2022年5月31日(火)ドル円初心者戦略と結果

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

注目材料

1. 経済指標・要人発言
米国が休場明けで複数の米国経済指標が発表予定。
「強い結果→ドル買い→ドル円上昇」、「弱い結果→ドル売り→ドル円下落」を想定します。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

8:30 経済指標
日本雇用統計4月度
完全失業率:前回2.6%、予想2.6%、結果2.5%(◎)
有効求人倍率:前回1.22倍、予想1.23倍、結果1.23倍(◎)

8:30 経済指標
日本鉱工業生産速報値4月度
前月比:0.3%、予想-0.2%、結果-1.3%(✕)
前年比:-1.7%、予想-3.6%、結果-4.8%(✕)

9:55 月末仲値

欧州マーケット(16:00~25:00)

22:00 経済指標
米国S&Pケースシラー住宅価格3月度
前年比:前回20.20%(改定20.26)、予想19.70%、結果21.17%(◎)

22:00 経済指標
米国住宅価格指数3月度
前月比:前回2.1%(改定1.9)、予想2.0%、結果1.5%(✕)

NYマーケット(22:30~29:00)
22:45 経済指標
米国シカゴ購買部協会景気指数5月度: 米国ISM製造業景気指数の先行指標として注目。
基準50、前回56.4、予想54.9、結果60.3(◎)

23:00 経済指標
米国カンファレンスボード消費者信頼感指数5月度
前回107.3(改定108.6)、予想103.9、結果106.4(○)

23:00 経済指標
米国ダラス連銀製造業活動指数5月度:プラスなら景況感上昇、マイナスなら景況感悪化
前回1.1、予想1.5、結果-7.3(✕)

24:00 月末ロンドンフィックス

25:00 欧州クローズ

29:00 NYクローズ

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. CAD(資源国リスクオン通貨):前日2位。EUがロシア産石油の禁輸を柱とする追加制裁で合意、中国上海ロックダウン解除、OPEC大幅増産なしで原油先物価格上昇し買い。
  2. USD(基軸通貨):前日6位。米国休場であった5/30中の米国ウォラーFRB理事のタカ派発言引継ぎ、米国経済指標が総じて良好で買い。
  3. CHF(リスクオフ通貨):前日7位。
  4. AUD(資源国リスクオン通貨):前日1位。
  5. EUR(リスクオン通貨):前日3位。EUがロシア産石油の禁輸を柱とする追加制裁で合意、高インフレによるユーロ圏景気減速懸念で売り
  6. GBP(リスクオン通貨):前日5位。
  7. NZD(資源国リスクオン通貨):前日4位。
  8. JPY(リスクオフ通貨):前日8位。

米国債イールドカーブ

5/31(火)は5/27(金)に対して、ベア・スティープニング(短期金利上昇、長期金利上昇、長短金利差拡大)。

*ベア・スティープニング:
直近の景気良好→景気過熱抑制のために政策金利上げの可能性浮上→長短金利上昇→長期金利高く将来も利上げ見込み→好景気継続→リスクオン→ドル買い示唆

5/31の米国債2年利回りは日足陰線、米国債10年利回り日足上ヒゲ陽線、ドルインデックス日足上ヒゲ陽線。ドルは一旦下押ししても上昇しやすいと推測します。

テクニカル分析

ドル円チャート

  • 月足: ボリンジャーバンド+2σをバンドウォークし強い上昇トレンド。
  • 週足:ボリンジャーバンド+1σで反発上昇中。上昇トレンド継続。
  • 日足:5/30は上ヒゲ陽線で引け。
  • 4H足:三角持ち合い上抜けてレジサポし上目線。
  • 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
  • 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。

【シナリオ】
①ロング
(A)1H・4H足127.731上抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー128.000。

②ショート
(B)1H足押し安値127.287下抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー127.000。

【考察】
9:00 1H・4H足127.731上抜け→レジサポ→127.783(A)ロング可
9:15 目標ラウンドナンバー128.000到達→(A)ロング成立

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