ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
注目材料
1. 経済指標・要人発言
本日の注目材料は米国ISM製造業景気指数。
①「結果が強い数値→ドル買い→ドル円上昇」か②「結果が弱い数値→ドル売り→ドル円下落」ですが、総じて弱い経済指標が続いていることから、②ドル円下落の可能性が高いと推測します。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
欧州マーケット(16:00~25:00)
21:50 報道(Bloomberg)
「米国ペロシ下院議長、台湾を訪問する見通し」
【考察】米中関係悪化のリスクオフ材料
NYマーケット(22:30~29:00)
22:45 経済指標
米国製造業PMI確報値7月度
基準50、前回52.3、予想52.3、結果52.2(✕)
23:00 経済指標
米国建設支出6月度(Bloomberg)
前回-0.1%(改定0.1)、予想0.3%、結果-1.1%(✕)
23:00 経済指標
米国ISM製造業景気指数7月度:景気の先行指標として注目度大。(Bloomberg)
基準50、前回53.0、予想52.2、結果52.8(○)
【考察】
発表前:15M足下降チャネル内推移
発表後:予想より強い数値で上昇。しかし、前回値より弱かったことや同刻発表の米国建設支出の弱い数値を受けてか、チャネル上限で反発し、全戻しの下落
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- JPY(リスクオフ通貨):
- NZD(資源国リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
- EUR(リスクオン通貨):
- CHF(リスクオフ通貨):
- USD(基軸通貨):
- CAD(資源国リスクオン通貨):
米国債イールドカーブ
8/1(月)は7/29(金)に対して、ツイスト・フラットニング(短期金利上昇、長期金利低下、長短金利差拡大)。2年と10年利回りの逆イールド継続ですが、徐々に解消に向かって推移しつつあり。
*ツイスト・フラットニング:直近の景気良好→政策金利引き上げ(又は予測より利上げ前進)の可能性浮上→将来は景気減速懸念→将来は利上げ見込み後退→直近のドル買い、将来のドル売り示唆
・ドルインデックス:日足陰線。ボリンジャーバンド-2σ付近サポート105.472到達。一旦は反発の可能性あり。
・米国債2年利回り:日足コマ足陰線。下降トレンドで反発あれば下降ダウ完成で、押し安値2.476%に向けて下落の可能性あり。
・米国債10年利回り:日足コ陰線。サポート2.554%まで下落後、下降トレンドラインに向けて上昇の可能性あり。
テクニカル分析
ドル円チャート
- 月足: 7月上ヒゲ陰線。ボリンジャーバンド+2σをバンドウォークし強い上昇トレンド継続。
- 週足:ボリンジャーバンド+1σ下抜けて上昇トレンドからチャネルに推移。
- 日足:7/29大陰線。
- 4H足:ボリンジャーバンド-2σ~-1σ間を推移の下降トレンド。
- 1H足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
- 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H・4H戻り高値134.498上抜け→レジサポ→目標1H足レジスタンス135.118。
②ショート
(B)4H足実体132.978下抜け→レジサポ→目標1H足サポート132.576。
【考察】前提:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上
10:00 132.978下抜け→レジサポ→(B)ショート
10:15 T/P 132.576到達→(B)ショート成立
ショート:132.864
目標利益:(132.864-132.576)×100=28.8 pips
S/L :132.864+0.14=133.004
RR: 28.8/14=2.06
結果:+28.8 pips
8月通算:1勝0敗
8月獲得pips:+28.8
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