ドル(USD)
経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
2023/5/15(月)
20:32~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「利下げは基本的な考えに入っていない」
「インフレが急速に低下するとは思えない」
「追加利上げが必要かもしれない」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
21:30 経済指標
米国ニューヨーク連銀製造業景気指数5月度(Bloomberg)
米国フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米国ISM製造業購買担当者景気指数の先行指標として注目されます。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」。
基準0、前回10.8、予想-3.9、結果-31.8(×)
【考察】サプライズの弱い数値でドル円下落。
21:32~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「利上げ影響の表面化はこれから」
【考察】利上げへの具体的言及なし。
22:42~要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「インフレ鈍化にはまだなすべき仕事がある」
「数カ月の良いデータに騙されてはならない」
「労働市場は依然として強い」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
25:52~要人発言
米国共和党のマッカーシー下院議長(Bloomberg)
「債務上限交渉、何ら動きが見られない」
【考察】先週に比べてリスクオフドル買いが弱いがドル円上昇
28:31~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Reuters)
「本日FOMCなら金利据え置きに投票する」
「金利の行き過ぎのリスクを考慮すると慎重に行動する必要がある」
【考察】本日タカ派発言した後のハト派発言。NYマーケットクローズ直前でドル円反応なし。
2023/5/16(火)
21:30 経済指標
米国小売売上高4月度(Bloomberg)
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。
前月比:前回-1.0%(改定-0.6)、予想0.7%、結果0.4%(△)
コア前月比:前回-0.8%(改定-0.4)、予想0.3%、結果0.4%(◎)
【考察】コア指数が強くドル円上昇。
21:49~要人発言
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「インフレ2%に戻す決意が必要」
「金利は十分に制限された水準にない」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。
22:08~ 要人発言
米国共和党のマッカーシー下院議長(Bloomberg)
「債務上限合意、程遠い」
【考察】ドル売り材料だがリスクオフドル買い。
22:15 経済指標
米国鉱工業生産指数4月度(Bloomberg)
鉱工業部門の生産動向を数値化したもので景気実態を把握する速報性に優れることから注目度が高い。
前回0.4%(改定)、予想0.1%、結果0.5%(◎)
米国設備稼働率4月度
生産能力に対する実際の生産量の比率。設備投資とインフレの先行指標であることから注目度高い。
前回79.8%(改定79.4)、予想79.6%、結果79.7%(◎)
【考察】強い数値でドル円上昇。
23:32~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「必要なら追加利上げ」
「需要はまだ冷え切っていない」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続
24:22~要人発言
米国バーFRB理事
「地方銀行は健全で回復力がある」
「商業用不動産のリスクを注意深く監視」
【考察】金融システム不安の払拭期待。利上げに関する言及なし。
25:26~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
「経済は容認できないほどの高インフレに直面」
「経済はより正常なパターンに戻り始めている」
「銀行システムは健全で回復力がある」
【考察】タカ派発言だが、日足安値135.66から136.69まで一気に上昇しており利確が入り始めたためかドル円上昇一服。
27:31~要人発言
米国バーFRB理事
「金融政策決定の際には信用引き締めを考慮する」
【考察】利上げに関する言及なし。
27:34~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Reuters)
「経済を十分抑制できたか、まだ分からない」
「利下げの議論は時期尚早」
【考察】タカ派発言
28:26~要人発言
米国ローガン・ダラス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Reuters)(Bloomberg)
「小幅で回数少ない利上げなら金融不安を引き起こす可能性低い」
【考察】タカ派発言
2023/5/17(水)
8:10~要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
「ソフトランディングの可能性はある」
8:22~要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)
「失業率が上昇し、インフレが高止まりするなら、FRBに大きな圧力になる」
「インフレ抑制へコミットする必要がある」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
21:30 経済指標
米国住宅着工件数4月度(Bloomberg)
住宅購入に伴い、家電などの耐久消費財も購入されることが多く、個人消費への波及効果が大きいため注目される。また、最近はFRB当局者が住宅関連指標をインフレ把握のために注目していることから、更に重要度が上がっている。
件数:前回142.0万件(改定137.1)、予想140.5万件、結果140.1万件(△)
前月比:前回-0.8%(改定-4.5)、予想-1.4%、結果2.2%(◎)
米国住宅建築許可
件数:前回141.3万件(改定143.0)、予想143.2万件、結果141.6万件(×)
前月比:前回-8.8%(改定-3.0)、予想0.1%、結果-1.5%(△)
26:00 経済指標
米国20年債入札(Upcoming Auctions)
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.920%、結果3.954%(×)
【考察】入札不調でドル円上昇。
2023/5/18(木)
21:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回26.4万件(改定)、予想25.2万件、結果24.2万件(◎)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回181.3万件(改定)、予想181.9万件、結果179.9万件(◎)
21:30 経済指標
米国フィラデルフィア連銀景況指数5月度(Bloomberg)
米国ISM製造業購買担当者景気指数と相関性あるため注目される。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
基準0、前回-31.3(改定)、予想-18.0、結果-10.4(◎)
【考察】総じて強い数値でドル円急騰。138円台乗せ。
21:48~要人発言
米国ローガン・ダラス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「現時点のデータは6月FOMCでの利上げ見送りを正当化しない」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続
22:05~要人発言
米国ジェファーソンFRB理事(議会証言)(Bloomberg)
「インフレは高すぎる」
【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。
23:00 経済指標
米国中古住宅販売件数4月度
住宅市場は消費に大きな影響を与えることから景気の先行指標として米国新築住宅販売件数とともに重要。
件数:前回444万件(改定443)、予想430万件、結果428万件(×)
前月比:前回-2.4%(改定-2.6)、予想-3.3%、結果-3.2%(○)
23:00 経済指標
米国景気先行指数4月度(Bloomberg)
前月比:前回-1.2(改定)、予想-0.5%、結果-0.6%(△)
23:19~要人発言
米国共和党マッカーシー下院議長(Bloomberg)
「債務上限合意の可能性」
【考察】ドル円上昇継続
25:11~要人発言
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Reuters)
「利上げ継続を支持」
【考察】タカ派発言でドル円上昇再開
26:36~要人発言
米国共和党パトリック・マクヘンリー下院金融委員長(Bloomberg)
「債務上限交渉は何も進んでいない」
26:37~要人発言
米国民主党シューマー上院院内総務
「米債務上限を巡る交渉は前進」
【考察】米国債務上限交渉を巡る発言に一貫性なく、ドル円上げ渋り。
その他:
米国住宅ローン金利:2週間下落した後上昇、30年物は6.39%に上昇。
2023/5/19(金)
21:45~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)
22:00~要人発言
米国ボウマンFRB理事
24:06~要人発言
米国パウエルFRB議長(バーナンキ元FRB議長と対談予定)
「インフレは目標2%を遥かに上回っている」
「信用不安を考慮すると金利は十分に高くする必要がない可能性」
【考察】タカ派発言からのハト派発言でドル円下落。FRB当局者からは連日タカ派発言であったことからハト派発言はサプライズ。
24:11~要人発言
米国イエレン財務長官(Bloomberg)
「銀行CEOとの会議でさらなる合併が必要になる可能性」
【考察】鎮静化していた米国金融システム不安再燃。パウエル議長発言に注目が集まっていた中での突然のサプライズ発言によって株先物・株価指数下落の円買いでドル円急落。
24:17 報道
「米国共和党の債務交渉担当者、債務上限交渉から離脱」(Bloomberg)
【考察】債務上限交渉進展が見られていた中でサプライズ報道。立て続けのリスクオフ材料でドル円下落継続。
25:28~要人発言
米国共和党マッカーシー下院議長
「債務上限交渉、進展していない」
【考察】リスクオフ円買いでドル円下落。
2023/5/20(土)
2023/5/21(日)
要人発言
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2023年FOMC投票権あり)(Bloomberg)
「利上げ据え置き排除しない」
【考察】ハト派発言。5/22のドル円下落材料
円(JPY)
2023/5/15(月)
8:50 経済指標
日本国内企業物価4月度
前月比:前回0.0%(改定0.1)、予想0.0%、結果0.2%(◎)
前年比:前回7.2%(改定7.4)、予想5.7%、結果5.8%(○)
9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
2023/5/16(火)
2023/5/17(水)
8:50 経済指標
日本GDP1次速報値 第1四半期(日本経済新聞)
前期比:前回果0.0%(改定)、予想0.2%、結果0.4%(◎)
前期比年率:前回0.1%(改定-0.1)、予想0.7%、結果1.6%(◎)
GDPデフレータ前年比:前回1.2%(改定)、予想2.0%、結果2.0%(○)
2023/5/18(木)
8:50 経済指標
日本通関ベース貿易収支4月度(日本経済新聞)
貿易赤字拡大は実需の円売り材料。
季調前:前回-7545億円(改定-7551)、予想-6050億円、結果-4324億円(◎)
季調済:前回-12099億円(改定-12135)、予想-10820億円、結果-10172億円(◎)
2023/5/19(金)
G7首脳会議(広島開催、5/19~21)(Bloomberg)
8:30 経済指標
日本消費者物価指数4月度(Bloomberg)
前年比:前回3.2%、予想3.4%、結果3.5%(◎)
コア前年比:前回3.1%、予想3.4%、結果3.4%(○)
【考察】強い数値の円買い材料でドル円下落したが直ぐに全戻し。
9:55 週末かつ実質五十日仲値(5/20休場につき)
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。
16:32~要人発言
植田日銀総裁(Bloomberg)
「金融緩和を続けていくことが必要」
【考察】いつものハト派発言でサプライズないもののドル円下げ止まり。
28:30 経済指標
IMM通貨先物(ポジション推移)
円ショート
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