2023年7月4日(火)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)7/3の欧米マーケット影響
米国ISM製造業景況指数の弱い数値で一時143.99円まで急落したが、米国経済は総じて堅調のなか単発の指標では見方を変えられずドル売り限定的。一方、日銀金融政策継続は変わらないことから、日米金利差を背景にラウンドナンバー144.00付近から押し目買いも強く144.76円付近まで急騰。

注目の米国経済指標が弱くともドル売りが弱いことから、今後の指標で強い数値が出れば大きなドル円上昇に繋がりそう。

【米国市況】株は続伸、弱い経済指標の影響払いのける-テスラ大幅高(Bloomberg

(2)経済指標
・特になし。

(3)要人発言
・政府日銀要人の円安牽制

(4)その他
・7/4(火)米国独立記念日につき、米国株式市場と債券市場は休場
・TOM(Turn of the Month)効果(アノマリー)
株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。
月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中しやすい。株式購入で株高・円売り→ドル円上昇材料、株式売りで株安・円買い→ドル円下落材料になり得る。

7/4は注目度の高い材料なく、米国祝日休場につき方向感がで出にくいと推測。但し、145円手前を推移しており、突発的な上昇で145円を超えることがあれば、政府・日銀の強い口先介入にも要警戒。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

8:11~要人発言
神田財務官
「各国当局とは為替・金融に限らず様々な意見交換、意思疎通を図っている」
外為8時30分 円、上昇し144円台後半 米景況感悪化で(日本経済新聞

【考察】強い円安牽制発言ではないか材料不足かつ警戒感からドル円下落。

東京マーケット(9:00~15:00)

11:18~要人発言
鈴木財務相
「為替含め、米国と緊密に連携を図っている」

財務相「米と緊密に意思疎通」 介入巡る財務長官発言で(日本経済新聞

【考察】強い円安牽制発言ではなく、かつ神田財務官発言がより影響力が強いため反応薄。

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

<まとめ>
東京マーケット:

神田財務官の円安牽制発言、日経平均株価下落リスクオフでドル円下落。

きょうの国内市況(7月4日):株式、債券、為替市場(Bloomberg

欧米マーケット:
米国祝日休場の材料不足、薄商いで144.21~144.69間を乱高下。

【欧州市況】株は小幅高、ドイツ2年債が上昇-米国は祝日で休場(Bloomberg

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

米国債イールドカーブ

祝日休場。

米2ー10年債、逆イールドが進行-1980年代以来の大幅な差に接近(Bloomberg

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
7月度:据え置き13.8%。25bps引き上げ86.2%。

テクニカル分析

トレード

  • 月足:7月陽線形成中。レンジ内の上昇トレンド。
  • 週足:7/3週、陽線形成中。
  • 日足:7/3陽線。上昇トレンド。
  • 4H足:レンジ。
  • 1H足:レンジ。
  • 15M足:レンジ。

【シナリオ】

①ロング
(A)4H足レジスタンス144.883をダウ上昇→目標日足レジスタンス145.068
(B)4H足サポート144.323付近まで下落→ダウ転換上昇→目標4H足レジスタンス144.591

②ショート
(C)4H足サポート144.591かつ4H足20MAをダウ下落→目標4H足サポート144.323

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
144.591を1H足ダウ下落→(C)ショート
ショート:144.577
T/P:144.322
獲得pips:+25.5
7月通算:1勝1敗、勝率50.0%、平均RR 1.96、獲得Pips +10.5

(Trading View)

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