2023年12月25日(月)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)12/22の欧米マーケット影響
米国耐久財受注と個人所得・支出の強い数値で上昇するも、PCEコアデフレータが総じて弱い数値で全戻し。米国新築住宅販売件数と米国ミシガン大学消費者信頼感指数確報値・インフレ予測も強弱交錯し、強い数値が材料視され日足高値142.67へ急騰。
クリスマス休暇を控えて値動き小ではなく、市場参加者が少ないことで値が飛びやすくなった様子。日足終値142.45。

(2)経済指標
・特になし。

(3)要人発言
・植田総裁講演(日本経済団体連合会審議員会):
2022年同審議員会では、13:20頃から黒田元日銀総裁講演あり。

(4)その他
・五十日仲値
・海外の多くがクリスマス祝日休場
・FX取引会社の多くが営業時間短縮か休業
【債券週間展望】長期金利は上昇か、日銀総裁講演とオペ減額を警戒(Bloomberg
【日本株週間展望】高値圏を維持、新NISA期待が支え-円高は重し(Bloomberg

本日は植田総裁会見が予定されており、閑散相場のなかでは大きな値動きが生じる可能性あり。欧米マーケットに入れば材料薄く市場参加者が少ないことから、小幅値動きか閑散市場を狙った投機筋による不規則かつ急激な変動が生じる可能性あることからトレード不適と考えます。

<参考>
2022年12月26日(月)欧米クリスマス祝日休場時のドル円動き
東京マーケット中の黒田日銀総裁と岸田首相発言でドル円上昇。欧州序盤までドル円上昇。その後は、欧米祝日で材料薄く市場参加者が少なく動きなし。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

13:17~要人発言
植田日銀総裁(日本経済団体連合会審議員会)
2022年同審議員会では、13:20頃から黒田元日銀総裁講演あり。
金融政策の変更、目標実現の確度十分に高まれば検討-日銀総裁(Bloomberg

【考察】金融政策変更への言及あるも時期は不明。総じて金融緩和継続のハト派発言でドル円上昇。

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

<まとめ>
東京マーケット:
日足始値142.40。
オープン直後に東京・日足高値142.55付けるも、五十日仲値に向けてドル売り需要が強く下落。仲値通過も下落し東京・日足安値142.13を付けましたが、注目の植田日銀総裁会見でのハト派発言で再び142.51へ上昇。

きょうの国内市況(12月25日):株式、債券、為替市場(Bloomberg

欧米マーケット:
欧米祝日休場かつFX取引会社の多くが営業時間短縮か休業であり値動き小。
日足終値142.36。

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Investing.com)

米国債イールドカーブ

米国債券市場、祝日休場

テクニカル分析

トレード

  • 月足:12月陰線形成中。押し安値下抜けから20MAへの調整波発生中。
  • 週足:12/18週、上ヒゲピンバー陽線確定。押し安値付近。
  • 日足:12/22陽線。下降トレンド。BBスクイーズ。週足押し安値付近でダブルボトム右肩形成の可能性ある位置。
  • 4H足:レンジ。BBスクイーズ。ダブルボトム右肩形成しつつあり。ネックライン上抜けなら戻り高値143.00付近目指す。
  • 1H足:レンジ。BBスクイーズ。
  • 15M足:レンジ。BBスクイーズ。

【シナリオ】

①ロング
(A)1H足サポート142.398又は1H足20MA付近へ下落→ダウ転換上昇→目標1H足レジスタンス142.604
(B)1H足レジスタンス142.604かつ4H足20MAをダウ上昇→目標4H足レジスタンス143.075

②ショート
(C)4H足レジスタンス143.075付近へ上昇→ダウ転換下落→目標1H足サポート142.604

各国祝日に伴い、取引会社のチャート停止のため、トレードなし

12月通算:11勝4敗、勝率73.3%、獲得Pips +217.8

(Investing.com)

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