ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
- 2022/9/12(月)
- 24:00 経済指標(Bloomberg)
米国消費者インフレ期待
1年後:前回6.2%、結果5.7%(✕)
3年後:前回3.2%、結果2.8%(✕)
5年後:前回2.3%、結果2.0%(✕)
【考察】インフレ期待大幅低下→米国債利回り低下→ドル売り・円買い→ドル円下落。しかしながら、一つの指標でFRB政策がハト派に傾くことはないため押し目買いの機会となり得る。
- 24:30 経済指標
米国3年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.202%、結果3.564%(✕)
【考察】入札不調→弱い米国債利回り上昇→ドル買い・円売り→ドル円上昇小
- 26:00 経済指標
米国10年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回2.755%、結果3.330%(✕)
【考察】入札不調→強い米国債利回り上昇→ドル買い・円売り→ドル円急上昇
- 24:00 経済指標(Bloomberg)
- 2022/9/13(火)
- 19:00 経済指標
米国NFIB中小企業楽観指数8月度
前回89.9、予想90.5、結果91.8(◎) - 21:30 経済指標(Bloomberg)
米国消費者物価指数8月度(CPI)
FRBが金融政策を決定する上で、インフレ変動を把握する重要指標。CPIは米国生産者物価指数(PPI)の川下に相当する指標でPPIより注目度は高い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回0.0%、予想-0.1%、結果0.1%(◎)
前年比:前回8.5%、予想8.1%、結果8.3%(◎)
コア前月比:前回0.3%、予想0.2%、結果0.6%(◎)
コア前年比:前回5.9%、予想6.1%、結果6.3%(◎)
【考察】インフレ抑制期待は完全に挫かれて、「全て強い数値→米国債利回り急騰→強いドル買い・円売り→ドル円急騰」。明日以降もドル円上昇トレンドが続く可能性は高いと考えます。
この結果に伴い、9月FOMCでの利上げ100bps織り込み確率「0→18%」へ急騰し、75bps織り込み「91→82%」へ急低下(CME FedWatch Tool)。
また、6月FOMC直前に75bp利上げをリーク報道したウォールストリート・ジャーナル紙のニック・ティミラオス記者が、今回もリーク記事を担うのか、いつ出すのかに注意したい。
- 26:00 経済指標
米国30年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.106%、結果3.511%(◎)
【考察】入札好調→米国債利回り低下→ドル売り・円買い→ドル円下落。
- 27:00 経済指標
米国月次連邦財政収支8月度
マイナスは財政赤字、プラスは財政黒字。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前回-2111億ドル、予想-2135億ドル、結果-2196億ドル(✕)
- 19:00 経済指標
- 2022/9/14(水)
- 20:00 経済指標
米国MBA住宅ローン申請指数:住宅販売数件数や住宅着工件数の先行指標
前週比:前回-0.8%、結果-1.2%(✕)
- 21:30 経済指標(Bloomberg)
米国生産者物価指数(PPI)8月度
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回-0.5%(改定-0.4)、予想-0.2%、結果-0.1%(◎)
前年比:前回9.8%、予想8.8%、結果8.7%(✕)
コア前月比:前回0.2%(改定0.3)、予想0.2%、結果0.4%(◎)
コア前年比:前回7.6%(改定7.8)、予想7.1%、結果7.3%(○)
【考察】総じて予想より強い数値でしたが、前回より弱い数値もあったためかドル円下落で反応。 - 23:30 経済指標
米国週間石油在庫統計
「在庫増→需要低迷・供給過多→原油・ガソリン売り材料→ドル売り材料」、「在庫減→需要増・供給不足→原油・ガソリン買い材料→ドル買い材料」
原油在庫:前回884.5万バレル、予想249.9万バレル、結果244.2万バレル(✕)
ガソリン在庫:前回33.3万バレル、予想-124.0万バレル、結果-176.8万バレル(✕)
- 20:00 経済指標
- 2022/9/15 (木)
- 18:16 要人発言(Bloomberg)
米国労働省、鉄道会社と労組暫定合意
【考察】スト回避→インフレ加速・米国リセッション懸念後退→ドル買い・ドル売り交錯ですが、ややドル売り優勢でドル円下落。
- 21:30 経済指標(Bloomberg)
米国新規失業保険申請件数
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回22.2万件(改定21.8)、予想22.6万件、結果21.3万件(◎)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回147.3万件(改定140.1)、予想147.5万件、結果140.3万件(○)
- 21:30 経済指標(Bloomberg)
米国ニューヨーク連銀製造業景気指数9月度
米国フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米国ISM製造業購買担当者景気指数の先行指標として注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」。
基準0、前回-31.3、予想-13.0、結果-1.5(◎) - 21:30 経済指標
米国フィラデルフィア連銀景況指数9月度
米国ISM製造業購買担当者景気指数と相関性あるため注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
基準0、前回6.2、予想2.4、結果-9.9(✕) - 21:30 経済指標(Bloomberg)
米国小売売上高8月度
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。
前月比:前回0.0%(改定-0.4)、予想-0.1%、結果0.3%(◎)
コア前月比:前回0.4%(改定0.0)、予想0.0%、結果-0.3%(✕) - 21:30 経済指標(Bloomberg)
米国輸入物価指数月8月度
前月比:前回-1.4%(改定-1.5)、予想-1.2%、結果-1.0%(◎)
前年比:前回8.8%(改定8.7)、予想7.7%、結果7.8%(○)
【考察】同刻発表の結果は強弱交錯でしたがドル円急落。 - 22:15 経済指標(Bloomberg)
米国鉱工業生産指数8月度
鉱工業生産指数:前回0.6%(改定0.5)、予想0.3%、結果-0.2%(✕)
設備稼働率:前回80.3%(改定80.2)、予想80.4%、結果80.0%(✕)
【考察】弱い数値でしたがドル円上昇。結果とドル円の動きがちくはぐ。 - 23:00 経済指標
米国企業在庫7月度
前月比:前回1.4%、予想0.7%、結果0.6%(✕)
【考察】米国鉱工業生産指数と同様に、弱い数値にも関わらずドル円上昇。弱い数値が材料視されないという地合いなのか。
- 18:16 要人発言(Bloomberg)
- 2022/9/16 (金)
- 23:00 経済指標(Bloomberg)
米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値9月度
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高い。米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる指標。
前回58.2、予想60.0、結果59.5(△)
米国ミシガン大学5年インフレ予測速報値9月度
前回2.90%、予想2.90%、結果2.80%(✕)
米国ミシガン大学期待インフレ率速報値9月度
前回4.8%、予想4.6%、結果4.6%(○)
【考察】総じて弱いと判断され、「9月FOMCでの100bps織り込み確率低下→米国債利回り急落→ドル売り→ドル円下落」 - 29:00 経済指標
米国対米証券投資7月度
前回1218億ドル、予想1218億ドル、結果214億ドル(✕)
- 23:00 経済指標(Bloomberg)
- 2022/9/17(土)
- 2022/9/18(日)
円(JPY)
- 2022/9/12(月)
- 2022/9/13(火)
- 8:50 経済指標
日本国内企業物価8月度
前月比:前回0.4%(改定0.7)、予想0.2%、結果0.2%(○)
前年比:前回8.6%(改定9.0)、予想8.8%、結果9.0%(○)
- 8:50 経済指標
- 2022/9/14(水)
- 8:31 要人発言(Bloomberg)
神田財務官
「あらゆるオプションを排除せずに適切な対応をしたい」
【考察】 東京マーケットオープン前に不意打ちの円安牽制発言でドル円下落。 - 8:50 経済指標
日本機械受注7月度
前月比:前回0.9%、予想-0.7%、結果5.3%(◎)
前年比:前回6.5%、予想6.7%、結果12.8%(◎) - 10:14 要人発言
日銀、国債買い入れオペ増額を通達
【考察】円安牽制の中、円売りでドル円上昇 - 11:10 要人発言
松野官房長官
「為替の急速な変動は望ましくない」
「過度な変動を憂慮しており、高い緊張感をもって注視」
【考察】円安牽制発言 - 12:31 要人発言
鈴木財務相
「為替の急激な変動は好ましくない」
「あらゆる手段の中には為替介入も含んで対応する」
【考察】 為替介入に言及した強い円安牽制発言でドル円下落 - 13:29 報道(日本経済新聞)
日銀、円買い介入に向けた「レートチェック」
【考察】今までにないサプライズの円安牽制でドル円急落。 - 14:00 経済指標
日本鉱工業生産確報値7月度
前月比:前回1.0%、予想1.0%、結果0.8%(✕)
前年比:前回-1.8%、予想-1.8%、結果-2.0%(✕)
日本設備稼働率確報値7月度
前月比:前回9.6%、予想9.6%、結果2.4%(✕) - 16:26 要人発言
松野官房長官
「日銀と緊密に連携しつつ市場動向を注視」
「レートチェックについてコメント控える」
「為替、ファンダメンタルズに沿った安定的な推移が重要」
「あらゆる措置を排除せず必要な対応」
【考察】円安牽制発言 - 17:45 要人発言(Bloomberg)
岸田首相
「円安メリットを生かした国内への企業強化」
「インバウンド回復強化を」
【考察】インバウンド強化→外国人観光客増加→外貨の円替え増加で円買い材料。
- 18:22 要人発言(Bloomberg)
鈴木財務相
「トレンドが円安に向かっている」
「急激な動きが継続する場合にはあらゆる措置を排除せず対応」
「急激な変動は望ましくない」
「レートチェックついてはコメントしない」
「為替介入、やるときは間髪入れずに瞬時に実施する」
【考察】ドル円押し目買いが見られたタイミングを計ったように為替介入に言及し強い円安牽制でドル円下落に回帰。 - 19:02 要人発言(Reuters)
神田財務官
「投機によるものには必要な措置を取らざるを得ない」
「為替の過度な変動、無秩序な動きは経済・金融に有害」
「今後、しかるべき対応をとる」
「あらゆるオプション排除せず、今後しかるべき対応をとる」
【考察】円安牽制発言
- 8:31 要人発言(Bloomberg)
- 2022/9/15(木)
- 8:50 経済指標
日本通関ベース貿易収支8月度
通関ベース貿易収支:前回-14368億円(改定-14338)、予想-23820億円、結果-28173億円(✕)
通関ベース貿易収支(季調済):前回-21333億円(改定)、予想-20321億円、結果-23713億円(✕)
【考察】弱い数値→円売り→ドル円上昇。
- 9:55 五十日仲値
【考察】ややドル買い需要→ドル円上昇
- 8:50 経済指標
- 2022/9/16(金)
- 28:30 経済指標
IMM通貨先物
円ショート拡大(ポジション推移)
- 28:30 経済指標
- 2022/9/17(土)
- 2022/9/18(日)
コメント