ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
<注目材料>
(1)6/16の欧米マーケット影響
日銀金融政策決定会合・植田日銀総裁会見で金融緩和策継続となったことでドル円急騰。
(2)経済指標
・注目材料なし
(3)要人発言
・政府日銀要人の円安牽制
(4)その他
・米国祝日休場(Juneteenth)
・ウクライナ情勢緊迫化(地政学リスクオフ)
6/19も日銀金融緩和継続の影響でドル円上昇と想定。一方で政府・日銀から強い円安牽制発言で相次ぐ可能性高く、一時的にドル円下落に警戒必要。
(ドル円動き例)
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:39~要人発言
神田財務官が日本除外を「歓迎」、米国の為替操作国の監視対象リスト(Bloomberg)
【考察】政府・日銀為替介入がしやすい環境となったことで警戒感からかドル円下落。
東京マーケット(9:00~15:00)
15:22 報道
米バークシャー、5大商社株の持ち株比率高める-平均8.5%超に(Bloomberg)
【考察】明日の日経平均株価上昇期待から日経平均先物価格上昇のリスクオンでドル円上昇。
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
17:43~要人発言
習主席、米中関係進展は良いこと-前向きな一歩とブリンケン氏(Bloomberg)
【考察】米中関係改善期待のドル買いでドル円上昇。
<まとめ>
東京マーケット:
じり上げ展開だったが141.97で上げ止まり、142円台に乗せられなかったことで失望や高値警戒感、日経平均株価下落のリスクオフでドル円下落。
しかし、東京クローズ後、米バークシャーの日本商社株の持ち株比率引き上げ報道を受けてリスクオン円売りでドル円上昇。
きょうの国内市況(6月19日):株式、債券、為替市場(Bloomberg)
欧米マーケット:
欧州オープン後、米国ブリンケン国務長官と中国習国家主席の会談が良好に終わり米中関係改善期待のドル円上昇。
しかし、中国景気刺激策発表の期待が空振りとなり、失望の欧州株下落リスクオフを受けてドル円下落。その後は、米国祝日休場を受けて小幅推移。
【欧州市況】株下落、中国が刺激策発表せず失望-英2年債利回り急伸(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
米国債イールドカーブ
債券市場も祝日休場
FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool)
7月度:据え置き26.8%。25bps引き上げ73.2%。
テクニカル分析
トレード
- 月足:6月陰線形成中。
- 週足:6/12週、陽線。上昇トレンド。
- 日足:6/16大陽線。三角持ち合いブレイクしボリンジャーバンド+2σバンドウォーク。
- 4H足:上昇トレンド。
- 1H足:上昇トレンド。
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足サポート141.686又はボリンジャーバンド+1σ付近まで下落→ダウ転換上昇→目標日足レジスタンス142.105
②ショート
(B)日足レジスタンス142.105付近まで上昇→1H足サポート141.686かつ20MAをダウ下落→目標4H足サポート141.286
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
条件合わずトレードなし
6月通算:6勝2敗、勝率75.0%、平均RR 2.12、獲得Pips +125.6
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