ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
<注目材料>
(1)7/10の欧米マーケット影響
日本のインフレ期待高水準から日銀金融修正の警戒感や7/7米国雇用統計を受けたドル円下落から、
Ny連銀インフレ期待調査の1年後インフレ期待の弱い数値が材料視され下落継続。
(2)経済指標
・米国3年債入札
(3)要人発言
・FRB要人
(4)その他
7/11は注目材料乏しく、7/12に注目度の高い米国消費者物価指数を控えて、低い予想を織り込むドル円下落の動きやポジション調整による乱高下が生じる可能性あり。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
26:00 経済指標
米国3年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.202%、結果4.534%(◎)
【考察】入札好調で利回り低下するもドル円反応薄。
<まとめ>
東京マーケット:
前日の日本インフレ期待高水準から日銀金融修正の警戒感、日経平均株価下落リスクオフかつ米国債利回り低下で141.16から140.61まで下落したが、日経平均株価が下げ止まってからは材料不足の揉み合い。
きょうの国内市況(7月11日):株式、債券、為替市場(Bloomberg)
欧米マーケット:
欧州オープン後も米国債利回り低下に連れて140.16まで下落したが、米国債利回り上昇に連れて140.96まで上昇。しかし、翌日の米国消費者物価指数を控えて、低い予想を織り込みのためか再び下落。総じて乱高下。
【欧州市況】株は上昇、ポンドが対ドルで上昇-国債下落(Bloomberg)
【米国市況】株続伸、CPI控え買い優勢-ドルは140円台前半に下落(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
米国債イールドカーブ
7/11(火)は7/10(月)に対しツイスト(短期金利上昇、長期金利低下)、逆イールド縮小のドル売り・買い材料交錯。(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)
FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool)
7月度:据え置き7.6%。25bps引き上げ92.4%。
テクニカル分析
トレード
- 月足:7月陰線形成中。レンジ内の上昇トレンド。
- 週足:7/10週、陰線形成中。ボリンジャーバンド+1σ付近から一旦上昇か。
- 日足:7/10大陰線。上昇トレンドからレンジに移行中。押し安値から一時的に上昇と推測。
- 4H足:下降トレンド。
- 1H足:下降トレンド。
- 15M足:下降トレンド。
【シナリオ】
①ロング
(A) (C)後、4H足レジスタンス142.100をダウ上昇→目標4H足レジスタンス142.422
(B)4H足レジスタンス142.422をダウ上昇→目標4H足レジスタンス142.968
②ショート
(C)4H足レジスタンス142.100又は4H足ボリンジャーバンド-1σ付近まで上昇→ダウ転換下落→日足サポート141.315
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
7月通算:1勝4敗、勝率20.00%、平均RR 1.96、獲得Pips -31.6
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