2023年6月7日(水)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)6/6の欧米マーケット影響
注目経済指標や要人発言がないなか、欧米マーケットは米国債利回りとドル円が連動。また、ウクライナ情勢が緊迫しており地政学リスクオフが高まりつつある。リスクオフドル買い・円買い交錯でドル円乱高下。

(2)経済指標
・米国貿易収支

(3)要人発言
・政府日銀要人の円安牽制
・FEDウォッチャーであるWSJ紙のニック・ティミラオス氏(Twitter):ブラックアウト期間のため、いつもの様に発言や記事に要注意。

(4)その他
・ウクライナ情勢緊迫化(地政学リスクオフ)

6/7も注目材料ないことから前日のように欧米マーケットでは米国債利回りとドル円連動するか注目したい。また、引き続きウクライナ情勢悪化に警戒したい。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

21:03~要人発言
米国イエレン財務長官
「堅調な労働市場を維持しながらインフレ抑制の道は見えている 」

イエレン氏、インフレは低下の軌道にある-労働市場が強さ維持でも(Bloomberg

【考察】ハト派発言だがドル円上昇継続

21:30 経済指標
米国貿易収支4月度
貿易収支はGDPの構成要素。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前回-642億ドル(改定-606)、予想-750億ドル、結果-746億ドル(○)

米貿易赤字、4月は746億ドルと半年ぶり高水準-輸入が増加(Bloomberg

23:00 経済指標
カナダ中銀政策金利6月度
前回4.50%、予想4.50%、結果4.75%(◎)

カナダ中銀が予想外の利上げ再開、政策金利4.75%に-景気過熱に対応(Bloomberg

【考察】カナダ中央銀行(BOC)のサプライズ利上げが来週6月度FOMC利上げ期待に波及し、ドル円急騰。

<まとめ>
東京マーケット:
日経平均株価急落リスクオフでドル円下落。

欧米マーケット:
BOCのサプライズ利上げが来週6月度FOMC利上げ期待に波及しドル円急騰。

7月米利上げ観測、スワップ市場が完全に織り込む-米国債利回り上昇(Bloomberg

(Trading View)

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

米国債イールドカーブ

6/7(水)は6/6(火)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇)、逆イールド縮小のドル買い材料。

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
6月度:据え置き69.0%。25bps引き上げ31.0%。

テクニカル分析

トレード

  • 月足:6月陰線形成中。
  • 週足:6/5週、陰線形成中。上昇トレンドの調整波。
  • 日足:6/6コマ足陽線。三角持ち合いで方向性なし。
  • 4H足:レンジ。20MA付近。
  • 1H足:レンジ。
  • 15M足:レンジ。

【シナリオ】

①ロング
(A)4H足三角持ち合い上限かつレジスタンス140.266をダウ上昇→目標日足レジスタンス140.614
(B) (C)後、4H足サポート139.205をダウ転換上昇→目標1H足サポート139.586かつ1H足20MA

②ショート
(C)1H足レジスタンス139.934付近まで上昇→1H足サポート139.586かつ1H足20MAをダウ下落→目標4H足サポート139.205
(D)4H足三角持ち合い下限かつサポート139.205をダウ下落→目標4H足サポート138.812

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
BOCサプライズ利上げが米国債利回り上昇に波及し、139.205をダウなし上昇→(B)ロング
ロング:139.372
T/P:139.587
獲得pips:+21.4
6月通算:3勝1敗、勝率75.0%、平均RR 2.11、獲得Pips +63.2

(Trading View)

コメント

タイトルとURLをコピーしました