2024年、米国JOLTS求人件数発表日のドル円動きまとめ

ドル円戦略

一覧

詳細

1/3(水)
24:00 経済指標
米国JOLTS求人件数(Bureau of Labor Statistics)
前回873.3万件(改定)、予想885.0万件、結果879.0万件(△)
米求人件数、2021年3月以来の低水準-労働市場の冷え込み映す(Bloomberg

【考察】
発表前:1/1能登半島地震、1/2JAL機・海保機衝突事故を受けた日銀早期マイナス金利解除観測、FRB利下げ観測後退でドル円上昇。
発表後:米国ISM製造業強弱混在と同刻発表米国JOLTS求人件数(弱)。初動142.80(1H足押し安値142.92かつ切番143.00付近)へ下押しするも、米国ISM製造業景気指数(強)による景気悪化懸念後退や引き続き日銀早期マイナス金利解除観測が材料視されドル円上昇継続。

1/30(火)
24:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回879.0万件(改定892.5)、予想871.0万件、結果902.6万件(◎)
米求人件数、予想外に増加し3カ月ぶり高水準-離職者数は減少(Bloomberg

【考察】
発表前:乱高下続き、直前に日足安値147.10。
発表後:サプライズの強い数値。同刻発表の米国コンファレンスボード消費者信頼感指数(強)も加わり、日足高値147.93へ急上昇。しかし、月末ロンフィク通過後はもみ合い下落

3/6(水)
24:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回902.6万件(改定888.9)、予想888.5万件、結果886.3万件(×)
米求人件数、前月から減少も依然高水準-労働市場の強さ浮き彫り(Bloomberg

【考察】
発表前:注目の米国パウエルFRB議長(議会証言、下院金融委員会)控えて乱高下。
発表後:弱い数値。ドル円下落するも、直後の米国パウエルFRB議長発言のハト・タカ派受けて乱高下継続


4/2(火)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回886.3万件(改定874.8)、予想877.0万件、結果875.6万件(△)
米求人件数、前月からほぼ変わらず-底堅い労働力需要なお示す(Bloomberg

【考察】
発表前:日足高値151.80を付けてから乱高下継続。
発表後:弱い数値。日足安値151.47付けるも、同刻発表の米国製造業新規受注(強)の影響強く乱高下継続。

5/1(水)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回875.6万件(改定881.3)、予想868.9万件、結果848.78万件(×)
3月の米求人件数、21年以来の低水準-労働市場の軟化進行を示唆(Bloomberg

【考察】
発表前:揉み合いから、米国中長期債四半期入札規模据え置き、買戻し計画発表でドル円下落。
発表後:弱い数値。同刻発表の米国ISM製造業景気指数(弱)もあり日通し安値157.38へ急落。しかしながら、米国ISM製造業仕入価格サプライズ(強)を受け全戻し上昇。その後、注目のFOMC公表・パウエルFRB議長会見控えて揉み合い。

6/4(火)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回848.8万件(改定835.5)、予想831.5万件、結果805.9万件(×)
米求人件数、3年ぶりの低水準-労働市場の緩やかな減速と整合(Bloomberg

【考察】
発表前:氷見野日銀副総裁の円安牽制発言、日銀6月会合での国債購入減額検討報道を受けてドル円下落から揉み合い。
発表後:弱い数値。同刻発表の米国製造業新規受注(弱)も加わり。日足安値154.55へ下落するも揉み合い継続。

7/2(火)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回805.9万件(改定791.9)、予想786.6万件、結果814.0万件(◎)
米求人件数、5月は予想外に増加-労働需要の減速傾向が一服(Bloomberg

【考察】
発表前:米国パウエルFRB議長のハト派発言を受けて日足安値161.27へ急落。
発表後:強い数値。ドル円上昇から乱高下。

7/30(火)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回814.0万件(改定823.0)、予想805.0万件、結果818.4万件(○)
米求人件数は減少も予想上回る、前月は上方修正-軟化傾向に逆行(Bloomberg

【考察】
発表前:日足高値155.22から揉み合い下落
発表後:強い数値。同刻発表の米国コンファレンスボード消費者信頼感指数(強)も加わり上昇するも、直後の日銀追加の利上げ検討報道を受けてドル円急落継続。


9/4(水)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回818.4万件(改定791.0)、予想812.0万件、結果767.3万件(×)
米求人件数、全てのエコノミスト予想下回る-2021年1月以来の低水準(Bloomberg

【考察】
発表前:前日9/3(火)植田日銀総裁タカ派発言や米国ISM製造業景気指数・新規受注(弱)の影響継続し、揉み合い下落。直前144.79。
発表後:サプライズの弱い数値。日通し安値144.00へ急落から下落継続。

10/1(火)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数
前回767.3万件(改定771.1)、予想765.5万件、結果804.0万件(◎)
米求人件数は804万件、3カ月ぶり水準に増加-市場予想上回る(Bloomberg

【考察】
発表前:中東地政学リスクオフでドル円急落。直前143.54。
発表後:強い数値。初動143.88へ上昇するも、米国ISM製造業景気指数・雇用(弱)かつ中東地政学リスクオフの影響強く日足安値142.97へ急落し乱高下。

10/29(火)
23:00 経済指標
米国JOLTS求人件数(過去の発表日; 1/31/303/64/25/16/47/27/309/4, 10/1, 10/29)
(Bureau of Labor Statistics)
前回804.0万件(改定786.1)、予想793.0万件、結果744.3万件(×)
米求人件数減少、21年1月以来の低水準-レイオフ増加(Bloomberg

【考察】
発表前:直前153.67(4H足レンジ高値153.64付近)
発表後:サプライズの弱い数値。初動152.97へ急落するも、同刻発表の米国コンファレンスボード消費者信頼感指数(強)を受けてほぼ全戻しの急騰から、乱高下して三角持ち合い形成。

コメント

タイトルとURLをコピーしました