2023年12月28日(木)ドル円初心者戦略と結果

ドル円戦略

ファンダメンタルズ分析

本日のシナリオ

<注目材料>
(1)12/27の欧米マーケット影響
米国リッチモンド連銀製造業指数のサプライズの弱い数値、原油先物価格急落、米国5年債入札好調によって、FRB利下げ期待高進から米国債利回り急落。更に年末・月末のドルポジション調整も加わったと見られ、日足安値141.55を付けました。
日足終値141.83。

(2)経済指標
・米国新規失業保険申請件数、失業保険継続申請件数
・米国中古住宅販売成約指数
・米国7年債入札

(3)要人発言

(4)その他
・TOM効果:株式投資の月末安・月初高アノマリー。期間は営業日ベースでの月末3日間程度、月初3日間程度。月末の損益確定、毎月一定額を積み立てる投資信託などの購入が月末・月初に集中する傾向があります。「株買い→円売り材料」、「株売り→円買い材料」になり得る。
・サンタクロースラリー:年末5営業日と新年2営業日に米国株高となりやすいアノマリー。
・月末ロンドンフィックス
【債券週間展望】長期金利は上昇か、日銀総裁講演とオペ減額を警戒(Bloomberg
【日本株週間展望】高値圏を維持、新NISA期待が支え-円高は重し(Bloomberg

前日のFRB利下げ期待高進の影響を引き継いで本日はドル円下落しやすいと推測。米国経済指標(特に米国新規失業保険申請件数、失業保険継続申請件数)でサプライズの強い数値が出れば巻き戻しの上昇が生じやすいですが、上昇は一時的で戻り売りに押されやすいと推測します。

マーケットの動き

経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

東京マーケット前

東京マーケット(9:00~15:00)

欧州マーケット(17:00~26:00)
NYマーケット(23:30~30:00)

22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回20.5万件(改定)、予想21.0万件、結果21.8万件(×)

米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回186.5万件(改定)、予想187.5万件、結果187.5万件(○)

24:00 経済指標
米国中古住宅販売成約指数
売買契約が結ばれているものの、最終引渡しが行われていない物件の指数。引き渡しが済んだ中古住宅販売件数の先行指標として注目される。
前月比:前回-1.5%(改定-1.2)、予想1.0%、結果0.0%(△)
前年比:前回-6.6%(改定-)、予想-%、結果-5.1%(◎)

25:00 月末ロンフィク

【考察】日足安値140.25を付けた直後、年末・月末ロンフィクに掛けて141.27へ急騰。

27:00 経済指標
米国7年債入札(Upcoming Auctions
「最高落札利回り低い、応札倍率高い、テールが短い→入札好調→国債価格上昇→利回り低下→ドル売り材料」
「最高落札利回り高い、応札倍率低い、テールが長い→入札不調→国債価格低下→利回り上昇→ドル買い材料」「国債入札→市場へ国債供給イベント→国債価格下落→利回り上昇」にもなりやすいことから、「入札前から織り込み→利回り上昇→ドル買い」や「入札通過→Sell the factドル売り」が生じることもあります。

最高落札利回り:前回4.399%、結果3.859%(◎)
応札倍率:前回2.44倍、結果2.50倍(◎)
外国中銀など間接入札者の落札比率:結果63.7%(×)。3月入札以降で最低
テール(Bid利回りと落札利回りの差):+2.2bps(×)。2022年11月以来最大。
国債発行日前取引(WI): 3.837%

【考察】テールの長さが材料視され入札不調でドル円上昇。

<まとめ>
東京マーケット:
日足始値・日足高値141.83。
前日NYマーケットからFRB利下げ期待のドル円急落の流れを引き継いで東京安値141.10へ下落。

きょうの国内市況(12月28日):株式、債券、為替市場(Bloomberg

欧米マーケット:
FRB利下げ期待の影響継続し、欧州オープン前には切り番141.00を割り込んで140.71へ到達。
米国経済指標は強弱交錯。
日足安値140.25を付けた直後、年末・月末ロンフィクに掛けて141.43へ急騰。材料ないことからポジション調整と推測。突発的な動きでショート勢の損切が巻き込まれた様子。更に米国7年債入札不調で141.59へ上昇。
日足終値141.41。

【米国市況】S&P500種続伸、過去最高値に迫る-ドル一時140円25銭(Bloomberg

ファンダメンタルズ材料とドル円の関係

(Trading View)

米国債イールドカーブ

12/28(木)は12/27(水)に対しベア(短期金利上昇、長期金利上昇)、逆イールド拡大。ドル買い・売り材料交錯(U.S. DEPARTMENT OF THE TREASURY)

FRB政策金利:525~550bps
FOMC見通し(CME FedWatch Tool
次回公表(2024年1月31日):25bps引き下げ16.5%、据え置き83.5%
初回利下げ観測:2024年3月20日公表、25bp引き下げ74.1%
24年利下げ観測:25bps×6回=150bps → 政策金利375~400bps見込み

2023年12月13日FOMC政策金利見通し(Projection Materials)と12/28織り込み
24年:4.6%(米国1年債利回り4.81%)
25年:3.6%(米国2年債利回り4.28%)
26年:2.9%(米国3年債利回り4.03%)
Longer run: 2.5%(米国10年債利回り3.85%)
24年利下げ見通し:25bps×3回=75bps →政策金利450~475bps相当

(現状の相関関係は、25bpsでドル円約3円変動)

テクニカル分析

トレード

  • 月足:12月陰線形成中。押し安値下抜けから20MAへの調整波発生中。
  • 週足:12/25週、陰線形成中。
  • 日足:12/27陰線。下降トレンド。BBスクイーズ。週足押し安値付近でダブルボトム右肩形成の可能性ある位置。
  • 4H足:レンジ。BBスクイーズ。
  • 1H足:下降トレンド。BBエクスパンション。
  • 15M足:レンジ。BBスクイーズ。

【シナリオ】

①ロング
(A)切り番141.000付近へ下落→ダウ転換上昇→目標4H足レジスタンス141.408

②ショート
(B)1H足サポート141.747をダウ下落→目標4H足サポート141.408
(C)4H足サポート141.408をダウ下落→目標切り番141.000

12月通算:13勝5敗、勝率72.2%、獲得Pips +256.4

(Trading View)

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