2022年9月5日(月)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

注目材料

1. 経済指標・要人発言
9/2は米国雇用統計を筆頭に他の指標結果も総崩れによってドル円急落。しかし、悪材料でも140円台をキープできたことは底堅さを示唆しているのかもしれません。
9/5は注目材料がなく米国市場が休場であることからレンジ推移となるか、市場参加者が少ないことを良いことに荒れるか分かりませんが、140円底堅さから上昇優勢と考えます。

一方で、気になるのは最近急増している下記③-1の円安牽制発言。発言の影響度にムラはありますが、「円安牽制発言→円買い→ドル円下落」の動きは見られています。
代り映えのない発言続きであるため影響は薄れていく想定ですが、今までよりも強い円安牽制発言があれば大きめのドル円下落が生じるかもしれません。但し、所詮は口先介入。大きく下落あれば押し目買いを考えたいです。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

9:55 五十日仲値

15:42 要人発言(Reuters)
経団連 十倉会長
「今の円安は投機的な動きが多い」
「投機的な円安で金融政策の方向性を議論するのはなじまない」
「インフレが持続的なら金融・財政政策を議論すべき」

【考察】円安容認発言。金融当局関係者でもないことからドル円への影響なし。

欧州マーケット(16:00~25:00)

20:38 報道
英国トラス新首相就任 

20:46 要人発言(Bloomberg)
OPECプラス、10月の日量10万バレル減産支持

【考察】 増産要望が上がっていたなかでの減産はサプライズ。最近の中国ロックダウンも含め、世界的な景気減速懸念が要因。「減産発表→一時的に原油先物WTI上昇→ドル買い→ドル円上昇」。しかし、中長期的には「景気減速懸念→原油需要減→原油先物WTI下落→ドル売り→ドル円下落」の可能性あり。

21:48 要人発言(日本経済新聞)
ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトム
「砲撃により、ザポロジジア原子力発電所の原子炉が電力システムから切断された」

【考察】 「地政学リスクオフ→円買い」「ドル売り」でドル円下落。しかし、OPECプラス発表の影響が大きいためか、直ぐに「ドル買い・円売り」でドル円上昇へ転換。

NYマーケット(22:30~29:00)、レイバーデイで米国祝日休場

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. CHF(リスクオフ通貨):
  2. GBP(リスクオン通貨):
  3. USD(基軸通貨):
  4. AUD(資源国リスクオン通貨):
  5. CAD(資源国リスクオン通貨):
  6. JPY(リスクオフ通貨):
  7. EUR(リスクオン通貨):
  8. NZD(資源国リスクオン通貨):

米国債イールドカーブ

祝日で米国債休場。

・ドルインデックス:日足上ヒゲピンバー陽線。上昇トレンド継続。

(Trading View)

テクニカル分析

ドル円トレード

  • 月足:ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク。
  • 週足:8/29週は大陽線。ボリンジャーバンド+2σで反発しスクイーズしつつあり。
  • 日足:9/2上ヒゲピンバー陽線。上昇トレンドですが調整の下落が生じる可能性あり。
  • 4H足:ボリンジャーバンド+1σで反発。上昇トレンド継続。
  • 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズでレンジ。
  • 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズでレンジ。

【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス140.246上抜け→レジサポ→目標1H足レジスタンス140.582

②ショート
(B)1H足サポート139.918下抜け→レジサポ→目標1H足サポート139.506

【前提】
リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
・140.246上抜け→レジサポが上ヒゲピンバー陰線であったため(A)ロング見送り
・15M足ダウ形成で上昇の可能性高いと想定したもののRR≦2.0のため(A)ロング見送り
・15M足下ヒゲピンバー後、(A)ロング狙い目でしたがタイミング逃し。
・結果的に、目標140.582まで上昇でしたが、ノートレードで終了。

9月通算:1勝0敗1分
9月獲得pips:+35.8

(Trading View)

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