ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
注目材料
1. 経済指標・要人発言
米国市場が戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)で休場であり、大きな注目材料なし。よって、東京マーケットや欧州マーケットで突発的な材料が出ないなら動きが出にくいと想定します。
マーケットの動き
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
9:55 月末五十日仲値
10:36 要人発言
黒田日銀総裁
「強力な金融緩和粘り強く続け経済を支えていく」
「円安が急速に進んだ時の要因は日銀の金融政策とはみていない」
「最近の急速な円安進行は改善されている」
(Bloomberg)
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)で米国休場
24:00 要人発言
米国ウォラーFRB理事(2022年FOMC投票権あり)
「コアインフレは目標2%に下げっておらず非常に高い」
「失業率は大幅上昇することなく高い金利に耐えられる」
「年内に政策金利は中立水準以上に達するべき」
「インフレ目標2%に近づくまで0.50%利上げ支持」
「バランスシート縮小は0.25%利上げ1.5~2.5回分に相当する」
「著しいインフレ低下が認められるまで全会合で0.50%利上げがテーブルにある」
(Bloomberg)
25:00 欧州クローズ
29:00 NYクローズ
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
米国休場で強い材料はありませんでしたが、東京・欧州マーケットの株先物・株価指数につれてドル円は推移しました。
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- AUD(資源国リスクオン通貨):前日2位。
- CAD(資源国リスクオン通貨):前日3位。
- EUR(リスクオン通貨):前日6位。独消費者物価指数速報値5月度が強い数値で買い
- NZD(資源国リスクオン通貨):前日1位。
- GBP(リスクオン通貨):前日4位。
- USD(基軸通貨):前日7位。
- CHF(リスクオフ通貨):前日5位。
- JPY(リスクオフ通貨):前日8位。株先物・株価指数上昇で売り
米国債イールドカーブ
戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)で米国休場
テクニカル分析
ドル円チャート
- 月足: ボリンジャーバンド+2σをバンドウォークし強い上昇トレンド。
- 週足:3週連続陰線で下落勢い強いものの、先週はボリンジャーバンド+1σで支えられて引け。よって、5/30の週は反発上昇の可能性あり。
- 日足:5/27は十字線で引け。週足の反発上昇目線と日足下降目線がバッティングするため、目線の決着つくまで揉み合う可能性高そう。
- 4H足:ボリンジャーバンドスクイーズし三角持ち合い。
- 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
- 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)4H足三角持ち合いかつ戻り高値127.460上抜け→レジサポ→目標日足・4H足戻り高値実体127.890。
②ショート
(B)4H足三角持ち合いかつ4H実体126.562下抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー126.000。
【考察】
21:00 4H足三角持ち合いかつ戻り高値127.460上抜け→レジサポなく目標127.890手前の127.828で失速→127.460下抜けていないものの仕切り直しで(A)ロング不成立
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