ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
<注目材料>
(1)4/10の欧米マーケット影響
植田日銀総裁のハト派発言により早期政策変更期待が後退し、ドル円急騰。
(2)経済指標
・注目材料なし。
(3)要人発言
・FRB当局者
(4)その他
・欧州マーケット3連休(イースター休暇)明け:4/7米国雇用統計の結果と4/11日銀金融政策期待後退への反応に注目したい。
4/11の日銀金融政策期待後退の影響でドル円上昇継続優位と推測。
(ドル円動き例)
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
22:04~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「あと1回利上げは妥当」
「インフレは依然として高い」
「小売売上高や消費者物価指数などに注目」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。材料ない中での発言だったことで大きめの反応となったか。
22:42~要人発言
米国イエレン財務長官(Bloomberg)
「米国のインフレは依然として高すぎるが、ここ半年で緩和した」
【考察】タカ派・ハト派発言
26:00 経済指標
米国3年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.635%、結果3.810%(×)
【考察】入札不調でドル円上昇継続。
26:30~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「積極的な利上げには注意すべき」
【考察】ハト派発言でドル円下落
東京マーケット:NYマーケットからのドル売りの流れを引き継ぎオープン前からドル円下落。しかし、日銀金融政策変更の期待後退からか全戻しの上昇。その後は材料不足で小幅推移。
欧米マーケット:欧州3連休明け、材料ないもののドル売りが続きドル円下落スタート。NYマーケットに入ってからは米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁のタカ派発言でドル円上昇、米国グールズビー・シカゴ連銀総裁のハト派発言でドル円下落。
総じてドル円方向性なし。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- CHF(リスクオフ通貨):
- EUR(リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
- USD(基軸通貨):
- JPY(リスクオフ通貨):
- NZD(資源国リスクオン通貨):
米国債イールドカーブ
4/11(火)は4/10(月)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇、逆イールド拡大)でドル買い・ドル売り材料交錯。
ドルインデックス日足陰線は逆イールド拡大の影響やポジション調整の可能性あり。
*逆イールドはリセッションのサイン(Bloomberg)、逆イールド拡大(Bloomberg)
5月FOMCの利上げ幅見通しは、据え置きが31.1%、25bpsが68.9%。(CME FedWatch Tool)
テクニカル分析
トレード
- 月足:4月陰線から陽線形成中に変化。
- 週足:4/10週、陽線形成中。
- 日足:4/10大陽線。20MAからボリンジャーバンド+2σまで急騰。ネックライン抜けたことで上昇継続しやすい。
- 4H足:上昇トレンド。
- 1H足:上昇トレンド。
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス133.844をダウ上昇→目標日足レジスタンス134.220
(B)日足レジスタンス134.220をダウ上昇→目標4H足レジスタンス134.660
②ショート
(C)日足レジスタンス134.220付近まで上昇→ダウ転換下落→目標1H足サポート133.844
(D)1H足レジスタンス133.844付近まで上昇→ダウ転換下落→1H足サポート133.546をダウ下落→目標ラウンドナンバー133.000
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
トレード1
133.844に向かい上昇→133.546をダウ下落→(D)ショート
ショート:133.478
T/P:133.000
獲得pips:+47.8
4月通算:8勝8敗、勝率50.0%、平均RR 2.10、獲得Pips +138.0
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