ファンダメンタルズ分析
本日のシナリオ
注目材料
1. 経済指標・要人発言
本日の注目材料なし。8/18は米国経済指標が総じて良好であったことと、米国金融当局者からタカ派発言が相次いだことでドル円上昇しました。本日もドル円上昇を継続しやすいと考えます。一方で、週末を控えてロング勢の決済によるドル円急落がNYマーケットで生じる可能性にも注意したい。
マーケットの動き
経済指標評価
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)
東京マーケット前
8:30 経済指標(Bloomberg)
日本消費者物価指数7月度
前年比:前回2.4%、予想2.6%、結果2.6%(○)
コア前年比:前回2.2%、予想2.4%、結果2.4%(○)
東京マーケット(9:00~15:00)
9:55 休日前実質五十日
欧州マーケット(16:00~25:00)
22:12 要人発言(Bloomberg)
米国バーキン・リッチモンド連銀総裁(2022年FOMC投票権なし)
「インフレ目標2%に下げるために必要なことをする」
「インフレ目標2%への過程で景気後退のリスクある」
「バランスシート縮小につれて利回り上昇を期待」
「最近の経済指標は強い」
「7月のインフレ指標は良好。インフレが継続的に低下する兆候あり」
【考察】タカ派発言
NYマーケット(22:30~29:00)
28:30 経済指標
IMM通貨先物
円ショート拡大(ポジション推移)
ファンダメンタルズ材料とドル円の関係
通貨強弱
NYマーケットクローズ時点の通貨強弱
- USD(基軸通貨):前日の米国経済指標が総じて良好であったことと米国金融当局者からタカ派発言が相次ぎ、本日も米国金融当局者のタカ派発言で買い。
- CHF(リスクオフ通貨):
- CAD(資源国リスクオン通貨):
- EUR(リスクオン通貨):
- AUD(資源国リスクオン通貨):
- JPY(リスクオフ通貨):
- GBP(リスクオン通貨):英国リセッション懸念増大で売り。
- NZD(資源国リスクオン通貨):
米国債イールドカーブ
8/19(金)は8/18(木)に対してベア(短期金利上昇、長期金利上昇、長短金利差縮小)。2年と10年利回りの逆イールド継続。
*債券ベア:「安全資産債券売り→債券利回り上昇」、「安全資産債券売り→リスク資産買い(株式等)」、景気良好
・ドルインデックス:日足大陽線。下降チャネルかつ20MA上抜けており引き続き上昇優位で108.645到達の可能性あり。
・米国債2年利回り:日足上ヒゲピンバー陽線。直近のレンジ抜けまで方向性なし。
・米国債10年利回り:日足大陽線。直近高値3.026%までは上昇継続の可能性あり。
テクニカル分析
ドル円チャート
- 月足:ボリンジャーバンド+2σをバンドウォーク終了し、+2σ~+1σ間を推移。
- 週足:ボリンジャーバンド+1σ~20MA間推移でレンジ。
- 日足:8/18大陽線でラウンドナンバー136.000手前まで上昇。
- 4H足:上昇ダウ形成。
- 1H足:上昇トレンド。
- 15M足:ボリンジャーバンドスクイーズでレンジ。
【シナリオ】
①ロング
(A)日足レジスタンス136.010上抜け→レジサポ→目標日足レジスタンス136.573。
②ショート
(B)1H・4H足サポート135.453下抜け→レジサポ→目標1H・4H足サポート134.801。
【考察】前提:リスクリワード2.0以上、値幅20pips以上。経済指標、要人発言や報道で大きく動いた際はレジサポなくともエントリー。
トレード1
10:00 136.010上抜け→レジサポ→(A)ロング
10:30 S/L 136.170到達→(A)ロング失敗
ロング:136.300
目標利益:(136.573-136.300)×100=27.3 pips
S/L :136.300-0.13=136.170
RR: 27.3/13=2.10
結果:-13.0 pips
反省:前回失敗同様、S/L位置から逆算したEN位置が悪かったと推測。ENローソク足のヒゲ先に対して10pips以上の余裕を持ってS/Lを置くべきだったよう。
トレード2
14:00 136.010上抜け→レジサポ→再(A)ロング
16:15 T/P 136.573到達→(A)ロング成立
ロング:136.290
目標利益:(136.573-136.290)×100=28.3 pips
S/L :136.290-0.14=136.150
RR: 28.3/14=2.02
結果:+28.3 pips
8月通算:9勝8敗1分、勝率52.9%
8月獲得pips:+162.1
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