2022年5月19日(木)ドル円初心者戦略と結果

ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
1. ドル円チャート

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

注目材料

1. 経済指標・要人発言
欧米マーケットで急速に進んだ株先物・株価指数急落によるリスクオフの影響は東京マーケットも引き継ぐ可能性大。
また、複数の米国経済指標発表が予想されていますが、サプライズの弱い数値が出ればリスクオフ加速すると考えられます。
下記①~③の組合せで、ドルと円の強弱関係を確認したい。

①「株先物・株価指数下落→リスクオフドル買い→安全資産の米国債買い→米国債利回り低下」
②「米国債利回り低下→ドル売り」
③「株先物・株価指数下落→リスクオフ円買い」

マーケットの動き

東京マーケット前
6:00　取引開始

8:50 経済指標
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)
日本通関ベース貿易収支4月度
通関ベース貿易収支：前回-4124億円（改定-4141）、予想-11760億円、結果-8392億円（○）
通関ベース貿易収支（季調済）：前回-8998億円（改定-10194）、予想-15209億円、結果-16189億円（✕）

日本機械受注3月度
前月比：前回-9.8%、予想3.9%、結果7.1%（◎）
前年比：前回4.3%、予想3.3%、結果7.6%（◎）

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(16:00~25:00)

21:30 経済指標
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)
米国失業保険申請件数：前回20.3万件（改定19.7）、予想20.0万件、結果21.8万件（✕）
米国失業保険継続申請件数：前回134.3万件（改定134.2）、予想133.2万件、結果131.7万件（◎）

米国フィラデルフィア連銀景況指数5月度
前回17.6、予想16.3、結果2.6（✕）(Bloomberg)

21:38 要人発言
米国ジョージ・カンザスシティー連銀総裁（2022年FOMC投票権あり）
「金融政策は株式市場を対象としていない」
「インフレ抑制に向けどの程度の金融引き締めが必要となるかは不明」
「現状は0.50%利上げが適切」
(Bloomberg)

【考察】タカ派発言ですがサプライズなし。

NYマーケット(22:30~29:00)

23:00 経済指標
米国景気先行指数4月度
前回0.3%（改定0.1）、予想0.0%、結果-0.3%（✕）

米国中古住宅販売件数 4月度
前回577万件（改定575）、予想567万件、結果561万件（✕）(Bloomberg)

23:16 要人発言
米国バイデン大統領
「インフレ対策が最優先の経済課題」

【考察】タカ派発言ですがサプライズなし。

25:00 欧州クローズ

29:00 NYクローズ

29:05 要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言（2022年FOMC投票権なし）
「インフレを抑制するために、どの程度の金利引き上げが必要か分からない」
「ソフトランディングのために可能な限りのことをする」
「労働市場は完全には回復していない」
「持続的なインフレ下にある複数の証拠が見えている」
「より強い引き締めが必要かもしれない」
(Reuters)

【考察】タカ派発言ですがサプライズなし。

29:52 要人発言
鈴木財務相
「G7でロシア石油の輸入関税について議論していない」
「G7では世界経済やウクライナ情勢、長期的成長について議論」
「為替政策に関する合意事項について再確認が大切」
(Reuters)