2022年5月9(月)~13(金)ドル円注目材料

ドル(USD)

経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

  • 2022/5/9(月)
    • 21:03  米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
      「インフレ2%の目標に戻すつもり」「インフレが高すぎるためFRBは行動する必要がある」
    • 23:00 米国卸売在庫確報値3月度:速報値でなく確報値であるため注目度は低め。
      前回2.3%、予想2.3%、結果2.3%(○)
    • 26:23 米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
      「インフレが加速していない兆候が見られる」「0.75%利上げ確率は低いが、状況が変われば必要になる可能性がある」「0.50%の利上げを継続することが望ましい。それより大幅な利上げの必要はない」
  • 2022/5/10(火)
    • 19:00 米国NFIB中小企業楽観指数4月度:注目度は高くないため確認のみ。前回93.2、予想92.9、結果93.2(○)
    • 20:41 米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言(2022年FOMC投票権あり)
      「コアPCEは今年約4%、来年には約2.5%への低下を想定」「労働市場は過熱」「データ次第で必要なら政策を調整」「米失業率は現在の低い水準のままと見込む」「今年中にFF金利をより正常な水準に戻すべく迅速に動く」「中立金利がどこかを推測することは困難」「0.50%利上げは合理的」「0.50%利上げがテーブルにあるというパウエル議長に同意」「中立金利を上回る利上げが必要かどうか分からない」
    • 22:16 米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
      「インフレ率は高く持続的」「インフレを抑えるために必要なことを実施する」「中立金利に達したとき経済にブレーキをかける必要があるかどうかを判断できる」「FRB政策が必ずしも景気後退を引き起こすことはない」
    • 22:27 米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)「0.50%利上げは合理的」「0.50%利上げがテーブルにあるというパウエル議長に同意」「中立金利を上回る利上げが必要かどうか分からない」
    • 22:38 米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)
      「インフレが低下しているという説得力のある証拠が必要」「インフレを減らすために中立金利約2.5%を超えることが必要な場合がある」「FRBが経済を持続的な景気後退に陥れるとは思わない」「失業率は数ヶ月間上昇する可能性あるが持続しない」「市場のボラティリティは不快だがインフレを減らすことが重要」
    • 24:04 米国メスター・クリーブランド連銀総裁(2022年FOMC投票権あり)「0.75%上げを除外していない」「今年後半の利上げで何も除外しない」「今年後半、インフレが緩和されない場合、利上げ加速が必要となる可能性がある」「インフレを抑えるために失業率が上昇する可能性がある」
    • 26:00 米国3年債入札:「入札好調→利回り低下→ドル売り」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い」の動き。前回2.738%、結果2.809%(✕)
    • 26:18 米国ウォラーFRB理事発言(2022年FOMC投票権あり)
      「インフレが高すぎる。私の仕事はそれをダウンさせること」「金利引き上げが失業に大きな影響を与えることはない」「経済は金利引き上げに対応できる」
    • 28:42 米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
      「今後2回または3回会合で0.50%利上げ支持」「全てがテーブルの上にある」
  • 2022/5/11 (水)
    • 8:00 米国ボスティック・アトランタ連銀総裁発言(2022年FOMC投票権なし)
    • 20:00 米国MBA住宅ローン申請指数:注目度は高くないため確認のみ。前回2.5%、予想-、結果2.0%(✕)
    • 21:30 米国消費者物価指数4月度:米国FRBがインフレターゲットとしているのは個人消費支出(PCE)デフレータですが、PCEデフレータと傾向が似ておりかつ発表が早いため注目度大。普段は変動が激しい食品とエネルギー価格を除いたコア指数が重要ですが、現状はエネルギー価格高騰が著しいため、コア以外も重要度高い。
      前月比:前回1.2%、予想0.2%、結果0.3%(○)
      前年比:前回8.5%、予想8.1%、結果8.3%(○)
      コア前月比:前回0.3%、予想0.4%、結果0.6%(◎)
      コア前年比:前回6.5%、予想6.0%、結果6.2%(○)
      米消費者物価指数、4月は予想以上の伸び-インフレ長期化を示唆(Bloomberg)
    • 23:30 米国週間石油在庫統計:
      原油在庫:前回130.3万バレル、予想-145.0万バレル、結果848.7万バレル(◎)
      ガソリン在庫:前回-223.0万バレル、予想-160.0万バレル、結果-360.7万バレル(✕)
    • 25:35 米国ボスティック・アトランタ連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
      「インフレが高すぎることを理解している」「中立金利到達で0.50%利上げ支持」
      市場金利上昇、FRBインフレ対応への信頼=アトランタ連銀総裁(Reuters)
    • 26:00 米国10年債入札:「入札好調→利回り低下→ドル売り」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い」の動き。前回2.720%、結果2.943%(✕)
    • 27:00 米国財政収支4月度:前回-1930億ドル、予想2200億ドル、結果3082億ドル(◎)
      米財政収支、4月は3080億ドルの黒字と過去最高 歳入増で(Reuters)
    • 29:02 米国ブラード・セントルイス総裁(2022年FOMC投票権あり)
      「インフレはより広範囲でより持続的」「今後の会合で0.50%利上げは好ましいベンチマーク」「0.75%利上げは私の基本シナリオではない」「個人的に政策金利は年内3.5%に達すると考える」「米国の景気後退リスクは今のところ低い」
    • 29:31 米国パウエルFRB議長
      「インフレの抑制が最優先課題」「インフレ目標2%到達には痛みが伴う」「高インフレは景気後退を意味する」「今後2回の会合で0.50%の利上げは適切」
  • 2022/5/12 (木)
    • 21:30 米国失業保険申請件数:前回20.0万件(改定20.2)、予想19.2万件、結果20.3万件(✕)
    • 21:30 米国失業保険継続申請件数:前回138.4万件(改定138.7)、予想138.0万件、結果134.3万件(◎)
    • 21:30 米国生産者物価指数4月度
      前月比:前回1.4%(改定1.6)、予想0.5%、結果0.5%(○)
      前年比:前回11.2%(改定11.5)、予想10.7%、結果11.0%(○)
      コア前月比:前回1.0%(改定1.2)、予想0.6%、結果0.4%(✕)
      コア前年比:前回9.2%(改定9.6)、予想8.9%、結果8.8%(✕)
    • 26:00 米国30年債入札:「入札好調→利回り低下→ドル売り」、「入札不調→利回り上昇→ドル買い」の動き。前回2.815%、結果2.997%(○)
    • 27:06 米上院、パウエルFRB議長の再任を承認-圧倒的賛成多数で(Bloomberg)
    • 29:00 米国デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言(2022年FOMC投票権なし)
      「今後2会合でそれぞれ0.50%利上げ方針を変える理由は見当たらない」「0.50%か0.75%利上げかは主な検討事項ではない」「年内に中立金利2.5%に到達したい」「4月のCPIデータは特に驚くべきものではない」
  • 2022/5/13 (金)
    • 21:30 米国輸入物価指数4月度
      前月比:前回2.6%(改定2.9)、予想0.6%、結果0.0%(✕)
      前年比:前回12.5%(改定2.9)、予想12.1%、結果12.0%(✕)
      米輸入物価、4月は横ばい 石油価格低下で(Reuters)
    • 23:00 米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値5月度
      前回65.2、予想64.0、結果59.1(✕)
      米消費者マインド、2011年以来の低水準-インフレ懸念が重し(Bloomberg)
    • 24:21 米国カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言(2022年FOMC投票権なし)
      「インフレは高すぎる」
      FRBのインフレ対応、供給網巡る見通し次第=ミネアポリス連銀総裁(Reuters)
    • 25:00 米国メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2022年FOMC投票権あり)
      「ウクライナ戦争と中国のロックダウンでインフレ上振れリスクあり」「今後2回の会合で0.50%利上げを支持」
      クリーブランド連銀総裁、6月と7月の各0.5ポイント利上げを支持(Bloomberg)
  • 週全体
    • 経済
      • 米国企業決算発表

円(JPY)

  • 2022/5/9(月)
    • 8:50 日銀金融政策決定会合議事要旨
      「消費者物価の前年比はエネルギー価格などの上昇を反映して0%台半ばとなっているとの認識」
      「企業が原材料コストの上昇を小売価格に転嫁する動きが拡がっているように見受けられる」
      「米国利上げの加速に伴いわが国の長期金利に対する上昇圧力も高まる可能性はあるが、景気刺激効果を維持する観点から、指値オペを含めた各種の対応により、上昇圧力を抑制し金融市場調節方針を実現することが重要である」
  • 2022/5/10(火)
    • 9:48 鈴木財務相
      「最近の急速な円安は望ましくない」「為替市場の動向や日本経済への影響を緊張感持って注視」
    • 9:55 五十日仲値
    • 10:32 内田日銀理事
      「為替相場の短期間の変動、先行き不確実性高め望ましくない」「長期金利ゼロ% プラスマイナス0.25%の誘導目標、変更することは考えていない」「長期金利の許容変動幅の上限引き上げは事実上の利上げ」
  • 2022/5/11(水)
    • 14:00 日本景気動向指数速報値3月度
      景気先行指数:前回100.0、予想100.9、結果101.0(◎)
      景気一致指数:前回96.8、予想97.0、結果97.0(○)
  • 2022/5/12 (木)
    • 8:50 国際収支3月度
      経常収支:前回16483億円、予想17375億円、結果25493億円(◎)
      経常収支(季節調整済み)前回5166億円(改定5225)、予想6282億円、結果15559億円(◎)
      貿易収支:前回-1768億円、予想1005億円、結果-1661億円(△)
    • 9:03 日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27-28日分)「為替レートのコントロールを目標とした政策変更は適当でない」「ウクライナ侵攻加わり情勢変化する中、金融政策の変更は適当でない」「需給ギャップ大きくインフレ基調が低い現状は為替円安がプラスに働く」「物価目標の安定的・持続的達成まで、淡々粛々と金融緩和を持続すべき」
      金融政策は資源価格や為替自体でなくその影響考慮と1委員-日銀要旨(Bloomberg)
    • 18:37 北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射、防衛省関係者
      北朝鮮、短距離弾道ミサイル3発発射 日本EEZ外に落下か(日本経済新聞)
  • 2022/5/13(金)
    • 10:10 鈴木財務相
      「為替は様々な要因で市場で決まる」「為替や物価の動向を緊張感を持って注視」
    • 10:55 鈴木財務相
      「円安には両面がある。輸出産業にはプラス、輸入には物価高に繋がる」「為替の安定は重要、急激な変動は望ましくない」
    • 11:45 黒田日銀総裁
      「大量の国債購入の副作用はあり得るが大幅な金融緩和は必要」「金利を上げると景気が悪くなる」「為替市場の短期間の過度な変動は望ましくない」「具体的な出口戦略は時期尚早」
    • 13:06 黒田日銀総裁
      「ファンダメンタルズを反映し、安定推移が極めて重要」「為替相場の短期間での過度な変動は望ましくない」
      フォワードガイダンスの緩和バイアス「維持が適当」-日銀総裁(Bloomberg)

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