ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
(1)1/6の欧米マーケット影響:米国雇用統計の平均時給低下でインフレ懸念後退、米国ISM非製造業指数が弱く景気減速懸念でドル円急落。1/9も、ドル円下落優勢と推測。
(2)米国経済指標(⑥):特になし
(3)米国要人発言(②):FRB当局者
(4)その他:日本祝日休場
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)、成人の日で祝日休場
欧州マーケット(17:00~25:30)
NYマーケット(23:30~30:00)
25:00 経済指標
ニューヨーク連銀消費者調査インフレ期待(Bloomberg)
1年:前回5.2%、結果5.0%(×)
3年:前回3.0%、結果3.0%(○)
5年:前回2.3%、結果2.4%(◎)
26:32 要人発言
米国デイリー・サンフランシスコ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「経済は引き続き減速する見込み」
「完全にデータに依存」
「インフレは考えられているよりも持続的」
【考察】タカ派発言でドル円上昇
26:52 要人発言
米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2023年FOMC投票権なし)(Bloomberg)
「賃金と価格のスパイラルの兆候は見られない」
「インフレは高すぎる」
【考察】タカ派発言でドル円上昇。
29:00 経済指標
米国消費者信頼残高11月度
前回270.78億ドル(改定)、予想250.00億ドル、結果279.6億ドル(◎)
東京マーケット:1/6の米国雇用統計の平均時給低下でインフレ懸念後退、米国ISM非製造業指数の弱い数値を引き継いでドル円下落。しかし、中国勢コロナ政策終了で景気回復期待の株先物・株価指数上昇でリスクオン円売りでドル円上昇。
欧米マーケット:株先物・株価指数上昇でリスクオンドル円上昇継続。しかし、NYマーケットが近づくにつれて再び1/6の米国経済指標結果が意識されたためか、米国債利回り低下によるドル売りでドル円下落。その後は、ドル・円が売買が交錯しレンジ推移。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- EUR(リスクオン通貨):
- GBP(リスクオン通貨):
- CHF(リスクオフ通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):中国のゼロコロナ政策終了→リスクオンで買い。
- NZD(資源国リスクオン通貨):中国のゼロコロナ政策終了→リスクオンで買い。
- CAD(資源国[産油国]リスクオン通貨):中国のゼロコロナ政策終了→原油需要増で買い。
- JPY(リスクオフ通貨):
- USD(基軸通貨):
米国債イールドカーブ
1/9(月)は1/6(金)に対してブル(短期金利低下、長期金利低下、逆イールド縮小)でドル売り・買い材料交錯。ドルインデックス低下しており、金利低下の動きと一致。つまり、ドル円下落の主因は金利低下。
テクニカル分析
ドル円トレード
- 月足:12月大陰線で引け。ボリンジャーバンド+1σ下抜け。
- 週足:1/2週、上長ヒゲ陽線。週足下降ダウのレジサポ確定と見れば、1/9週もドル円下落優勢。
- 日足:1/6チャネル上限かつ20MA付近で陰線包み足。よって下落優勢。
- 4H足:上昇トレンドからレンジへ移行。
- 1H足:下降トレンド
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)4H足レジスタンス132.666上抜け→レジサポ→目標4H足レジスタンス133.240
②ショート
(B)1H足200MA又はレジスタンス132.666付近まで上昇→反発下落、4H足サポート131.961下抜け→レジサポ→目標1H足サポート131.672
(C)1H足サポート131.672下抜け→レジサポ→目標1H足サポート131.281
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー
トレード1
131.672下抜け→レジサポ→(B)ショート→S/L到達
ショート:131.572
S/L:131.713
獲得pips:-14.1
考察:1H足抵抗の位置がずれておりミス。
1月通算:4勝3敗、勝率57.1%、平均RR 2.06、獲得Pips +76.4
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