2024年12月23日(月)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

1.経済指標
・米国耐久財受注速報値
・米国コンファレンスボード消費者信頼感指数
・米国2年債入札

2.要人発言
・政府日銀円安牽制
・米国トランプ次期大統領

3.その他
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)

4.参考情報
最近の相場を動かす主な材料は、①米国労働市場、②インフレ、③米国経済成長、④地政学リスク、⑤米国大統領選挙、⑥円キャリー取引(促進or巻き戻し)に分類できます。
・来週の円は軟調か、タカ派米国とハト派日銀の格差意識-植田総裁講演(Bloomberg
・【債券週間展望】長期金利は低下か、日銀の早期追加利上げ観測が後退(Bloomberg
・【日本株週間展望】底堅い、日銀総裁講演や主な意見で円安期待続く(Bloomberg

5.本日の注目材料
(1)米国経済指標
注目度の高い指標なし。

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:30)

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

22:30 経済指標
米国耐久財受注速報値:設備投資の先行指標
前月比:前回0.2%(改定)、予想0.2%、結果%()
コア前月比:前回0.1%(改定-)、予想0.3%、結果%()

24:00 経済指標
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数
米国ミシガン大学消費者信頼感指数と同様、経済活動全体に重要な役割を果たす個人消費に関する重要指標。
前回111.7(改定)、予想112.9、結果()

27:00 経済指標
米国2年債入札(Upcoming Auctions
「最高落札利回り低い、応札倍率高い、テールが短い→入札好調→国債価格上昇→利回り低下→ドル売り材料」
「最高落札利回り高い、応札倍率低い、テールが長い→入札不調→国債価格低下→利回り上昇→ドル買い材料」「国債入札→市場へ国債供給イベント→国債価格下落→利回り上昇」にもなりやすいことから、「入札前から織り込み→利回り上昇→ドル買い」や「入札通過→Sell the factドル売り」が生じることもある。
(過去の発表日:8/279/2410/28, 11/25)

発行額(Offering Amount):690億ドル
最高落札利回り(High Yield):前回4.274%、結果%()
応札倍率(Bid to Cover Ratio, 応札額/発行額):前回2.77倍、結果倍()
外国中銀など間接入札者の落札比率(Indirect Bidder):前回71.6%、結果%()
テール(Bid利回りと落札利回りの差):前回-0.18bps、結果bps()。-=-
WI:%

【考察】

<まとめ>
東京マーケット:
日足始値156.40

欧米マーケット:
日足終値

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

<ドル>
買い材料:

売り材料:

<円>
買い材料:

売り材料:
・2024年6月調査想定為替レート上期144.96(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善・株上昇(円キャリー促進)
・構造的円売り(日米金融政策差[日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続]、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(自動車認証不正問題、航空燃料不足・パイロット不足・クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

Currency Strength Chart

政策金利市場織り込み

テクニカル分析

トレードシナリオと結果

  • 月足:12月陽線形成中。レンジ。BB+1σ付近。
  • 週足:12/16週、陽線確定。上昇トレンド。BB+2σ付近
  • 日足:12/20。上昇トレンド。BB+2σ付近
  • 4H足:下降トレンド。
  • 1H足:レンジ。
  • 15M足:レンジ。

【シナリオ】
①Long
(A)1H足押し安値155.222付近へ下落→転換上昇→目標日足安値155.954

②Short
(B)日足安値155.954をダウ下落→目標1H足押し安値155.222

(Trading View)

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