ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
1.経済指標
・日本通関ベース貿易収支
・米国新規失業保険申請件数、失業保険継続申請件数
2.要人発言
・政府円安牽制
・日銀ブラックアウト期間(1/21~1/25)
・米国トランプ大統領(ダボス会議)
・FEDウォッチャー、WSJ紙のニック氏(X投稿):FRBブラックアウト期間(FOMC開催前週の土曜日から公表翌日までの13日間:1/18~1/30)につき
3.その他
・日銀会合関連リーク報道
・世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議:1/20~1/24)
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)
4.参考情報
最近の相場を動かす主な材料は、①米国労働市場、②インフレ、③米国経済成長、④地政学リスク、⑤円キャリー取引(促進or巻き戻し)に分類できます。
5.本日の注目材料
(1)米国経済指標
米国新規失業保険申請件数、失業保険継続申請件数です。
マーケット動向
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:50 経済指標
日本通関ベース貿易収支(輸出額から輸入額を差し引いた収支)
貿易赤字拡大は実需の円売り材料。
季調前:前回-1176億円(改定-1103)、予想-522億円、結果1309億円(◎)
季調済:前回-3842億円(改定-3887)、予想-6848億円、結果-330億円(◎)
【考察】強い数値。ドル円下落。
東京マーケット(9:00~15:30)
11:00~要人発言
米国トランプ大統領(FOXニュースインタビュー)
【考察】
欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)
22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。失業保険継続申請件数より注目度は高い。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回21.7万件(改定)、予想万件、結果万件()
米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回185.9万件(改定)、予想万件、結果万件()
【考察】
25:00~要人発言
米国トランプ大統領
【考察】
<まとめ>
東京マーケット:
日足始値156.50
欧米マーケット:
日足終値
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
<ドル>
買い材料:
売り材料:
<円>
買い材料:
・日本通関ベース貿易収支(強)
売り材料:
・2024年6月調査想定為替レート上期144.96(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善・株上昇(円キャリー促進)
・構造的円売り(日米金融政策差[日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続]、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(自動車認証不正問題、航空燃料不足・パイロット不足・クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)
政策金利市場織り込み
テクニカル分析
トレードシナリオと結果
- 月足:1月陰線形成中。上昇トレンド。BB+1σ付近→月足レンジ高値160.817へ上昇想定。
- 週足:1/20週、陽線形成中。上昇トレンド。ダウ高値付近へレジサポ下落→週足ネックライン157.252へ上昇想定
- 日足:1/22陽線。BB-1σ付近。→20MAへ上昇想定。
- 4H足:上昇トレンド。→上昇継続想定。
- 1H足:上昇トレンド。
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①Long
(A)4H足レンジ高値156.280下落付近へ下落→転換上昇→目標4H足レンジ高値156.614
(B) (A)後、4H足レンジ高値156.614をダウ上昇→目標切番157.000
②Short
(C) (A)後、4H足レンジ高値156.280かつ4H足20MAをダウ下落→目標4H足レンジ高値155.901
(D)切番157.000付近へ上昇→転換下落→目標4H足レンジ高値156.614
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