2023年7月26日(水)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)7/25の欧米マーケット影響
欧州オープンからも乱高下継続。米国経済指標は総じて強く初動ドル円上昇したものの、即全戻し。明日のFOMC公表を控えた調整も交錯したためか、乱高下。

【米国市況】株続伸、決算期待からハイテク買い-円は一時140円86銭(Bloomberg

(2)経済指標
・米国新築住宅販売件数
・米国FOMC公表

(3)要人発言
・政府日銀の円安牽制発言
・米国パウエルFRB議長

(4)その他
・日銀金融政策決定会合までのリーク報道
・米国主要企業決算
・FOMCとECBは追加利上げへ、日銀は現状維持か-今週の政策決定(Bloomberg

本日の注目はFOMC公表とパウエルFRB議長会見。今回0.25%利上げがほぼ確実視。従って、声明や議長会見で年内の追加利上げ示唆あればドル円上昇、なければ下落か。

FOMCメンバー、タカ派とハト派の衝突深まる-金利見通し不透明に(Bloomberg

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(16:00~25:00)
NYマーケット(22:30~29:00)

23:00 経済指標
米国新築住宅販売件数
住宅市場は消費に大きな影響を与えることから景気の先行指標として中古住宅販売件数とともに重要。
件数:前回76.3万件(改定71.5)、予想72.0万件、結果69.7万件(×)
前月比:前回12.2%(改定6.6)、予想-5.2%、結果-2.5%(○)

米新築住宅販売、4カ月ぶりのマイナス-市場予想を下回る(Bloomberg

27:00 経済指標
米国FRB政策金利(過去の発表日; 6/157/279/2111/212/142/13/225/36/14, 7/26)
(Federal Open Market Committee)
前回5.00-5.25%、予想5.25-5.50%、結果5.25-5.50%(○)

FOMC、22年ぶり高水準に金利引き上げ-追加利上げの可能性残す(Bloomberg

27:00~ 要人発言
米国FOMC声明
FOMC声明:追加情報とその金融政策への含意を引き続き見極めへ(Bloomberg

【考察】総じてタカ派内容で初動ドル円下落から全戻し上昇。

27:32~ 要人発言
米国パウエルFRB議長
〔情報BOX〕パウエル米FRB議長の会見要旨(Reuters

【考察】会見前半は積極的な追加利上げ姿勢なくハト派発言でドル円急落。しかし、会見後半に掛けてタカ派発言もあり一時ドル円上昇。
今後の利上げもデータ次第、と明言されたため、まず9月FOMCまでインフレ指標発表で一喜一憂する展開が続く見込み。

29:11 米国主要企業決算
メタ・プラットフォームズ
売上高:予想311億ドル、結果320億ドル(◎)
EPS:予想2.84ドル、結果2.98ドル(◎)

<まとめ>
東京マーケット:
FOMC待ちで日経平均株価も動意薄くドル円小幅レンジ推移。

きょうの国内市況(7月26日):株式、債券、為替市場(Bloomberg

欧米マーケット:
FOMC控え、株先物・株価指数下落リスクオフでドル円下落。FOMC声明はタカ派内容で初動ドル円下落から全戻し上昇。
パウエル議長会見前半は積極的な追加利上げ姿勢なくハト派発言でドル円急落。しかし、会見後半に掛けてタカ派発言もありドル円上昇したが、9月FOMC利上げ観測後退しており上昇は一時的。

今後の利上げもデータ次第、と明言されたため、まず9月FOMCまでインフレ指標発表で一喜一憂する展開が続く見込み。

【欧州市況】株は反落、欧米の金融政策発表控えドイツ債は下落(Bloomberg
【米国市況】国債利回り低下、9月見送り観測で-ドル一時139円93銭(Bloomberg

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

米国債イールドカーブ

7/26(水)は7/25(火)に対しブル(短期金利低下、長期金利低下)、逆イールド拡大。ドル売り材料(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)

FOMCの利上げ幅見通し(CME FedWatch Tool
9月度:据え置き80.0%、25bps引き上げ20.0%、50bps引き上げ0.0%

テクニカル分析

トレード

  • 月足:7月陰線形成中。レンジ内の上昇トレンド。
  • 週足:7/24週、陰線形成中。
  • 日足:7/25陰線。20MAから下落中。
  • 4H足:レンジ。
  • 1H足:レンジ。
  • 15M足:レンジ。

【シナリオ】

①ロング
(A) 4H足サポート139.958付近まで下落→ダウ転換上昇→目標1H足レジスタンス140.465

②ショート
(B)1H足サポート140.910をダウ下落→目標1H足サポート140.465
(C) 1H足サポート140.465をダウ下落→目標4H足サポート139.958

【前提】
目標:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。しかし、目標到達付近で反発して15M足ダウ転換生じれば早めにT/Pする。
経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。

トレード1
(B)ショート:140.651
T/P:140.464
獲得pips:+18.7

トレード2
(C)ショート:140.352
S/L:140.544
獲得pips:-19.2

7月通算:6勝9敗、勝率40.0%、平均RR 2.76、獲得Pips +52.9

(Trading View)

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