TOEICテスト究極のゼミ合宿体験記

『TOEIC新形式に特化』

~ 究極のゼミ合宿 

TOEICを勉強したことのある方なら知らない人はいない、ヒロ前田氏と濵﨑潤之輔氏が教官を務めるTOEICに特化した『究極のゼミ合宿』をご存知でしょうか。通常1泊2日で開催されていますが、年に一度は2泊3日で開催されることもあります。

先日、2泊3日の合宿に参加しました。受講を検討されている方に参考となればと思いますので、体験談をお伝えします。

 

1.究極のゼミ合宿の特長

2016年5月に改訂されたTOEIC新形式問題が試している「ストーリー」を理解するための、ことに注力しています。ストーリーの理解とは、「文脈の理解」ということです。「ストーリーの理解」と「徹底的な訓練」を繰り返す、英語漬けの合宿です。

 

2.申込み

(1)ホームページの専用フォームから申込み

TOEIC学習者に評判が良く人気の合宿ですので、直ぐに定員に達し、キャンセル待ちになります。一般公開前に先生方のSNSを通して、先行開催案内もあるため、メールマガジンなどに登録しておくことをお薦めします。

キャンセル待ちに登録すると、ヒロ前田先生より、注意点や受講料についてメールが届きます。

(2)受講料

45,000円(税込)。但し、開催場所などにより、受講料は変わりますが、宿泊(2泊)、食事(6 回)、教材(1冊)が含まれていますので、かなりお得な設定でした。

(3)所定日時、場所で合宿

 

3.会場

周辺には誘惑されるものもなく、勉強に集中できる環境でした。

 

4.スケジュール

(1)1日目

12:40 会場集合

13:00 注意事項などの連絡、教材『TOEICテスト新形式問題やり込みドリル(ヒロ 前田 (著)、ロス タロック (著)』の配布と紹介

13:30ー23:00 休憩を挟みながら、ひたすら演習、講義、質疑応答。
(2)2日目

7:30-19:00 休憩を挟みながら、ひたすら演習、講義、質疑応答。

19:00 懇親会

(3)3日目

7:30-18:00 休憩を挟みながら、ひたすら演習、講義、質疑応答。

 

5.合宿内容

『TOEICテスト新形式問題やり込みドリル』に収録された321問(本番形式249問+トレーニング72問)全ての演習、解説、特別トレーニングが実施されました。

やりこみドリルは、Part 3、4、5、6の新形式問題にフォーカスした問題集です。

・Part3&Part4:

意図問題は、①設問の先読み、②ヒントの探し出し、③真偽の精査。本質的な語学力が問われる問題であり、ネイティブならどう言うか、と考えたり、どれだけ表現を知っているかが重要とのことでした。実際、意図問題の3文トレーニング演習は苦戦する参加者も多かったです。

要約トレーニング法の紹介や参加者が要約を発表する演習もありました。この「まとめる」ということは、Part3&Part4だけでなく、Part2、Part7でも威力を発揮するようです。

グラフィック問題は、「3つのワナ」に嵌らないよう注意し、ストーリーを理解しながら、リンクを見つける必要がありました。

また、知識として英文をストックするためのシャドーイングのやり方は勉強になりました。

・Part6:1問解くときの読む分量、時間配分、リンクのヒントなどを学ぶことができました。

・Part7:普段から負荷を掛けたトレーニングの必要性、リンクの種類、3ステップの解答手順を学びました。

 

6.まとめ、感想

3日間30時間に及ぶ英語漬け合宿はハードでした。学校の英語の先生やTOEIC講師として活躍されている先生も参加しており、やる気の高い方々と、時にはチームを組んで、ひたすら勉強できたのは良い経験になりました。参加者の平均スコアは800点台でした。

新形式は、リスニングもリーディングも「ストーリー」が理解できていないと、解けない問題が大幅に増えています。つまり、単語だけを拾って断片的な情報で答える方法は通用せず、本質的な英語力を試される試験になってきたと言えます。

新形式対策だけではなく、TOEICテスト解答のコツや効果的な勉強法も非常に詳しく判りやすく、教えて頂けるため、TOEICを受験される予定の方、やる気がある方には、非常にお薦めの合宿です。

以上

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