2023年7月5日(水)ドル円初心者戦略と結果

ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
1. トレード

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

＜注目材料＞
（１）7/4の欧米マーケット影響
米国祝日休場の材料不足、薄商いで144.21～144.69間を乱高下。

（２）経済指標
・米国製造業新規受注
・米国耐久財受注確報値
・米国FOMC議事要旨

（３）要人発言
・政府日銀要人の円安牽制
・FRB要人

（４）その他
・五十日仲値

7/5は、米国休場明け。日米金融政策差を背景に再び145円突破の動きが活発になりそう。一方で突発的な上昇で145円を超えることがあれば、政府・日銀の強い口先介入への警戒感も増すことから乱高下に注意したい。
注目材料は米国FOMC議事要旨。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

9:55 仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

23:00 経済指標
米国製造業新規受注5月度
前月比：前回0.4%（改定0.3）、予想0.6%、結果0.3%（△）

23:00 経済指標
米国耐久財受注確報値5月度：設備投資の先行指標
前月比：前回1.7%（改定）、予想1.7%、結果1.8%（◎）
コア前月比：前回0.6%（改定）、予想0.6%、結果0.7%（◎）

27:00 経済指標
米国FOMC議事要旨6月度（過去の発表日：8/17, 10/12, 11/23, 1/4, 2/22, 4/12, 5/24, 7/5）
６月の米利上げ休止巡り、意見の相違明らかに－ＦＯＭＣ議事要旨（Bloomberg）

【考察】会合参加者の意見が割れるタカ派、ハト派内容。サプライズなく材料通過の安心感からか、ドル円上昇継続。

29:07～要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁（2023年FOMC投票権あり）
「インフレが依然として高水準」
「6月FOMCでの金利据え置き支持」
ＦＲＢの年内追加利上げ、データが裏付け＝ＮＹ連銀（Reuters）

【考察】タカ派、ハト派発言

＜まとめ＞
東京マーケット：
材料不足で方向感なし。
きょうの国内市況（７月５日）：株式、債券、為替市場（Bloomberg）

欧米マーケット：
欧州オープンから米国債利回り低下、日経平均・ダウ平均先物下落のリスクオフでドル円急落。
アーリーNY勢参入で持ち直していたが、NYオープン後のダウ平均下落リスクオフで再び下落。しかし、米国製造業新規受注と米国耐久財受注確報値の強い数値で全戻しの上昇。
注目の米国FOMC議事要旨は会合参加者の意見が割れるタカ派、ハト派内容。サプライズなく材料消化の安心感からか、ドル円上昇継続。
また、原油先物価格サウジアラビアの減産継続とロシアの輸出削減を上昇しており、ドル円上昇を後押しか。

今週の傾向は、米国経済指標の弱い数値でもドル売り限定的、強い数値で強いドル買い。

【欧州市況】株反落、さえない中国統計が重しに－英債は下落（Bloomberg）
【米国市況】国債利回り上昇、追加利上げ観測で－ドルは144円台後半（Bloomberg）

(Trading View)