2023年10月13日(金)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)10/12の欧米マーケット影響
欧州オープン直前に日足安値148.96を付けたが、切り番149.00付近のサポートは固く揉み合い。
注目の米国消費者指数は総じて強い数値で「米追加利上げ観測→ドル買い」からドル円急騰、更に米国30年債入札不調でドル円上昇後押し日足高値149.83を付けた。
日足終値149.82。

(2)経済指標
・米国輸入物価指数、輸出物価指数
・米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、インフレ予測

(3)要人発言
・政府日銀の円安牽制
・FRB要人

(4)その他
・中東情勢の地政学リスクオフ
・実質五十日仲値
・IMF年次総会(10/9~10/15)
・G20財務大臣、中央銀行総裁会議(10/12~10/13)
・米国主要企業決算

<中東情勢のドル・円方向性>
「中東情勢悪化→地政学リスクオフ円買い」
「中東情勢悪化→安全資産の米国債買い→米国債利回り低下→ドル売り」
「原油先物価格上昇→インフレ懸念→ドル買い・円売り」
「世界的景気悪化へ波及→株先物・株価指数下落→リスクオフ円買い(リスクオフドル買いも生じやすい)」
「世界的景気悪化へ波及→米利上げ期待後退→ドル売り」
「有事のゴールド買い→ドル売り」

コラム:有事のドル・米国債買い、ガザ危機で再燃へ(Reuters

本日の注目も米国経済指標。今週の米国生産者物価指数と米国消費者物価指数が総じて強い数値でドル円上昇しており、本日の指標も強ければドル円上昇、弱くとも下落は一時的となる可能性が高そう。

但し、中東情勢は悪化と一途をたどっており、世界中の紛争へ波及する懸念が出てきており、リスクオフに要警戒。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

9:55 実質五十日仲値(10/15休場につき)
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

19:48 米国主要企業決算
ウェルズ・ファーゴ
売上高:前回205億ドル、予想201.1億ドル、結果208.6億ドル(◎)
EPS:前回1.25ドル、予想1.24ドル、結果1.48ドル(◎)
ウェルズ・ファーゴ、7-9月純金利収入は予想上回る-金利上昇で(Bloomberg

19:53 米国主要企業決算
JPモルガン・チェース
売上高:前回424億ドル、予想399.15億ドル、結果398.74億ドル(×)
EPS:前回4.37ドル、予想3.87ドル、結果4.33ドル(○)
JPモルガン、7-9月純金利収入が過去最高-通期見通し上方修正(Bloomberg

21:30 経済指標
米国輸入物価指数
前月比:前回0.5%(改定0.6)、予想0.7%、結果0.1%(×)
前年比:前回-3.0%(改定-2.9)、予想-1.4%、結果-1.7%(△)

米国輸出物価指数
前月比:前回1.3%(改定1.1)、予想0.6%、結果0.7%(○)
前年比:前回-5.5%(改定-5.7)、予想-4.0%、結果-4.1%(△)

21:04 米国主要企業決算
シティグループ
売上高:前回194.4億ドル、予想192.2億ドル、結果201億ドル(◎)
EPS:前回1.37ドル、予想1.24ドル、結果1.63ドル(◎)
シティ、債券・通貨・商品トレーディング収入が好調-予想外の増益(Bloomberg

22:01~要人発言
米国ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
(過去の発言:6/18/108/248/25, 10/13)
フィラデルフィア連銀総裁、政策金利の据え置きを改めて主張(Bloomberg

【考察】ハト派、タカ派発言→ドル円下落から上昇。

23:00 経済指標
米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(過去の速報値発表日;10/1411/1112/91/132/103/174/145/126/167/148/119/15, 10/13)
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高い。米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる。

前回68.1、予想67.4、結果63.0(×)

米国ミシガン大学インフレ予測
1年先:前回3.2%、予想3.2%、結果3.8%(◎)
5年先:前回2.8%、予想2.8%、結果3.0%(◎)

26:51~要人発言
鈴木財務相
(過去の発言:9/19/89/229/269/289/2910/210/310/410/6, 10/10, 10/13)
鈴木財務相、「場合によっては適切な対応」が求められる-為替市場(Bloomberg

【考察】円安牽制発言→ドル円下落

28:30 経済指標
IMM通貨先物10/10時点(ポジション推移
円ショート大幅縮小

【考察】円買い材料

<まとめ>
①「中東情勢悪化→安全資産の米国債買い→米国債利回り低下→ドル売り」
②「中東情勢悪化→原油先物価格上昇→インフレ懸念→米国債利回り上昇→ドル買い」
③「中東情勢悪化→原油先物価格上昇→インフレ懸念→日本貿易収支悪化懸念→円売り」
④「前日の米国消費者物価指数の強い数値→米追加利上げ観測再燃→米国債利回り上昇→ドル買い」
⑤「前日の米国消費者物価指数の強い数値→米追加利上げ観測再燃→株先物・株価指数下落→リスクオフ円買い」
⑥「実質五十日仲値→実需勢のドル買い需要」
⑦「政府日銀の円安牽制警戒、日銀政策修正観測→ドル売り・円買い」
⑧「中東情勢悪化→地政学リスクオフ円買い」
⑨「米国経済指標の強い数値→米国債利回り上昇→ドル買い」
⑩「FRB要人のタカ派発言→→米国債利回り上昇→ドル買い」
⑪「中東情勢悪化→安全資産のゴールド買い→ドル売り」


東京マーケット:
日足始値149.82から、⑥ドル買いで日足高値149.83を付けたが、150円目前では⑦ドル売り・円買いとなり、①ドル売りと③円売りも材料視。ドル売り・円売り交錯するも、150円台乗せ失敗を嫌気したロング勢の決済が入ったためか、ドル売り強く東京安値149.57を付けた。
しかし、1H足20MA付近149.64がサポートとなり、押し目買いで149.74へ上昇。

きょうの国内市況(10月13日):株式、債券、為替市場(Bloomberg

欧米マーケット:
欧州オープン直前まで押し目買いは続き、149.76まで上昇するも、欧州オープン後は①ドル売りが強くドル円下落するも、③円売り、②・④ドル買い交錯しドル円揉み合い。
NYオープンが近づくと、更に①ドル売りが強まり、日足安値149.45へ下落。
その後、⑨,⑩ドル買い、⑦ドル売り・円買い、⑪ドル売りの材料交錯しドル円揉み合い。
総じて①ドル売り、⑧円買いでドル円下落。
日足終値149.58。

【米国市況】S&P500続落し国債上昇、中東情勢を懸念-149円台半ば(Bloomberg

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

米国債イールドカーブ

10/13(金)は10/12(木)に対しブル(短期金利低下、長期金利低下)、逆イールド拡大。ドル売り材料(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
11月公表:据え置き94.3%、25bps引き上げ5.7%、50bps引き上げ0.0%

テクニカル分析

トレード

  • 月足:10月陰線形成中。レンジ内の上昇トレンドでレンジ実体上限到達。
  • 週足:10/9週、陽線形成中。上昇トレンド中の調整波。
  • 日足:10/12陽線。チャネル下限かつ20MA到達から上昇中。
  • 4H足:上昇トレンド。
  • 1H足:上昇トレンド。
  • 15M足:上昇チャネル。

【シナリオ】

①ロング
(A)4H足サポート149.460又は1H足20MA付近まで下落→ダウ転換上昇→目標1H足レジスタンス149.711

②ショート
(B)1H足サポート149.711をダウ下落→目標4H足サポート149.460

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

10月通算:5勝2敗、勝率71.4%、獲得Pips +92.1

(Trading View)

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