2022年、2024年:政府・日銀為替介入実施日のドル円動きまとめ

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2022年
9/22(木) 17:00~、約5.4円暴落。
日足始値144.05
日銀会合緩和継続発表後、アルゴ由来の乱高下が収まると上昇。
円買い介入懸念報道や神田財務官の円安牽制発言あるも上昇継続し、黒田日銀総裁ハト派発言で一気に日足高値145.90到達。

欧州オープン後、政府・日銀為替介入実施。
直前145.77から初動140.68へ暴落し、鈴木財務相と神田財務官の為替介入実施発言を受けて日足安値140.35へ約5.4円暴落しました。

NYマーケットでやや持ち直して引け。
日足終値142.39

10/21(金) 23:36~、約5.4円暴落。
日足始値150.16
黒田日銀総裁の金融緩和継続ハト派発言を受け、日足高値151.95円へと1990年7月以来32年ぶりの高値を更新。

一気に152円台突破が意識されたタイミングで、米国WSJのFEDウォッチャーであるニック記者ハト派記事を受け上昇ストップ。

NYマーケットオープン後、政府・日銀為替介入実施(後日確定)。
直前151.55から日足安値146.20円へ、約5.4円暴落しました。
NYマーケットでやや持ち直して引け。
日足終値147.64。

10/24(月) 8:37~、約4.0円暴落。
日足始値147.64
前営業日10/21(金)政府・日銀為替介入(後日確定)にも関わらず、東京マーケットオープン前からドル円急上昇。

相次ぐ円安牽制発言あるも効果なく日足高値149.71へ上昇。この動きで危機感を得たためか為替介入実施(後日確定)。
直前149.54から、初動で日足安値145.53へ約4.0円暴落。

しかし、日本貿易赤字増加や日米金融政策差のファンダメンタルズは変わらないと判断された為か、仲値後には149.02へ押し目買い強く急反発。9/22や10/21為替介入に比べて効果薄。

NYオープン前に一瞬約1円下落(投機筋の利確と推測)があり、米国PMIが総じて弱く下落発生。その後、NYマーケットは介入警戒感や米国経済悪化懸念から揉み合いで引け。
日足終値149.02

2024年
4/29(月) 13:05~、約5.1円暴落。
日足始値158.35
日本祝日(昭和の日)の閑散相場を投機筋などが狙ったと推測される急騰発生し、日足高値160.23(1990年4月以来34年ぶり高値)へ到達。

一旦揉みあった後、政府日銀為替介入発生(後日確定)。
直前159.60から初動で日通し安値155.05へ暴落。更に欧州マーケット序盤に日足安値154.53へ約5.1円暴落しました。

欧州・NYマーケットは介入警戒と押し目買い参入交錯から揉み合いで引け。
日足終値156.36

5/1(水) 29:09~、約4.6円暴落。
日足始値157.81
欧州オープン直後に日足高値157.99到達。
FOMC公表のQT減速・パウエルFRB議長ハト派会見によるドル円下落から持ち直してNYマーケットクローズ。

直後の閑散相場を狙った政府・日銀為替介入発生(後日確定)。
直前157.59から4/29政府・日銀為替介入の日足安値154.54を下抜けて、日足安値153.00へ約4.6円暴落しました。
日足終値154.44

政府・日銀の為替介入、過去最大の9.8兆円-29日までの1カ月間(Bloomberg

7/11(木) 21:42~、約3.3円暴落(米国消費者物価指数発表直後からは約4.1円暴落)
日足始値161.62
米国消費者物価指数はサプライズの弱い数値。初動からドル円急落。
9月FRB利下げがほぼ確定したことで、歴史的水準まで積み上がった投機筋円売りポジションの巻き戻し、又は好機と見た政府・日銀為替介入*のためか、160.77(21:42)からドル円急落加速して日足安値154.43を付けました。

米国消費者物価指数後からの暴落幅=161.57-157.43=4.14
為替介入観測後からの暴落幅=160.77-157.43=3.34

*7/12発表の日銀当座預金見通しから、為替介入実施はほぼ確定。
日本は約3.5兆円の為替介入実施した可能性、日銀当座預金見通し示唆(Bloomberg

7/12(金) 計2回の為替介入観測*
日足始値158.87

8:28~、約1.6円小幅暴落
東京オープン前、神田財務官の円安牽制発言が伝わると、159.38から日通し安値157.75へ急落から乱高下。
暴落幅=159.38-157.75=1.63。

22:08~、約1.3円小幅暴落
米国生産者物価指数プライズ(強)を受けて初動159.16へ上昇(変動幅=159.16-158.59=0.57)するも4H足ダウ安値159.10に抑えられると、158.65(22:08)から急落発生し日足安値157.36付け。

米国生産者物価指数後からの暴落幅=159.16-157.36=1.80
為替介入観測後からの暴落幅=158.65-157.36=1.29

*7/16発表の日銀当座預金見通しから、7/12為替介入実施はほぼ確定。但し、計2回なのか米国生産者物価指数発表後の1回のみかは不明。
政府・日銀、12日に2.1兆円の円買い介入実施した可能性-2日連続(Bloomberg

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