を認識するために発音できるようになると、急激に英語を聴き取るスピードがあがります。そのために、遠藤メソッドは後者の方法にスポットを当てています。

 

4.遠藤メソッド式 英会話速習プログラム

教材の目玉である「遠藤メソッド発音編」は、やればやるだけ英語の発音が身につきました。3回の発音指導があり、課題の発音の動画を提出すると、発音の良い点・悪い点・改善方法について、細かく記載されたレポートが届き、自分ではなかなか気づくことが難しい発音のクセも判り、発音改善に大きく寄与しました。発音指導は初回無料でしたが、残り2回は5,000円/回の費用がかかりました。

また、スカイプコンサルを受けることができるため、直接発音指導を受けることができましたし、発音だけでなく英語学習全般の取り組み方についてもアドバイスを頂きました。スカイプコンサルは初回無料で2回目以降は5,000円/回かかります。

 

5.3,000語の語彙力が身に付くアニメで覚える英単語付き英語教材

英語発音を聴いたら瞬時に、英語の意味が頭に浮かぶような覚え方をしないと英会話には役立ちません。この助けとなったのが、イメージで単語を覚えることでした。

 

6.遠藤メソッド式 英会話速習プログラム2

遠藤メソッド式 英会話速習プログラムの発音指導3回を終了し合格すれば、発音習得完了と認定され、英会話速習プログラム2に移行できます。ここでは、DynEd社のNew Dynamic Englishを使用しました。これはネイティブが使っている英文フレーズのパターンを大量にインプットして、多量にアウトプット練習するプログラムです。1日2時間以上の学習が推奨されており、この学習を実施することで、英文法と多様な英文表現を身につけることが出来ました。

 

7.まとめ、感想

一人で発音学習すると、変な癖も付きやすくなりますので、指導も付いた発音編はおすすめです。また、アニメで覚える英単語教材も、単語暗記に苦労している方にはおすすめできます。

一方、遠藤メソッド式 英会話速習プログラム2は好き嫌いが分かれると思います。一人で1日2時間以上の学習を継続することは非常に難しいと思います。モチベーションを持続するために、ある程度発音と聴き取りが出来るようになれば、スカイプ英会話で実践しても良いかもしれません。

 

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました