ファンダメンタルズ分析
注目材料
1.経済指標
・日本2年債入札
・日銀、2025年4~6月分の国債買い入れ予定
・米国シカゴ購買部協会景気指数
2.要人発言
・政府日銀円安牽制
・米国トランプ大統領
・FRB
3.その他
・TOM効果:株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中する傾向があります。
・英国、欧州夏時間移行(3/30~10/26)
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)
・来週の円は下落へ、米関税による不確実性高まる-ロングの解消進む(Bloomberg)
・【債券週間展望】長期金利低下へ、新年度入りで需給改善-3月の反動(Bloomberg)
・【日本株週間展望】上昇、相互関税発表で警戒和らぐ-米指標も注視(Bloomberg)
マーケット動向
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:30~要人発言
米国トランプ大統領
トランプ氏、相互関税「全ての国々」対象に開始-範囲限定の観測否定(Bloomberg)
【考察】リスクオフ。ドル円下落
東京マーケット(9:00~15:30)
10:46~要人発言
日米、過度な為替変動が経済に悪影響与え得るとの認識共有=加藤財務相(Reuters)
【考察】為替急変動牽制ですが事実上の円安牽制発言。ドル円下落継続。
12:35 経済指標
日本2年債入札(財務省)
「最高落札利回り低い、応札倍率高い、テールが短い→入札好調→国債価格上昇→利回り低下→円売り材料」
「最高落札利回り高い、応札倍率低い、テールが長い→入札不調→国債価格低下→利回り上昇→円買い材料」「国債入札→市場へ国債供給イベント→国債価格下落→利回り上昇」にもなりやすいことから、「入札前から織り込み→利回り上昇→円買い」や「入札通過→Sell the fact円売り」が生じることもあります。
発行予定額:2兆6000億円程度
最高落札利回り:前回0.833%、結果0.869%(×)
応札倍率:前回3.16倍、結果3.41倍(◎)
テール:前回1銭3厘、結果1銭1厘(◎)
【考察】入札好調
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
17:00 経済指標
日銀、2025年4~6月分の国債買い入れ予定
日銀の4月国債買い入れ予定、中長期債に加えて超長期債を減額(Bloomberg)
22:45 経済指標
米国シカゴ購買部協会景気指数
米国ISM製造業景気指数の前営業日に発表される同指標の先行指標。
基準50、前回45.5(改定)、予想45.6、結果47.5(◎)
28:09~要人発言
米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2025年FOMC投票権あり)
:政策スタンスは中立。前回3/25金融政策見通しについてコメントなし
(過去の発言:3/7, 3/21, 3/25, 3/31)
FRB金融政策「適切」、関税措置で物価上振れリスク=NY連銀総裁(Reuters)
【考察】利下げ慎重タカ派発言
28:11~要人発言
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2025年FOMC投票権なし)
:政策スタンスはタカ派。前回3/27タカ派発言
(過去の発言:2/25, 2/27, 3/27, 3/31)
リッチモンド連銀総裁、インフレ鈍化の確信が必要-追加利下げ巡り(Bloomberg)
【考察】利下げ慎重タカ派発言
<まとめ>
東京マーケット
日足始値149.83
取引開始後に日通し高値149.86を付けると、先週同様に米国トランプ関税嫌気、本日の米国トランプ大統領「4/2相互関税、全ての国々対象」発言、加藤財務相の円安牽制発言を受けてリスクオフ日本株下落や安全資産米国債買いに連れて日通し安値148.73へ急落して引けました。
【日本市況】日経平均急落、調整局面入り-米スタグフレーション懸念(Bloomberg)
欧米マーケット
欧州オープン直後にリスクオフ欧州株下落と安全資産米国債買いに連れて日通し安値148.70を付けましたが、大口投資家の月末・四半期末ポジション調整の為か強いドル買い発生しドル円急上昇。
更にNYオープンすると、ここでもポジション調整のためか米国株ショート勢決済や、米国株急落を押し目買い機会と捉える投資家が参入したためか米国株急上昇。加えて原油先物価格上昇に連れて日足高値150.27を付けて引けました。
日足終値149.97
【米国市況】株は終盤に上昇、関税発表控え荒い動き-円一時150円台(Bloomberg)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

通貨強弱
<ドル買い優勢>
買い材料:
・3/30米国トランプ大統領「ロシア産原油へ関税賦課の可能性」→原油先物価格上昇→インフレ懸念
プーチン氏に「頭にきた」とトランプ氏-石油関税示唆後、発言を翻す(Bloomberg)
売り材料:
・米国トランプ大統領「4/2相互関税、全ての国々対象」発言→リスクオフ安全資産米国債買い
<円買い優勢>
買い材料:
・米国トランプ大統領「4/2相互関税、全ての国々対象」発言→リスクオフ日本株下落(円キャリー巻き戻し)
・加藤財務相の円安牽制発言
売り材料:
・月末、四半期末ポジション調整のためか米国株ショート勢決済や米国株急落を押し目買い機会と捉える投資家参入(推測)→米国株上昇(円キャリー促進)
・原油先物価格上昇→日本貿易収支悪化
・2024年6月調査想定為替レート上期144.96(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善・株上昇(円キャリー促進)
・構造的円売り(日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(航空燃料不足・パイロット不足・クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)

政策金利市場織り込み
・FRB:現行政策金利4.25-4.50%
FOMC市場織り込み(CME FedWatch Tool)
次回5月7日(水)公表:据え置き(81.5→85.5%)、0.25%引き下げ(18.5→14.5%)
2025年利下げ観測:0.25%×2回=0.50% → 政策金利3.75~4.00%相当
・日銀:現行政策金利0.50%
市場織り込み(東京短資株式会社)
次回5月1日(木)公表:0.25%引き上げ(25→20%)
テクニカル分析
トレードシナリオと結果
- 月足:3月陰線形成中。レンジ。押し安値かつ20MA付近。
- 週足:3/24週、上ヒゲピンバー陽線確定。レンジ。戻り高値付近。
- 日足:3/28大陰線包み足。上昇トレンドの調整波。トレンドラインかつ押し安値付近
- 4H足:スラストダウン。押し安値付近。
- 1H足:下降トレンド
- 15M足:下降チャネル
【シナリオ】
①Long
(A)日足押し安値かつ日足トレンドライン付近から推進波狙い
日足安値149.684付近へ下落→転換上昇→目標1H足ダウ安値150.091
②Short
(B)4H足転換シグナルから下落狙い
1H足ダウ安値150.091付近へ上昇→転換下落→目標1H足ダウ安値149.746

本日:条件合わずトレードなし
3月通算:15勝15敗、勝率50.0%、RR1.96 、+181.4pips

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