2022年12月5日(月)~12月11日(日)ドル円注目材料まとめ(12/9更新)

ドル(USD)

経済指標
(前回かつ予想より良い:◎、予想以上:〇、予想より悪い:△、前回かつ予想より悪い:×)

2022/12/5(月)

23:45 経済指標
米国PMI確報値11月度:基準50。景気先行性高いため注目度高い。更に速報値は確報値より注目度高い。
サービス業:前回46.1、予想46.1、結果46.2(◎)
総合:前回46.3、予想46.3、結果46.4(◎)

24:00 経済指標
米国製造業新規受注10月度
前月比:前回0.3%、予想0.6%、結果1.0%(◎)

24:00 経済指標
米国耐久財受注確報値10月度
前月比:前回1.0%(改定)、予想1.0%、結果1.1%(◎)
コア前月比:前回0.5%、予想0.5%、結果0.5%(○)

24:00 経済指標
米国ISM非製造業景気指数11月度(過去の発表日; 8/3, 9/6, 10/5, 11/3)(Bloomberg
景気の先行指標として注目度大。
基準50、前回54.4、予想53.3、結果56.5(◎)

2022/12/6(火)

22:30 経済指標
米国貿易収支10月度:貿易収支はGDPの構成要素。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」
前回-733億ドル(改定-741)、予想-770億ドル、結果-782億ドル(×)

2022/12/7(水)

21:00 経済指標
米国MBA住宅ローン申請指数:住宅販売数件数や住宅着工件数の先行指標
前週比:前回-0.8%、結果-1.9%(×)

【考察】注目度は低いものの、材料が薄い中での弱い数値だったことでドル円下落。

22:30 経済指標
米国非農業部門労働生産性指数確報値第3四半期
農業部門を除いたモノとサービスを生産する労働者の生産性を把握する指標。
前期比:前回0.3%、予想0.3%、結果0.8%(◎)

米国単位労働コスト確報値第3四半期
前期比:前回3.5%(改定)、予想3.5%、結果2.4%(×)

24:30 経済指標
米国週間石油在庫統計
「在庫増→需要低迷・供給過多→原油・ガソリン売り材料→ドル売り材料」、「在庫減→需要増・供給不足→原油・ガソリン買い材料→ドル買い材料」
原油在庫:前回-1258.1万バレル、予想-383.0万バレル、結果-518.6万バレル(×)
ガソリン在庫:前回277.0万バレル、予想160.0万バレル、結果531.9万バレル(◎)

【考察】原油先物価格下落→インフレ観測後退。しかし、ドル円上下に変動のみ。

24:13 要人発言
ロシア・プーチン大統領(Reuters
「世界で核戦争のリスクが上昇しつつある」

【考察】地政学リスクオフドル買い円買いでドル円上下に変動。徐々にリスクオフ円買いが優勢になりドル円下落。再度、ウクライナ情勢に関する要人発言や報道に注意。

29:00 経済指標
米国消費者信頼残高10月度
前回249.76億ドル(改定258.16)、予想265.00億ドル、結果270.78億ドル(◎)

2022/12/8(木)

22:30 経済指標
米国新規失業保険申請件数(Bloomberg
失業者が初めて申請した失業保険給付の申請件数を示す指標。失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されます。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回22.5万件(改定22.6)、予想23.0万件、結果23.0万件(○)

米国失業保険継続申請件数
新規申請後に失業保険の申請を継続している人数を示す指標。
「予想より高い数値→ドル売り材料」、「予想より低い数値→ドル買い材料」
前回160.8万件(改定160.9)、予想160.0万件、結果167.1万件(×)

2022/12/9(金)

22:30 経済指標
米国生産者物価指数(PPI)10月度(過去の発表日; 8/11, 9/14, 10/12, 11/15
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を把握する指標。FRBが金融政策を決定する上でインフレ変動を把握する重要指標。コア指数が特に重要。PPIは米国消費者物価指数(CPI)の川上に相当する指標でCPIより注目度は低い。「予想より高い数値→ドル買い材料」、「予想より低い数値→ドル売り材料」

前月比:前回0.2%(改定0.3)、予想0.2%、結果0.3%(○)
前年比:前回8.0%(改定8.1)、予想7.1%、結果7.4%(○)
コア前月比:前回0.0%(改定0.1)、予想0.2%、結果0.4%(◎)
コア前年比:前回6.7%(改定6.8)、予想5.8%、結果6.2%(○)

【考察】
発表前:15M足下降ダウ形成。
発表後:総じて強い数値。FRB利上げ後押しでドル円急騰。

22:32 要人発言
ロシア・プーチン大統領(Reuters
「(原油価格上限設定の対応で)ロシア国内の原油減産検討」
「原油価格を提唱した国に石油を販売しない」

【考察】原油先物価格上昇→インフレ懸念のドル買い円売り材料でドル円上昇継続。

24:00 経済指標
米国卸売在庫確報値10月度(Reuters
前月比:前回0.8%(改定)、予想0.8%、結果0.5%(×)
取引前月比:前回0.4%(改定0.1)、予想0.2%、結果0.4%(○)

24:00 経済指標
米国ミシガン大学消費者信頼感指数速報値12月度(Bloomberg
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高い。米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる。
前回56.8、予想56.8、結果59.1(◎)

米国ミシガン大学インフレ予測12月度
1年先:前回4.9%、予想4.9%、結果4.6%(×)
5年先:前回3.0%、予想3.0%、結果3.0%(○)

【考察】総じて強い数値でドル円上昇。

2022/12/10(土)

2022/12/11(日)

円(JPY)

2022/12/5(月)

9:55 五十日仲値
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

2022/12/6(火)

9:40 要人発言
黒田日銀総裁(Bloomberg
「賃金上昇による安定的なインフレを目指している」
「現時点、金融政策の効果が副作用を上回る」
「物価目標の実現にはなお時間を要する」
「金融政策の枠組みについて具体的に論じるのは時期尚早」
「物価見通しを達成しなければ緩和を継続する」
「物価目標を達成すれば金融緩和の出口を議論」

【考察】金融緩和継続のハト派発言でドル円上昇

2022/12/7(水)

10:31 要人発言(日本銀行)(Bloomberg
中村日銀審議委員
「金融緩和を粘り強く続ける必要がある」
「物価上昇は賃金上昇を伴なっていない」
「日本の消費者インフレは、エネルギーと食料価格上昇が低下で、来年は減速する可能性」

【考察】ハト派発言。しかし、インフレ低下観測による金融政策変更期待後退もあり、初動ドル円上昇なし。その後、他材料ないためかドル円上昇へ転換。

11:26 要人発言
中国国家衛生健康委員会(Bloomberg
「新型コロナウイルス対策を微調整」
「自宅隔離を容認、コロナ検査緩和」

【考察】中国景気回復期待→地政学リスクオフ後退円売りでドル円上昇

14:56 要人発言(日本銀行)(Bloomberg
中村日銀審議委員
「金融政策変更は時期尚早」

【考察】ハト派発言。午前中の発言と同じであるものの、他に材料ないためかドル円上昇。

24:13 要人発言
ロシア・プーチン大統領(Reuters
「世界で核戦争のリスクが上昇しつつある」

【考察】地政学リスクオフドル買い円買いでドル円上下に変動。徐々にリスクオフ円買いが優勢になりドル円下落。再度、ウクライナ情勢に関する要人発言や報道に注意。

2022/12/8(木)

8:50 経済指標
日本国際収支10月度(日本経済新聞
経常収支:前回9093億円(改定)、予想6252億円、結果-641億円(×)
経常収支(季調済):前回6707億円(改定)、予想3241億円、結果-6094億円(×)
貿易収支:前回-17597億円、予想-18200億円、結果-18754億円(×)

【考察】日本の経済力大幅低下の円売りでドル円上昇

8:50 経済指標
日本GDP2次速報値 第3四半期(政府統計)(日本経済新聞
前期比:前回果-0.3%(改定)、予想-0.3%、結果-0.2%(◎)
前期比年率:前回-1.2%(改定)、予想-1.0%、結果-0.8%(◎)
GDPデフレータ前年比:前回-0.5%(改定)、予想-0.5%、結果-0.7%(×)

2022/12/9(金)

9:55 週末実質五十日仲値(12/10休日のため)
仲値に向けて実需勢のドル買い円売り、仲値通過後にドル売り円買いの傾向多いものの、逆の動きになることもあり。

22:32 要人発言
ロシア・プーチン大統領(Reuters
「(原油価格上限設定の対応で)ロシア国内の原油減産検討」
「原油価格を提唱した国に石油を販売しない」

【考察】原油先物価格上昇→インフレ懸念のドル買い円売り材料でドル円上昇継続。

29:30 経済指標
IMM通貨先物
円ショート縮小(ポジション推移

【考察】円買い材料

2022/12/10(土)

2022/12/11(日)

コメント

タイトルとURLをコピーしました