ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
1.経済指標
・米国2年債入札
2.要人発言
・政府日銀円安牽制
・FRB
3.その他
・五十日仲値
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)
4.参考情報
最近の相場を動かす主な材料は、①米国労働市場、②インフレ、③米国経済成長、④地政学リスク、⑤米国大統領選挙、⑥円キャリー取引(促進or巻き戻し)に分類できます。
・来週の円相場は堅調か、地政学リスクに警戒続く-米感謝祭前で動意薄(Bloomberg)
・【債券週間展望】金利に上昇圧力、日銀の12月利上げ織り込み進む(Bloomberg)
・【日本株週間展望】小反発、景気指標が手掛かりに-内需株選好か(Bloomberg)
5.本日の注目材料
(1)米国経済指標
注目度の高い指標なし。
マーケット動向
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
東京マーケット(9:00~15:30)
9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあります。
欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)
27:00 経済指標
米国2年債入札(Upcoming Auctions)
「最高落札利回り低い、応札倍率高い、テールが短い→入札好調→国債価格上昇→利回り低下→ドル売り材料」
「最高落札利回り高い、応札倍率低い、テールが長い→入札不調→国債価格低下→利回り上昇→ドル買い材料」「国債入札→市場へ国債供給イベント→国債価格下落→利回り上昇」にもなりやすいことから、「入札前から織り込み→利回り上昇→ドル買い」や「入札通過→Sell the factドル売り」が生じることもある。
(過去の発表日:8/27, 9/24, 10/28, 11/25)
発行額(Offering Amount):690億ドル
最高落札利回り(High Yield):前回4.130%、結果%()
応札倍率(Bid to Cover Ratio, 応札額/発行額):前回2.50倍、結果倍()
外国中銀など間接入札者の落札比率(Indirect Bidder):前回58.2%、結果%()
テール(Bid利回りと落札利回りの差):前回+0.80bps、結果bps()。
WI:%
【考察】
<まとめ>
東京マーケット:
日足始値154.25
欧米マーケット:
日足終値
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
<ドル>
買い材料:
売り材料:
<円>
買い材料:
・
売り材料:
・2024年6月調査想定為替レート上期144.96(日本銀行、短観)以上推移→日本企業業績改善・株上昇(円キャリー促進)
・構造的円売り(日米金融政策差[日本実質金利マイナスで金融緩和環境継続]、新NISA等海外投資急増、デジタル赤字増加等、骨太方針の家計支援で財政支出増)
・その他円売り(自動車認証不正問題、航空燃料不足・パイロット不足・クレジットカード利用赤字によるインバウンド関連の旅行収支悪化懸念)
政策金利市場織り込み
テクニカル分析
トレードシナリオと結果
- 月足:11月陽線形成中。レンジ。付近。
- 週足:11/18週、確定。レンジ。戻り高値付近
- 日足:11/22。上昇トレンド。
- 4H足:上昇チャネル。
- 1H足:レンジ。
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①Long
(A)1H足レンジ高値154.907をダウ上昇→目標4H足戻り高値155.187
②Short
(B)1H足押し安値154.644かつ1H足20MAをダウ下落→目標4H足押し安値154.273
コメント