2025年12月12日(金)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ
テクニカル
1. トレードシナリオと結果

ファンダメンタルズ

注目材料

１．経済指標
・IMM通貨先物円ポジション

２．要人発言
・日銀、政府円安牽制
・米国トランプ大統領
・FRB

３．その他
・地政学リスクオフ（日中、ウクライナ・ロシア）

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い：◎、予想以上：〇、予想より悪い：△、前回かつ予想より悪い：×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:30)

【日本市況】株が全面高、米株最高値で見直し買い－金利は小幅上昇（Bloomberg）

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

17:00　報道
日銀11カ月ぶり利上げへ、95年以来の水準に　19日金融政策決定会合（日本経済新聞）

21:03　報道
日銀、今利上げ局面での政策金利は0.75%超も視野の可能性-関係者（Bloomberg）

22:00～要人発言
米国ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁（2025年FOMC投票権なし）
フィラデルフィア連銀総裁、インフレよりも労働市場のリスク警戒（Bloomberg）

【考察】ハト派発言

22:30～要人発言
米国シュミッド・カンザスシティ連銀総裁（2025年FOMC投票権あり）
：政策スタンスはタカ派
米カンザスシティー連銀総裁「控えめな引き締め維持すべき」、物価懸念で（Reuters）

【考察】タカ派発言

22:38～要人発言
米国グールズビー・シカゴ連銀総裁（2025年FOMC投票権あり）
：政策スタンスはハト派
シカゴ連銀総裁、来年利下げに楽観的－大半の当局者より多い回数予想（Bloomberg）

【考察】ハト派発言

22:40～要人発言
米国ハマック・クリーブランド連銀総裁（2025年FOMC投票権なし）
：政策スタンスはタカ派
米クリーブランド連銀総裁、「引き締め的な政策」望む　物価対応必要（Reuters）

【考察】タカ派発言

29:30 経済指標
IMM通貨先物11/18時点（Investing.com）
円ロング減

29:46～要人発言
米国トランプ大統領
「金利1％以下にすべき」
「次期FRB議長最有力候補、ハセットとウォーシュ」
次期FRB議長レース、ハセットとウォーシュの2氏が先頭－トランプ氏

（Bloomberg）

29:56～要人発言
米国デイリー・サンフランシスコ連銀総裁（2025年FOMC投票権なし）
：政策スタンスは中立
ＦＲＢ「雇用と物価の板挟み」、今週の利下げ支持＝ＳＦ連銀総裁（Reuters）

【考察】ハト派発言

【米国市況】株下落、AI関連銘柄に利益確定の売り－長期金利上昇（Bloomberg）

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

＜ドル＞
買い材料：
・米国シュミッド・カンザスシティ連銀総裁、米国ハマック・クリーブランド連銀総裁：タカ派発言

売り材料：
・米国ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁、米国グールズビー・シカゴ連銀総裁、米国デイリー・サンフランシスコ連銀総裁：ハト派発言
・米国トランプ大統領「金利1％以下にすべき」

＜円＞
買い材料：
・日銀12月会合、利上げ報道
・日銀、来年政策金利0.75%超視野報道

売り材料：
・2025年6月調査想定為替レート上期145.87、下期145.56（日本銀行、短観）以上推移→日本企業業績改善（円キャリー促進）
・構造的円売り（日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増）
・その他円売り（航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念）