ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
注目材料
1. 経済指標・要人発言
本日の注目材料なし。よって、6/3米国雇用統計の結果を受けてドル円上昇の流れを引き継いで、本日も上昇しやすいと想定します。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:00)
13:04 要人発言
黒田日銀総裁:従来通りのハト派発言で「円売り→ドル円上昇か動き小」。サプライズのタカ派発言あれば「強い円買い→ドル円急落」を想定。
「金融緩和粘り強く続ける必要ある」
「経済は感染症からの回復途上にあり金融引き締め行う状況には全くない」
「日銀は、海外中銀とは異なり経済の安定か物価の安定かというトレードオフに直面していない」
「安定的な2%上昇に向かうには、賃金・物価がともに上昇していく好循環作り出す必要」
「持続的な物価上昇へ揺るぎない姿勢で金融緩和を継続していく方針」
「交易条件悪化、主因はドル建ての資源価格の上昇であり円安ではない」(Bloomberg)
【考察】
想定通りハト派発言。
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
25:00 欧州クローズ
29:00 NYクローズ
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- GBP(リスクオン通貨):前日5位。
- CAD(資源国リスクオン通貨):前日2位。
- USD(基軸通貨):前日1位。
- AUD(資源国リスクオン通貨):前日8位。
- NZD(資源国リスクオン通貨):前日5位。
- EUR(リスクオン通貨):前日3位。
- JPY(リスクオフ通貨):前日7位。
- CHF(リスクオフ通貨):前日4位。
米国債イールドカーブ
6/6(月)は6/3(金)に対して、ベア・スティープニング(短期金利上昇、長期金利上昇、長短金利差拡大)。
*ベア・スティープニング:
直近の景気良好→景気過熱抑制のために政策金利上げの可能性浮上→長短金利上昇→長期金利高く将来も利上げ見込み→好景気継続→リスクオン→ドル買い示唆
6/6のドルインデックス日足陽線、米国債2年利回りは日足大陽線、米国債10年利回り日足大陽線。これらの日足より、6/7もドルは上昇しやすいと推測します。
テクニカル分析
ドル円チャート
- 月足: ボリンジャーバンド+2σをバンドウォークし強い上昇トレンド継続。
- 週足:先週は大陽線で引け。上昇トレンド継続。
- 日足:6/4は大陽線で引け。
- 4H足:レンジから上昇トレンドへ推移。
- 1H足:上昇トレンド
- 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズしレンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)15M・1H足切り下げライン上抜け→レジサポ→目標4H足戻り高値実体131.190。
②ショート
(B)4H足押し安値実体129.623下抜け→レジサポ→目標ラウンドナンバー129.0001。
【考察】
7:30 15M・1H足切り下げライン上抜け→レジサポ→130.868(A)ロング可
8:45 15M・1H足切り下げライン下抜け→レジサポ失敗→(A)ロング不成立
目標損益: (131.190-130.868)×100=32.2 pips
S/L :130.868-0.15=130.718
RR: 32.2/15=2.147
結果:-15.0 pips
6月通算:2勝2敗、勝率50.0%
獲得pips:+28.6
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