ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
(1)12/21欧米マーケットの影響:12/20日銀金融政策決定会合でサプライズのYCC調整発表以降、約6.5円ドル円暴落の反動で緩やかな戻し上昇。
12/22も新たな材料出るまでは方向感のない動きの見込み。
(2)米国経済指標(⑥):実質GDP改定値第3四半期、景気先行指数
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(17:00~25:30)
22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg)
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回21.1万件(改定21.4)、予想22.2万件、結果21.6万件(△)
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回167.1万件(改定167.8)、予想168.3万件、結果167.2万件(◎)
22:30 経済指標
米国実質GDP改定値第3四半期(Bloomberg)
速報値に比べて注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
実質GDP:前回2.9%、予想2.9%、結果3.2%(◎)
個人消費:前回1.7%、予想1.7%、結果2.3%(◎)
GDPデフレータ:前回4.3%、予想4.3%、結果4.4%(◎)
PCEコアデフレータ:前回4.6%、予想4.6%、結果4.7%(◎)
NYマーケット(23:30~30:00)
24:00 経済指標
米国景気先行指数11月度(Bloomberg)
前月比:前回-0.8%(改定-0.9)、予想-0.4%、結果-1.0%(×)
25:00 経済指標
米国カンザスシティ連銀製造業総合指数12月度
前回-6、結果-9(×)
東京マーケット:12/20日銀の金融政策変更への警戒感でドル円下落。
欧米マーケット:株先物・株価指数下落のリスクオフドル買い、米国新規失業保険・失業保険継続申請件数が総じて強く、米国実質GDP改定値が全て強い数値でドル円上昇。しかし、米国景気先行指数が弱い数値でドル円下落。その後は、リスクオフ後退や米国指標結果の影響交錯して方向感のない動き。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- JPY(リスクオフ通貨):株先物・株価指数下落のリスクオフで買い。
- USD(基軸通貨):株先物・株価指数下落のリスクオフで買い。
- EUR(リスクオン通貨):ECB利上げ期待で買い。
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):原油先物価格下落で売り。
- GBP(リスクオン通貨):
- CHF(リスクオフ通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):株先物・株価指数下落のリスクオフで売り。
- NZD(資源国リスクオン通貨):株先物・株価指数下落のリスクオフで売り。
米国債イールドカーブ
12/22(木)は12/21(水)に対してベア(短期金上昇、長期金利上昇、逆イールド拡大)でドル買いとドル売り材料交錯。ドルインデックス上昇しており、金利上昇の影響が強い。
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:11月大陰線で引け。12月陰線形成中。ボリンジャーバンド+1σ下抜け。
- 週足:12/19週、陰線形成中。下降トレンド推進波。ダウ高値130.500付近まで急落したことで一時的に反発上昇しやすいか。
- 日足:12/21陽線。上昇チャネル一気に下抜け。ダウ高値130.500付近まで急落したことで一時的に反発上昇しやすいか。
- 4H足:レンジ形成。
- 1H足:上昇チャネル。
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス132.421上抜け→レジサポ→目標1H足レジスタンス132.693
(B)1H足レジスタンス132.693→レジサポ→目標4H足レジスタンス133.186
②ショート
(C)1H足サポート131.566下抜け→レジサポ→目標日足サポート131.162
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー
トレード1
シナリオ外でトレードなし
12月通算:6勝6敗1分、勝率50.0%、平均RR1.95
12月獲得pips:+127.9
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