2023年4月24日(月)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)4/21の欧米マーケット影響
日足安値133.55を付けた後、米国PMI速報値のサプライズの強い数値を受けて134.49まで急騰。その後、週末でロング勢の利確が入ってきたためか徐々に下落し、急騰から約半値戻しの134.11で引け。

(2)経済指標
・注目材料なし

(3)要人発言
・FEDウォッチャーであるWSJ紙のニック・ティミラオス氏(Twitter):ブラックアウト期間のため、いつもの様に発言や記事に要注意。

4/24は米国PMI速報値の強いサプライズを受けて上昇スタートしやすいものの、注目材料ないことから、材料不足で乱高下で終える可能性あり。相変わらず上値135.00が固く、下値133.63も下抜くには材料待ちと推測。
ドル円動き例

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

11:52~要人発言
植田日銀総裁(Bloomberg
「物価2%を下回っているので緩和を継続」

【考察】ハト派発言でドル円上昇継続。

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

23:30 経済指標
米国ダラス連銀製造業活動指数4月度
前回-15.7、予想-14.6、結果-23.4(×)

【考察】注目度の高い指標ではないが、材料不足のなかでのサプライズの弱い数値だったためドル円下落。しかし、トレンドが続かず。

24:00 月末ロンドンフィックス
月末・期末・年末はリバランス(大口投資家のポートフォリオ調整)で為替取引が活発になり急変動しやすい。

東京マーケット:
始値133.96から前週末NYマーケットの流れを引き継いで円買い強く下落。
東京オープン後は、4/23の衆参5つの補欠選挙で自民党が「4勝1敗」と勝ち越したことで日本政情安定の安心感・ご祝儀相場のためか日経平均株価上昇のリスクオン円売りでドル円上昇、植田日銀総裁のハト派発言で上昇継続。
しかし、先週末の米国PMI速報値で付けた高値134.49で揉み合い134.38で引け。
東京クローズ後は揉み合いを嫌気した決済が入ったためか134.18まで下落。

欧米マーケット:
欧州始値134.18から一時134.12下げ止まり上昇、東京マーケット高値134.47を上抜け日足高値134.73まで上昇。
NY始値134.59から上昇したが、米国ダラス連銀製造業活動指数サプライズの弱い数値でドル円下落。注目度の高い材料ではなかったが材料薄の中では影響が大きく、じり下げ継続し、134.25で引け。

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱

NYマーケットクローズ時点の通貨強弱

  1. EUR(リスクオン通貨):独Ifo景況感指数の強い数値やECB要人のタカ派発言で買い
  2. CHF(リスクオフ通貨):
  3. NZD(資源国リスクオン通貨):
  4. GBP(リスクオン通貨):
  5. CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):
  6. USD(基軸通貨):米国ダラス連銀製造業活動指数の弱い数値で売り。
  7. AUD(資源国リスクオン通貨):
  8. JPY(リスクオフ通貨):

米国債イールドカーブ

4/24(月)は4/21(金)に対してブル(短期金利低下、長期金利低下、逆イールド同等)でドル売り材料。
ドルインデックス日足陰線は金利低下の影響と推測。

*逆イールドはリセッションのサイン(Bloomberg)、逆イールド拡大(Bloomberg

5月FOMCの利上げ幅見通しは、据え置きが7.4%、25bpsが92.6%。(CME FedWatch Tool

テクニカル分析

トレード

  • 月足:4月陽線形成中。
  • 週足:4/17週、上長ヒゲ陽線。ダブルボトムのネックライン136.45に向かう流れ。
  • 日足:4/21下ヒゲピンバー陰線。上昇チャネル下限とボリンジャーバンド+1σで反発しており、4/24は上昇優勢と推測。
  • 4H足:レンジ。
  • 1H足:レンジ。
  • 15M足:下降チャネル。

【シナリオ】
①ロング
(A)1H足レジスタンス134.415をダウ上昇→目標1H足レジスタンス134.667
(B)1H足サポート133.644付近まで下落→ダウ転換上昇→目標1H足レジスタンス134.071

②ショート
(C)1H足レジスタンス134.415付近まで上昇→転換下落→1H足サポート134.071をダウ下落目標1H足サポート133.644

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
134.071をダウ下落→(B)ショート
ショート:133.954
S/L:134.106
獲得pips:-15.2
考察:日足が上昇優位の為、ショートは戻り売りが狙える位置(戻り高値やレンジ上限)まで引き付けるべきか。

4月通算:13勝12敗、勝率52.0%、平均RR 2.02、獲得Pips +204.9

(Trading View)

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