ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
<注目材料>
(1)5/26の欧米マーケット影響
欧州オープンからリスクオン円売りが強まるなか、注目の米国PCEデフレーターだけでなく、その他の指標も総じて強いことでドル円上昇、更にFRB要人タカ派発言や債務上限交渉の進捗があったことで一時140.73へと2022年11月ぶりの高値まで伸ばした。引けに掛けて、英国・米国3連休を前に市場参加者が減っていったためか小幅推移。
(2)経済指標
・注目材料なし
(3)要人発言
・FRB当局者
(4)その他
・米国債務上限問題
・欧米金融システム不安
5/29も先週末の影響を引き継いでドル円上昇継続しやすいと推測。しかしながら、英国バンクホリデー、米国メモリアルデー祝日休場であり、注目される経済指標もないことから欧米マーケットは動意薄、又は市場参加者が少ないことから乱高下に注意が必要か。
(ドル円動き例)
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
6:20~要人発言
首相官邸
「北朝鮮、弾道ミサイル発射通告」
【考察】地政学リスクオフ材料だが通告のみでドル円反応薄。
東京マーケット(9:00~15:00)
10:28~要人発言
松野官房長官(日本経済新聞)
「北朝鮮のミサイル発射予告、防衛相から破壊措置命令」
【考察】いつも遺憾砲終えることろが、迎撃命令が出たことで地政学リスクオフのドル円下落のよう。
欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)
英国バンクホリデー、米国メモリアルデー祝日休場
<まとめ>
東京マーケット:
5/28に米国債務上限問題が基本合意に至り、リスクオンからドル円上昇スタート。140.92まで値を伸ばしたが、関連法案可決には民主・共和両党の強硬派からの反対も予想されるためか、141円台に乗る材料にはならず。
日経平均株価ギャップアップのリスクオンスタートであったが1990年7月以来の高値更新からの警戒感からか下落に転じ、それにつれてドル円も下落。
欧米マーケット:
英国・米国祝日休場であり市場参加者少なく、かつ材料乏しく方向性なし。
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
米国債イールドカーブ
祝日休場
6月FOMCの利上げ幅見通しは、据え置き41.6%。25bps引き上げ58.4%。(CME FedWatch Tool)
テクニカル分析
トレード
- 月足:5月陰線形成中。
- 週足:5/22週、大陽線。上昇トレンドでボリンジャーバンド+2σバンドウォーク。
- 日足:5/25陽線。上昇トレンドでボリンジャーバンド+2σバンドウォーク。
- 4H足:上昇トレンド。
- 1H足:上昇トレンド。
- 15M足:レンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)1H足サポート140.173又は1H足20MA付近まで下落→ダウ転換上昇→目標4H足レジスタンス140.568
(B)4H足レジスタンス140.568をダウ上昇→目標ラウンド141.000
②ショート
(C) 1H足ボリンジャーバンド+1σをダウ下落→目標1H足サポート140.173又は1H足20MA
【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
トレード1
1H足ボリンジャーバンド+1σをダウ下落→(C)ショート
ショート:140.433
T/P:140.173
獲得pips:+26.0
5月通算:12勝7敗、勝率63.2%、平均RR 1.96、獲得Pips +238.0
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