2023年11月23日(木)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)11/22の欧米マーケット影響
株先物・株価指数上昇のリスクオン円売り、米国新規失業保険申請件数・失業保険継続申請件数と米国ミシガン大学消費者信頼感指数確報値・インフレ予測の強い数値でドル円急騰し、日足高値149.75を付けた。FRBの追加利上げ方針は「データ次第」。強いデータが出たことで素直にドル買い発生。米国長期休暇直前の閑散相場の為、大きな動きになりやすかった様子。
日足終値149.54。

(2)経済指標
・注目材料なし。

(3)要人発言
・政府日銀の円安牽制

(4)その他
・来週のドル・円は150円台でもみ合いに、米金利低下で下値リスクも(Bloomberg
・【債券週間展望】長期金利低下は一服、日銀政策修正と20年入札を警戒(Bloomberg
・【日本株週間展望】足場固め、下値不安和らぐ中で米指標や金利を確認(Bloomberg

本日11/23(木)日本勤労感謝の日と米国感謝祭。11/24(金)米国ブラックフライデーで祝日休場となるが、既に休暇入りしている投資家が多いことから閑散相場となりやすい。従って値動きが乏しい展開になりやすいが、一方で市場参加者が少ないタイミングを狙った投機筋による仕掛けで乱高下に警戒が必要。つまり、この閑散時期に政府日銀為替介入も実施しやすいとも言える。

11/21(火)はポジション調整円買いが終了したと見られ、11/23(水)は強い米国経済指標でドル円急騰。今後は日米金融政策のファンダメンタルズ材料に基づくドル円上昇が続きやすいと推測する。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

<まとめ>
東京マーケット:
日足始値149.54。
前日NYマーケット後半からのドル売りの流れが続き、東京安値148.95へ下落。祝日休場の材料薄であったことからポジション調整の可能性あり。

欧米マーケット:
欧州オープン前に日足安値149.89を付けた後、欧州株上昇リスクオン円売り、前日の米国経済指標の強い数値の影響を引き継いだインフレ懸念再燃によりドル円上昇。東京下落を全戻して日足高値149.69を付けたが、米国祝日休場の材料不足であり引けに掛けて小動きの揉み合い。
日足終値149.57。

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

米国債イールドカーブ

11/23(木)米国債券休場。

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
12月公表:25bps引き下げ0.0%、据え置き95.3%、25bps引き上げ4.7%

テクニカル分析

トレード

  • 月足:11月陰線形成中。上昇トレンド。ボリンジャーバンド(BB)スクーズ。
  • 週足:11/20週、陰線形成中。BBスクイーズ移行中。20MA付近への下落からBB+1σへ向かって急反発中。
  • 日足:11/22大陽線。BBスクイーズ移行中。レンジ。11/23は下押しから20MAへ上昇優位と推測。
  • 4H足:上昇トレンド。BBスクイーズ移行中。
  • 1H足:上昇トレンド。BBスクイーズ移行中。
  • 15M足:レンジ。BBスクイーズ。

【シナリオ】

①ロング
(A)1H足サポート149.307付近へ下落→ダウ転換上昇→目標1H足レジスタンス149.954

②ショート
(B)1H足レジスタンス149.954付近まで上昇→1H足サポート149.680かつ1H足20MAをダウ下落→目標1H足サポート149.307

11月通算:13勝6敗、勝率68.4%、獲得Pips +142.6

(Trading View)

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