2025年10月20日(月)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ
テクニカル
1. トレードシナリオと結果

ファンダメンタルズ

注目材料

１．経済指標
・特になし

２．要人発言
・高田日銀審議委員（中国経済連合会）
・米国トランプ大統領
・FEDウォッチャー、WSJ紙のニック氏(X投稿)：FRBブラックアウト期間（FOMC開催前週の土曜日から公表翌日までの13日間：10/18～10/30）につき

３．その他
・五十日仲値
・サナエノミクス（金融、財政緩和政策）観測
・日本政情不安
・地政学リスクオフ（ウクライナ・ロシア）

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)

東京マーケット前

6:00　報道
自民·維新が連立協議合意

【考察】日本政情安定期待リスクオン

東京マーケット(9:00~15:30)

9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあります。

11:01　報道
自民·維新が連立で実質合意－日経平均反発し最高値（Bloomberg）

【考察】日本政情安定期待リスクオン

12:50～要人発言
高田日銀審議委員（中国経済連合会）
高田日銀委員、利上げ「機が熟した」－物価目標はおおむね達成の局面（Bloomberg）

【考察】タカ派発言

【日本市況】連立合意で日経平均初の4万9000円－利上げ意識し債券安（Bloomberg）

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

21:46～要人発言
米国ハセットNEC委員長
「今週、政府機関閉鎖終了の可能性高い」
米政府閉鎖が続く場合、より強力な措置講じる可能性－ハセット氏（Bloomberg）

24:45～要人発言
米国トランプ大統領
トランプ米大統領、重要鉱物とレアアースで豪首相と合意書に署名（Bloomberg）
米中首脳会談、台湾問題も議題に－トランプ大統領は通商合意に期待（Bloomberg）

【考察】米中貿易戦争緩和リスクオン

【米国市況】株続伸、米中摩擦緩和や企業決算を好感－金利総じて低下（Bloomberg）

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

＜ドル＞
買い材料：

売り材料：

＜円＞
買い材料：
・高田日銀審議委員：タカ派発言

売り材料：
・自民·維新、連立協議実質合意報道：日本政情安定期待リスクオン
・米国ハセットNEC委員長「今週、政府機関閉鎖終了の可能性高い」：リスクオン
・米国トランプ大統領「豪州と重要鉱物とレアアース交渉合意」「中国習国家主席との関係は良好」：リスクオン
・2025年6月調査想定為替レート上期145.87、下期145.56（日本銀行、短観）以上推移→日本企業業績改善（円キャリー促進）
・構造的円売り（日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増）
・その他円売り（航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念）