2022年10月10日(月)~10月16日(日)ドル円注目材料まとめ(10/16更新)

ドル(USD)

経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

2022/10/10(月)

米国コロンブス記念日で祝日(但し、先住民に対する侵略の歴史に関わるとして祝日と認めない州や先住民の日として祝う州もある。そのため、多くの企業は平日通り営業しているとのこと。株式市場は開いており、債券市場が休場)

22:00 要人発言(Bloomberg)
米国エバンス・シカゴ連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
「リセッションや失業者の大幅増加なく、インフレ抑制は可能」
「2023年初頭、政策金利4.5%以上に引き上げ、当面その水準を維持すべき」
「労働力不足がインフレに影響を与えている」
「ソフトランディングへの道は狭い」
「欧州景気後退リスクは非常に高い」

【考察】タカ派発言でドル円上昇。

26:35 要人発言(Bloomberg)
米国ブレイナードFRB理事(2022年FOMC投票権あり)
「1970年代は時期尚早な金利引き下げが危険であることを示した」
「金融政策はしばらく制限的なものになる」
「度重なる引き締めがインフレを引き下げるには時間がかかる」
「利上げを評価するために慎重に進む必要がある」
「時期尚早の緩和はリスクだが、ある時点で二面的なものになる可能性がある」

【考察】タカ派発言であるものの慎重姿勢だったことで一時的にドル円下落。

2022/10/11(火)

19:00 経済指標
米国NFIB中小企業楽観指数9月度
前回91.8、予想91.3、結果92.1(◎)

22:04 要人発言(Bloomberg)
国際通貨基金(IMF)
「世界的インフレで2023年の世界成長率予測を前回の2.9%から2.7%に引き下げ」
「多くの人にとって2023年は不況」
「ドル高によって多くの新興国で債務問題が深刻」

【考察】リセッション懸念、ドル高牽制発言。FRB金融政策変更への影響は乏しくドル円上昇継続。

24:00 経済指標(Reuters)
米国ニューヨーク連銀消費者インフレ期待9月度
1年先:前回5.7%、結果5.4%(✕)
3年先:前回2.8%、結果2.9%(◎)
5年先:前回2.0%、結果2.2%(◎)

【考察】総じて強い数値ですが、直近の1年先インフレの注目度が高く、1年ぶりの低水準を記録したことでドル円下落。

25:02 要人発言(Reuters)
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
「最大のリスクは十分な利上げを実施しないこと」
「インフレ抑制が最優先」
「金融政策は制限的なレベルに移行する必要」
「利上げ幅はインフレ見通しに左右される」
「インフレは2023年に3.5%、2025年までに2%に低下すると予想」
「高インフレの持続は追加利上げを意味する」
「一時的な景気後退の可能性あり」
「金融引き締めで住宅市場は更に影響を受ける」

【考察】タカ派発言

26:00 経済指標
米国3年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.564%、結果4.318%(✕)

【考察】入札不調でドル円上昇。

27:39 要人発言(Bloomberg)
英国ベイリー中銀総裁
「英国金融安定に深刻なリスクがある」
「(年金基金に対するメッセージ)ポジション整理にあと3日残されている」

【考察】サプライズのリスクオフでボンド急落がユーロに波及し、リスクオフのドル買い円買いですが、ドルが強くドル円急騰。

29:20 要人発言(Bloomberg)
米国イエレン財務長官
「労働市場の圧力が緩和する兆候が見える」
「米国市場には金融不安定の兆候はない」
「インフレ抑制が最優先」
「ドル高は政策の論理的な結果」
「ドルは安全な逃避先」

【考察】ドル高容認発言

2022/10/12(水)

7:08 要人発言(Bloomberg)
米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
「インフレは減速していない」
「更にインフレ対策が必要」
「実質金利がプラスを達成するまで利上げ継続が必要」

【考察】タカ派発言でドル円上昇。

10:02 要人発言(Bloomberg)
米国バイデン大統領
「非常に浅い景気後退の可能性がある」
「米国経済は嵐を乗り越える回復力がある」

20:00 経済指標
米国MBA住宅ローン申請指数:住宅販売数件数や住宅着工件数の先行指標
前週比:前回-14.2%、結果-2.0%(◎)

21:30 経済指標(Bloomberg)
米国生産者物価指数(PPI)9月度
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。コア指数が特に重要。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」

前月比:前回-0.1%(改定-0.2)、予想0.1%、結果0.4%(◎)
前年比:前回8.7%、予想8.4%、結果8.5%(○)
コア前月比:前回0.4%(改定0.3)、予想0.2%、結果0.3%(○)
コア前年比:前回7.3%(改定7.2)、予想7.3%、結果7.2%(△)

21:55 要人発言(Reuters)
米国アデエモ財務副長官
「世界中のインフレが高すぎる」
「インフレ抑制にもっとやるべきことがある」
「健全な労働市場に向かって前進している」

【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。

23:27 要人発言(Bloomberg)
米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
「0.75%利上げは非常に積極的な行動」
「ドルの強さは金融政策と経済見通しを反映している」
「ドル高で米国のインフレが低下」
「住宅市場が低迷しても大きな暴落は起きない」
「堅調な労働市場は景気後退がないことを示す」

【考察】タカ派発言でドル円上昇。

26:00 経済指標
米国10年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.330%、結果3.930%(◎)

【考察】入札好調でドル円下落。

27:00 要人発言(Bloomberg)
米国FOMC議事要旨9月度
「幾人かはリスク軽減のために引き締めを調整する必要があると指摘」
「ある時点で利上げペースを減速する」
「容認できないほど高いインフレを懸念」
「景気抑制的な金利到達を支持」
「インフレ低下の証拠はほとんど見られない」
「インフレ抑制のために労働市場の鈍化が必要」
「少なすぎる対処は、やり過ぎよりも代償が大きい」

【考察】想定通りタカ派内容。しかし、「利上げペース調整の指摘」がハト的であったことと、147円直前まで上昇していたことでSell the factでドル円下落。

29:04 要人発言(Bloomberg)
米国イエレン財務長官
「世界経済は大きな逆風に直面するも、米国経済は回復力を維持」
「米国政策が世界に及ぼす影響に注意を払う」
「米国はドルの地位を重視」
「米国債の適切な流動性が失われることを懸念」

【考察】前日のアメリカファースト発言がやや後退ですがドル高容認変わらず。

2022/10/13(木)

7:33 要人発言(Bloomberg)
米国ボウマンFRB理事(2022年FOMC投票権あり)
「インフレ減速の兆候なければ大幅利上げを検討すべき」
「75bps利上げを支持」
「インフレは高すぎる」
「インフレ低下に掛かる時間は不明」

【考察】タカ派発言

21:30 経済指標(Bloomberg)
米国新規失業保険申請件数
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回21.9万件、予想22.5万件、結果22.8万件(✕)

米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回136.1万件(改定136.5)、予想136.5万件、結果136.8万件(✕)

21:30 経済指標
米国消費者物価指数9月度(CPI)
FRBが金融政策を決定する上で、インフレ変動を把握する重要指標。CPIは米国生産者物価指数(PPI)の川下に相当する指標でPPIより注目度は高い。コア指数が特に重要。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前月比:前回0.1%、予想0.2%、結果0.4%(◎)
前年比:前回8.3%、予想8.1%、結果8.2%(○)
コア前月比:前回0.6%、予想0.5%、結果0.6%(○)
コア前年比:前回6.3%、予想6.5%、結果6.6%(○)

24:00 経済指標
米国週間石油在庫統計
「在庫増→需要低迷・供給過多→原油・ガソリン売り材料→ドル売り材料」、「在庫減→需要増・供給不足→原油・ガソリン買い材料→ドル買い材料」
原油在庫:前回-135.6万バレル、予想175.0万バレル、結果987.9万バレル(◎)
ガソリン在庫:前回-472.8万バレル、予想-190.0万バレル、結果202.2万バレル(◎)

26:00 経済指標
米国30年債入札
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回3.511%、結果3.930%(✕)

【考察】入札不調でドル円上昇。しかし、上昇は一瞬で直ぐに下落へ転換。

2022/10/14(金)

21:30 経済指標(Bloomberg)
米国小売売上高9月度
個人消費が米国GDPの約2/3を占めており、その動向を表す小売売上高の注目は高い。米国個人消費や米国消費者信頼感とも相関性があることからも重要な指標。
前月比:前回0.3%(改定0.4)、予想0.2%、結果0.0%(✕)
コア前月比:前回-0.3%(改定-0.1)、予想-0.1%、結果0.1%(◎)

21:30 経済指標
米国輸入物価指数9月度
前月比:前回-1.0%(改定-1.1)、予想-1.1%、結果-1.2%(✕)
前年比:前回7.8%(改定)、予想6.3%、結果6.0%(✕)

米国輸出物価指数9月度
前月比:前回-1.6%(改定-1.7)、予想-1.2%、結果-0.8%(◎)

【考察】強弱入り交じる結果。下落が押し目となってドル円上昇継続。


23:00 経済指標
米国企業在庫8月度
前月比:前回0.6%(改定0.5)、予想0.8%、結果0.8%(○)

23:00 経済指標(Bloomberg)
米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値10月度
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高い。米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる指標。
前回58.6、予想58.9、結果59.8(◎)

米国ミシガン大学インフレ予測10月度
1年先:前回4.7%、予想4.6%、結果5.1%(◎)
5年先:前回2.7%、予想2.8%、結果2.9%(◎)

23:05 要人発言(Reuters)
米国ジョージ・カンザスシティ連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
「唯一の明確なデータ ポイントは、インフレが高いということ」
「持続的な高インフレが浸透するか注目」
「供給拡大がインフレを解決する可能性は低い」
「今年、大幅に金融引き締め実施したが、まだやるべきことがある」
「米国の最近の生産性は悪い」
「インフレ抑制でターミナルレートはさらに高くなる必要」
「政策を制限的領域に移る必要」
「急速な金利上昇は金融市場混乱のリスクがある」
「金融政策が経済に与える影響はまだ出ていない模様」

【考察】金利上昇にリスクとはハト派ですが、総じてタカ派発言でドル円上昇加速。

23:16 要人発言(Bloomberg)
米国デイリー・サンフランシスコ連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
「CPIはの結果は驚くべきものではない」
「労働市場、住宅市場は強いが冷え込んでいる」
「小売売上高も冷え込みの兆候」
「制限的な政策が必要」
「データは追加利上げを示唆」
「政策金利を4.50-5.00%に上げ、しばらく維持する可能性が高い」

【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。

23:34 要人発言(Reuters)
米国クックFRB理事(2022年FOMC投票権あり)
「労働市場は非常に堅調」
「インフレは容認できない高さ」
「コアインフレは予想外の強さ」
「幅広いインフレ圧力が経済を逼迫」
「インフレ低下まで引き締め継続必要」

【考察】タカ派発言でドル円上昇継続。

26:38 要人発言(Bloomberg)
米国イエレン財務長官
「先進国の金融引き締めが、その他の地域へ波及するリスクがある」
「インフレは多くの国で高く、世界の成長は減速」
「IMFで議論された経済的課題の多くは、ロシアのウクライナ侵攻とパンデミックからの回復に由来」
「ドルの強さは経済を反映している」
「為替レートは市場で決定される」

【考察】ドル高容認のタカ派発言でドル円上昇継続

28:02 報道(Bloomberg)
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁がブラックアウト期間に不注意な取引の疑いで調査

【考察】FRBの信頼低下でドル売り材料。

28:14 要人発言(Reuters)
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
「政策金利5%が必要な場合、インフレ減速していないことを示す」
「労働市場の強さと解雇の少なさはソフトランディングの可能性を示唆」
「逆イールドは景気後退のリスク指標ではない」
「私見ではコアPCEは2023年末までに3%を下回る」
「年末の適正な政策金利は4.5-4.75%」
「2023年の政策金利はデータ次第」

【考察】タカ派発言ですがややハト的も含んだことでドル円下落。

2022/10/15(土)

26:40 要人発言(Bloomberg)
米国ブラード・セントルイス連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
「米国は深刻なインフレを抱えている」
「FRB政策の前倒しは適切」
「75bps利上げは市場の混乱を引き起こしていない」

【考察】タカ派発言

2022/10/16(日)

7:37 要人発言(Bloomberg)
米国バイデン大統領
「ドルの強さに心配ない」
「米国経済は強い」

【考察】米国財務長官だけでなく大統領からもドル高容認発言が出たのは、強いドル買い円売り材料になりそう。

円(JPY)

2022/10/10(月)

スポーツの日で祝日のため休場

14:39 報道(Bloomberg)
ロシア、ウクライナ首都キーウ爆撃

【考察】
10/8のウクライナによるクリミア橋爆破の報復。地政学リスクオフ円買いでドル円下落。

18:09 報道
ウクライナ首都キーウのドイツ領事館もロシアミサイル攻撃

【考察】
地政学リスクオフ円買いでドル円下落。しかし、ドイツ領事館でなくビザオフィスのある建物と判明し、一時的な下落で直ぐに上昇転換。依然として地政学リスクオフが頻発しやすい状況。

2022/10/11(火)

8:50 経済指標
日本国際収支8月度
経常収支:前回2290億円、予想755億円、結果589億円(✕)
経常収支(季調済):前回8383億円、予想-4449億円、結果-5305億円(✕)
貿易収支:前回-12122億円、予想-23905億円、結果-24906億円(✕)

10:45 要人発言(日本経済新聞)
鈴木財務相
「過度な変動があれば適切に対応」
「G20で日本の立場を説明する予定」
「米国からも為替介入に一定の理解得られた」

【考察】円安牽制発言でドル円下落

11:22 要人発言
神田財務官
「注視しているのは急激な変動」
「いつでも必要な措置を取る」

【考察】円安牽制発言でドル円下落

13:10 要人発言(日本経済新聞)
岸田首相
「賃金が上昇するまで現在の金融政策を継続すべき」

【考察】金融緩和継続発言

2022/10/12(水)

8:50 経済指標(日本経済新聞)
日本機械受注8月度
前月比:前回5.3%、予想-2.7%、結果-5.8%(✕)
前年比:前回12.8%、予想9.5%、結果9.7%(○)

9:54 要人発言
鈴木財務相
「必要な措置取るという考えは変わらない」
「重要なのは為替変動の速度、どこに来たらとかそういうことではない」

【考察】 円安牽制発言。代り映えのない口先だけで水準に言及なかったことでドル円上昇。

11:07 要人発言
松野官房長官
「為替動向、高い緊張感をもって注視」
「過度な為替変動の際、適切に対応する」

【考察】 円安牽制発言

21:14 要人発言(Bloomberg)
黒田日銀総裁
「物価安定の目標を達成するために金融緩和を継続する」
「安定した物価上昇は賃金上昇を伴う必要」
「賃金上昇しているが、物価目標2%未達」
「欧米とはインフレに大きな違いがある」

【考察】 ドル円上昇中でのハト派発言で上昇後押し。

2022/10/13(木)

8:40 要人発言(Bloomberg)
国際通貨基金(IMF)ラニル・サルガド日本担当チーフ
「現時点でイールドカーブコントロールの目標転換はよい考えではない」
「持続的なインフレのため日銀の刺激策は必要」

【考察】日銀の金融緩和肯定。

8:50 経済指標
日本国内企業物価9月度
前月比:前回0.2%、予想0.3%、結果0.7%(◎)
前年比:前回9.0%、予想8.9%、結果9.7%(◎)

11:30 要人発言
松野官房長官
「為替動向、高い緊張感をもって注視」
「過度の為替変動には適切な対応とる」

【考察】円安牽制発言

12:27 要人発言
鈴木財務相
「為替変動の高まりを極めて憂慮」
「投機による過度な変動は容認できない」
「為替水準ではなくボラティリティーに注目」

【考察】円安牽制発言

2022/10/14(金)

7:40 要人発言(Bloomberg)
鈴木財務相
「投機による過度な変動は容認できない」
「危機感を持って為替市場の動向を注視」
「過度な変動には適切な対応を取る」
「為替介入に米国の理解を得ている」
「G20で為替ボラティリティについての合意事項を確認」
「世界経済はロシアのせいで不安定」

【考察】円安牽制発言

7:46 要人発言
黒田日銀総裁
「G20では日本の物価動向や政策対応について説明」
「欧米の利上げは理解できる」
「日本の景気回復は予想より遅い」
「来年のインフレは2%を下回る可能性」
「日銀は日本経済を支え続けなればならない」
「金融緩和を継続する」
「日本経済と物価状況に対して利上げは必要ない」

【考察】金融緩和継続の円安容認発言

9:55 実質五十日仲値(10/15休場のため)
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

18:01 報道(日本経済新聞)
北朝鮮が南北の海上境界線付近で砲撃

【考察】 地政学リスクオフ。しかし、連日のことでサプライズ薄くドル円への影響なし。

19:03 要人発言(日本経済新聞)
岸田首相
「投機も絡んだ急激な為替の変動は好ましくない」
「必要であれば適切に対応を考える」
「国際社会との連携も大変重要」
「総合経済対策、来週に策定を本格化」

【考察】 円安牽制発言でドル円下落。しかし、影響薄く押し目買い入りで上昇。

28:30 経済指標
IMM通貨先物
円ショート縮小(ポジション推移

【考察】円買い材料

28:48 要人発言(Bloomberg)
鈴木財務相
「為替市場の高いボラティリティを深く懸念」
「前例のない一方的な円の動き」
「為替の動きは市場によって決定されるべき」

【考察】円安牽制発言

2022/10/15(土)

6:25 要人発言(Bloomberg)
神田財務官
「為替の過度な変動には断固たる行動を取る」

【考察】円安牽制発言

22:46 要人発言(Bloomberg)
「2023年度、インフレ2%を下回る可能性高い」
「物価安定のために金融緩和継続する」

【考察】金融緩和継続発言

24:51 要人発言(Bloomberg)
鈴木財務相
「過度な為替変動が生じた場合、断固たる措置」

【考察】円安牽制発言

26:49 要人発言
若田部日銀副総裁
「金融政策スタンスは変更していない」
「日本の基礎インフレ率は低すぎる」

【考察】金融緩和継続発言

2022/10/16(日)

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