2022年6月21日(火)ドル円初心者戦略と結果

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

注目材料

1. 経済指標・要人発言
大きな注目材料はありませんが、米国休場明けで大きな動きが出る可能性があります。
①日米金利差拡大→ドル買い円売り→ドル円上昇
②米国金融当局者タカ派発言→米国債利回り上昇ならドル買い→ドル円上昇
③日本要人からの強い円安牽制発言→円買い→ドル円下落→下げ止まりから押し目買い勢によるドル円上昇
④リセッション懸念→株先物・株価指数下落→リスクオフ(通貨強弱「円>ドル」なら)→ドル円下落
⑤リスクオフ後退→株先物・株価指数上昇(通貨強弱「ドル>円」なら)→ドル円上昇

主に①と②でドル円上昇を想定します。加えて、③~⑤でドル円上昇を後押しするか一時的にドル円下落を生じるか、を判断したい。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

11:59 要人発言
鈴木財務相
「為替の急激な変動は経済の安定を損なう」

【考察】円安牽制発言

14:40 要人発言
岸田首相
「金融政策は今の状況を維持」
「急激な円安は懸念すべきもの」
(Bloomberg)

【考察】円安牽制・容認発言

欧州マーケット(16:00~25:00)

21:30 経済指標
米国カゴ連銀全米活動指数5月度
前回0.47、結果0.01(✕)

NYマーケット(22:30~29:00)、米国休場明け

23:00 経済指標
米国中古住宅販売件数:

前回561万件(改定560)、予想541万件、結果541万件(○)(Bloomberg)

24:31 要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
「インフレは高く幅広い」

「ミシガン大学消費者信頼感指数結果が75bp利上げ支持の根拠」(Bloomberg)

【考察】タカ発言

25:00 欧州クローズ

29:00 NYクローズ

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. CAD(資源国リスクオン通貨):前日3位。
  2. AUD(資源国リスクオン通貨):前日4位。
  3. EUR(リスクオン通貨):前日6位。レーン・フィンランド中銀総裁のタカ派発言で買い。
  4. GBP(リスクオン通貨):前日2位。マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員のタカ派発言で買い。
  5. CHF(リスクオフ通貨):前日5位。
  6. NZD(資源国リスクオン通貨):前日1位。
  7. USD(基軸通貨):前日7位。
  8. JPY(リスクオフ通貨):前日8位。日銀の大規模金融緩和策継続で売り

米国債イールドカーブ

6/20(火)は6/17(金)に対して、ベア・スティープニング(短期金利上昇、長期金利上昇、長短金利差拡大)。

*ベア・スティープニング:
直近の景気良好→景気過熱抑制のために政策金利上げの可能性浮上→長短金利上昇→長期金利高く将来も利上げ見込み→好景気継続→リスクオン→ドル買い示唆

ドルインデックス:日足下ヒゲピンバーでネックラインから反発上昇。
米国債2年利回り:日足陰線。トレンドラインとボリンジャーバンド+1σ付近。
米国債10年利回り:日足コマ足。トレンドラインとボリンジャーバンド+1σ付近。

テクニカル分析

ドル円チャート

  • 月足: ボリンジャーバンド+2σをバンドウォークし強い上昇トレンド。
  • 週足:ボリンジャーバンド+1σ~+2σ間の上昇トレンド。
  • 日足:6/20十字線。
  • 4H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
  • 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
  • 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。

【シナリオ】6/20と同様
①ロング
(A)4H・日足戻り高値実体135.433上抜け→レジサポ→目標週足上限実体135.930。

②ショート
(B)4H足押し安値実体134.504下抜け→レジサポ→目標1H足チャネル下限かつ押し安値実体133.832。


【考察】前提:リスクリワード2.0以上

20:00 135.433上抜け→レジサポなく目標135.930到達→(A)ロング見送り

6月通算:6勝5敗、勝率54.5%
6月獲得pips:+179.2

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