2025年12月31日(水)ドル円戦略と結果

ファンダメンタルズ

注目材料

1.経済指標
・米国新規失業保険申請件数、失業保険継続申請件数
・IMM通貨先物円ポジション

2.要人発言
・日銀、政府円安牽制
・米国トランプ大統領
・FRB

3.その他
・日本休場
・米国は債券市場短縮取引、株式市場通常通り
・英国、欧州やその他のほとんどの国が短縮取引
・サンタクロースラリー(年末最後の5営業日と年始最初の2営業日; 12/24-1/5。米国株上昇期待アノマリー)
・月末ロンドンフィックス
・地政学リスクオフ(日中、ウクライナ・ロシア)

マーケット動向

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:30)

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。失業保険継続申請件数より注目度は高い。
前回21.4万件(改定)、予想21.5万件、結果万件()

米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
前回192.3万件(改定)、予想188.7万件、結果万件()

25:00 月末ロンドンフィックス
前後の時間帯でポジション調整によって不規則な乱高下生じやすい。

29:30 経済指標
IMM通貨先物時点(Investing.com

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

通貨強弱

<ドル>
買い材料:

売り材料:

<円>
買い材料:

売り材料:
・2025年12月調査想定為替レート上期146.80、下期147.33(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足、パイロット不足、クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

Currency Strength Chart

テクニカル

トレードシナリオと結果

  • 月足:12月陽線形成中
  • 週足:12/29週、陽線形成中。上昇トレンド
  • 日足:12/30陽線。レンジ
  • 4H足:レンジ
  • 1H足:上昇トレンド

【シナリオ】
①Long
(A)1H足ダウ高値156.495をダウ上昇→目標1H足レンジ高値156.730
(B)1H足押し安値156.227付近へ下落→転換上昇→目標1H足ダウ高値156.495

②Short
(C)1H足レンジ高値156.730付近へ上昇→転換下落→目標1H足ダウ高値156.495

(Trading View)

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