ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
(1)12/28欧米マーケットの影響:欧州は中国政府が新型コロナウイルス防疫措置の緩和方針を示した影響継続で景気回復期待による株先物・株価指数上昇のリスクオンドル売り、NYオープンからは中国景気回復期待がインフレ懸念となり米国債利回り上昇・リスクオフドル買いでドル円上昇。
リスクオフドル買い強く12/29もドル円上昇優位だが、戻り売りも強まっており急落に警戒したい。
(2)米国経済指標(⑥):注目度の高い材料なし。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
9:55 仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
欧州マーケット(17:00~25:30)
21:47 要人発言
ベラルーシ(Bloomberg)
「ウクライナのミサイル撃墜」
【考察】地政学リスクオフ円買い・米国債利回り低下のドル売りでドル円急落
22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回21.6万件(改定)、予想22.5万件、結果22.5万件(○)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回167.2万件(改定166.9)、予想168.6万件、結果171.0万件(×)
NYマーケット(23:30~30:00)
25:00 経済指標
米国週間石油在庫統計
「在庫増→需要低迷・供給過多→原油・ガソリン売り材料→ドル売り材料」、「在庫減→需要増・供給不足→原油・ガソリン買い材料→ドル買い材料」
原油在庫:前回-589.5万バレル、予想-119.5万バレル、結果71.8万バレル(◎)
ガソリン在庫:前回253.0万バレル、予想49.0万バレル、結果-310.5万バレル(×)
25:00 月末ロンドンフィックス
27:00 経済指標
米国7年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.890%、結果3.921%(◎)
【考察】入札好調でドル円下落
東京マーケット:株先物・株価指数下落のリスクオフ円買い強く、米国債利回り低下ドル売りでドル円下落。特に材料なし。
欧米マーケット:株先物・株価指数上昇のリスクオンドル売り、地政学リスクオフ円買い・米国債利回り低下ドル売りでドル円下落。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- JPY(リスクオフ通貨):
- CHF(リスクオフ通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
- NZD(資源国リスクオン通貨):
- EUR(リスクオン通貨):
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- USD(基軸通貨):
米国債イールドカーブ
12/29(木)は12/28(水)に対してツイスト(短期金利上昇、長期金利低下、逆イールド拡大)でドル売り材料。ドルインデックス低下しており、イールドカーブの動きと一致。
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:11月大陰線で引け。12月陰線形成中。ボリンジャーバンド+1σ下抜け。
- 週足:12/26週、陽線形成中。下降トレンドの調整波でレジサポ完了しつつあり。
- 日足:12/28大陽線。ボリンジャーバンド-1σからの反発小さく上昇継続し、チャネル上限付近20MAに向かう流れ。
- 4H足:上昇チャネル。
- 1H足:上昇チャネル。
- 15M足:上昇トレンド。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足サポート134.057付近まで下落→反発上昇、レジサポ→目標1H足レジスタンス134.489
②ショート
(C)4H足サポート133.824下抜け→レジサポ→目1H足サポート133.509
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー
トレード1
133.824下抜け→レジサポ→(B)ショート→T/P到達
ショート:133.709
T/P:133.509
獲得pips:+20.0
12月通算:7勝6敗1分、勝率53.8%、平均RR1.96
12月獲得pips:+147.9
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