2023年9月19日(火)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)9/18の欧米マーケット影響
欧州オープン直前に日足安値147.56を付けたが、9/8(金)からの傾向続き欧州オープン付近から147.76まで上昇。だが「米国債利回り軟調」、「株先物・株価指数下落→リスクオフ円買い」で全戻し下落。
「原油先物価格上昇→インフレ懸念・日本貿易収支悪化懸念→ドル買い・円売り」で日足高値147.77を付けたが、本日注目度の高い材料なく、今週注目のFOMCを控えて方向感ない動き。
日足終値147.61。

(2)経済指標
・米国住宅着工、住宅建築許可件数
・米国20年債入札
・OECD経済見通し

(3)要人発言
・政府日銀要人の円安牽制
・FEDウォッチャーであるWSJ紙のニック・ティミラオス氏(Twitter):ブラックアウト期間のため、いつもの様に発言や記事に要注意。

(4)その他
・米国自動車スト
UAW委員長、ステランティスの21%賃上げ案を拒否-スト3日目突入(Bloomberg

本日は明日の米国FOMCを控えて方向感ない動きになりやすいと推測。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

21:30 経済指標
米国住宅着工
住宅購入に伴い、家電などの耐久消費財も購入されることが多く、個人消費への波及効果が大きいため注目される。また、最近はFRB当局者が住宅関連指標をインフレ把握のために注目していることから、更に重要度が上がっている。

件数:前回145.2万件(改定144.7)、予想143.8万件、結果128.3万件(×)
前月比:前回3.9%(改定2.0)、予想-0.8%、結果-11.3%(×)

米国住宅建築許可
件数:前回144.2万件(改定144.3)、予想143.9万件、結果154.3万件(◎)
前月比:前回0.1%(改定)、予想0.2%、結果6.9%(◎)

26:00 経済指標
米国20年債入札(Upcoming Auctions
「入札好調→利回り低下→ドル売り材料」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い材料」
最高落札利回り:前回4.499%、結果4.592%(◎)

【考察】入札好調→ドル売り→ドル円下落。

<まとめ>
東京マーケット:
日足始値147.61。
3連休明けのマーケットオープン直前に「米国債利回り低下→ドル売り」で東京安値147.51を付けたが、オープン後は「株先物・株価指数下落だがリスクオフ円売り」、「米国債利回り上昇→ドル買い」で東京高値147.81へ上昇。「原油先物価格上昇→インフレ懸念・日本貿易収支悪化懸念→ドル買い・円売り」もドル円上昇に寄与。

欧米マーケット:
欧州オープン直前には147.89まで上昇するも、日足実体高値147.85抜ける材料なく、「米国債利回り低下→ドル売り」で147.57へ下落。
9/8(金)からの傾向として欧州オープン付近からの「米国債利回り上昇→ドル買い→ドル円上昇」が続いていたが、前日からその傾向薄れ、本日は反対に下落。欧州勢は明日のFOMC公表を控えて、先週売っていた米国債の買い決済→利回り低下」に繋がった様子。
また、「カナダ消費者物価指数の強い数値→米国債利回り上昇波及」により日足高値147.92を付けた。
日足終値147.88。

【欧州市況】株ほぼ変わらず、金融政策発表控え様子見-ドイツ債下落(Bloomberg
【米国市況】FOMC控え国債利回り上昇、株小反落-ドル148円接近(Bloomberg

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

米国債イールドカーブ

9/19(火)は9/18(月)に対しベア(短期金利上昇、長期金利上昇)、逆イールド縮小。ドル買い材料(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
9月公表:据え置き99.0%、25bps引き上げ1.0%、50bps引き上げ0.0%
11月公表:据え置き73.9%、25bps引き上げ25.8%、50bps引き上げ0.3%

テクニカル分析

トレード

  • 月足:9月陽線形成中。レンジ内の上昇トレンド。
  • 週足:9/18週、十字線形成中。上昇トレンド。
  • 日足:9/18十字線。上昇チャネルの高値付近。
  • 4H足:下降チャネル。
  • 1H足:下降チャネル。
  • 15M足:レンジ。

【シナリオ】

①ロング
(A)4H足サポート147.083付近まで下落→ダウ転換上昇→目標4H足レジスタンス147.410

②ショート
(B)4H足サポート147.410かつ1H足200MAをダウ下落→目標4H足サポート147.083

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

9月通算:5勝5敗1分、勝率50.0%、平均RR 2.09、獲得Pips +51.4

(Trading View)

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